東電の復旧日時の読みの甘さに「何を根拠に発表したのか?」
元総合格闘家でRIZINで解説を務める髙田延彦と弁護士で元衆議院議員の横粂勝仁氏が9月23日、インターネット配信番組「髙田横粂の世相談義」で9月11日に行われた内閣改造をぶった切った。
同番組はスポーツ、社会、政治などジャンルを問わず「今現在、髙田延彦が気になっている時事ネタ」を徹底討論しているのだが、この日は台風15号と内閣改造が話題に上がった。
台風15号ではいまだに千葉で停電や断水の被害が収まっていない。
髙田は東京電力の復旧の発表の日時が延び延びになったことについて「何を根拠にその発表をしたのか。ここがボタンの掛け違い。9日から換算すると、もう2週間以上こういう状態が続いている」などと東電の初動の見通しの甘さを指摘。そして実際には援助や復興が遅れているのにも関わらず「迅速に対応してきたと言い張る政府と住民の温度差があまりにもありすぎる」などと話した。
東日本大震災時に国会議員だった横粂氏は「大震災は記憶に残るが、台風は毎年来るからか局地的だからか認識が甘い。避難訓練も地震前提の火災からの避難訓練はあるが、集中豪雨などはどれくらい準備ができているのか…」などと自戒の念も込めて話した。