性別に関わらず、アラサー世代に突入すると「なんだかうまく行かない」と感じることが多くなりがち。実はそれ、星座が変わってるからかも? 占い師、風水師、占星術家として活躍中のLove Me Doが斬新な占い本『30歳で星座が変わる! アラサー星占い』を上梓した。
占星術の見方のひとつ「プログレス」に注目して書かれた本。人は30年で生まれついた自分の星座からひとつ前に進むという考えで、それを下敷きに、30歳までの自分、30歳からの自分、さらに先についてのアドバイスをまとめている。
「29から30歳になる時って感じることがいろいろあると思うんですけど、占星術の世界だとサタンリターンというのがあって、28、29歳の時に苦しい方向に進んだほうが運気が高まる、またはそういうものが自然にやってくるのでそこから逃げ出さないことが人生を豊かにするというのがあるんです。この本は、それを乗り越えるのに役に立ったらなと思って書きました」
双子座の人は、生まれる前は牡牛座、30歳以降は蟹座。自分の星座の前後まで読むことで生きていくヒントがありそう。
成功している人はよく自己分析をしているといい、「その内容を見てみると占星術の内容。先に占いがあってそれが今は心理学とか科学的になっている」と考える。この本がその自己分析にも役立つという。
「30歳で次の星座に移る。きっと次の星座の性格も読んでいただけると思うんです。自分ではない他の星座の特徴も知っていただけると、こういう人たちもいるんだ、こういう考え方もあるんだって知ることができて生きやすくなると思うんです。それに、牡羊座の人が魚座の性格で生きたら楽なのにと感じて、そこを演じられるようになったら人間の幅が広がるんじゃないかとも思います」
本には30歳以降の生き方のアドバイスが書かれている。「いま30代の方は42歳のときに人生の大逆転があるので、そこに向けてもう過ぎちゃった人は60歳に向けて何かをやっていってほしいですね」