SearchSearch

ONE初参戦の吉成名高「どの展開でも上回れるように練習をしてきた」と自信の一方「試合中に音楽が流れない」と意外な不安も【ONE172】

2025.03.19 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメディアデー(囲み取材)が3月19日、都内で行われた。

 ONE初参戦となるラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)が「どの展開でも上回れるように練習をしてきた」と勝利への自信を見せる一方で意外な不安点も明かした。吉成はアトム級(−52.2kg契約)ムエタイルールでラック・エラワン(タイ/Erawan)と対戦する。

 ラックについては「強い選手だと思う。ONEでの戦績では向こうが上。このリングでの戦いには慣れているのかと思う。ただムエタイの実績では自分が上。ラック選手がパンチで来ようが、技術で勝負してこようが、どの展開でも上回れるように練習をしてきたので大丈夫かなと思っている」と評し、勝利への自信を見せた。

 ONEのムエタイはオープンフィンガーグローブを使用するなど通常のムエタイとはやや異なるのだが「ディフェンスとかオフェンスで多少の違いは感じるが、一番の違いは試合中に流れる音楽がないこと。あれが結構、僕からしたら大きい影響があるなと思う。前回の試合でリズムが取りにくいと思った。そこが割と気にしているところ。曲があったほうが乗る」と意外なポイントを指摘。

KANAのペッディージャーへの挑戦が正式発表。KANA勝利のポイントは距離と3分5Rの戦い方【ONE】

2025.02.12 Vol.Web Original
 ONE Championshipが2月12日、約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カードを発表した。
 
「ONE Friday Fights 95」(1月31日、タイ・バンコク/ルンピニー ・スタジアム)でモア・カールソンを破りONE初勝利を挙げた元K-1 WORLD GP女子フライ級王者のKANA(フリー)がONEアトム級キックボクシング世界タイトルマッチで、世界王者ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ/Team Mehdi Zatout)と対戦することが正式に決まった。このタイトル戦については1月31日に都内で行われた会見でチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が「この日の試合でKANAが勝てばONEアトム級キックボクシング世界王者ペッディージャーとのタイトルマッチを追加する」と発表していた。
 
 KANAはこの日、「U-NEXT 格闘技」公式YouTubeチャンネルでライブ配信された「格闘BuZZ NEWS」に出演。ペッディージャーについて「ボクシングもキックボクシングもできるオールラウンダーで穴が少ない選手だと思う。パンチの技術はめちゃくちゃ高いし、距離感もめちゃくちゃいい選手。その中でも穴はあるので、そこに集中して、しっかり勝つ。その先に倒せればいいかなと思っている」とその実力を高く評価しつつも「勝算あり」の姿勢。

KNOCK OUTの龍聖とラジャダムナン王者の吉成名高の厄年コンビが初参戦。ともに試合前に「厄払いに行く」【ONE】

2025.01.31 Vol.Web Original
 ONE Championshipが1月31日、都内で約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見を開催した。
 
 KNOCK OUTのISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王者・龍聖(Team KNOCK OUT)、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)の初参戦が発表された。
 
 龍聖は−59.9kg契約のキックボクシングルールでスリヤンレック(タイ)と対戦する。「ONEに出させてもらうことをうれしく思う。3月23日は埼玉でスリヤンレック選手と最高にエキサイティングな試合を約束します。(スリヤンレックは)日本でも試合をしていたり、ONEに出始めてからすごい活躍していて。昔のムエタイではない、今のONEムエタイを象徴するようなエキサイティングな印象。右のパンチは固いんだろうなという印象」などと語った。

吉成名高が初のオープンフィンガーグローブマッチで2つのダウンを奪って1RKO勝ち「来年は変化の年」【SB】

2024.12.27 Vol.Web Original
 WBCムエタイ ダイヤモンドスーパーフライ級王者、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)が「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(12月26日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)でシュートボクシング(SB)に初参戦。オープンフィンガーグローブ(OFG)でのムエタイルールでバックチョー・シックンナ(タイ)と対戦し、1RでKO勝ちを収めたた。
 
 この「GROUND ZERO」は“格闘技の祭典”として行われてきたビッグマッチで今回が約5年ぶりの開催。さまざまな団体から選手が参戦し、通常の公式戦では見られないルールの試合が行われた。
 
 吉成は今回が初めてのオープンフィンガーグローブでの試合だった。
 
 1R、サウスポーの吉成とオーソドックスのバックチョー。圧をかけて左インロー、右ローの吉成。そして左ストレート、左ミドルと追撃。バックチョーの右ハイは見切る。しかし吉成の左ストレートにバックチョーが今度は右ストレート、右ハイを合わせる。ギリギリでかわす吉成。圧をかける吉成に組みに行ったバックチョー。ブレイク後、吉成は圧をかけて左ストレート、左ミドル。そして左ハイ。これはガードのバックチョー。吉成は左ハイ。バックチョーの前蹴りをキャッチして左ボディーストレート。そしてなおも詰めると飛び込んでの右フックでダウンを奪う。立ち上がったバックチョーだったが、吉成はロープに詰める左の飛びヒザ一閃。バックチョーは2度目のダウン。そのまま立ち上がれず吉成のKO勝ちとなった。

吉成名高が初のOFGマッチにも「自分自身、どういう動きができるのかとワクワク。ヒジと崩しがやりやすい」と自信【SB】

2024.12.25 Vol.Web Original
 シュートボクシング(SB)のビッグイベント「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(12月26日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)の前日計量が12月25日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。
 
 今大会にはWBCムエタイ ダイヤモンドスーパーフライ級王者、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)が初参戦する。
 
「GROUND ZERO」は“格闘技の祭典”として行われてきたビッグマッチで今回が約5年ぶりの開催。さまざまな団体から選手が参戦し、通常の公式戦では見られないルールの試合が行われる。吉成はオープンフィンガーグローブ(OFG)でのムエタイルールでバックチョー・シックンナ(タイ)と対戦する。吉成は52.05kg、バックチョーは51.40kgで規定体重の52.16kgをクリアした。
 
 計量後の会見でバックチョーは「明日は楽しい試合になるよう全力で戦う」と語った。そして吉成については「タイではすごく有名な選手なので。会ってみてカッコいいなと思った。(オファーが来た時は)とても光栄に思った。強い選手なので試合ができることはうれしい」と笑顔を見せつつも「必ず勝って見せます。明日を楽しみにしていてほしい」と勝利への自信を見せた。
 
 吉成は「自分は今まで70戦近く戦ってきて、初めてのオープンフィンガーグローブでの試合ということで、自分自身、どういう動きができるのかとワクワクしているし、今後につなげていくためにも絶対に負けられない試合。明日は自分がどういう試合をできるかを皆さんも楽しみにしていてほしい」と初のOFGマッチにも特に緊張などはなし。

吉成名高が3階級制覇達成後の初戦で過去に8本のベルトを巻いたスペインの強豪を迎撃【RWS JAPAN】

2024.03.26 Vol.Web Original

 ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第2回日本大会「RWS JAPAN」が4月14日に千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催される。

 前回大会で日本人初のラジャダムナンスタジアム3階級制覇を成し遂げた名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が連続参戦し、セミファイナルでケビン・マルティネス(スペイン/T-DED99)と対戦する。マルティネスはスペインで6度、ヨーロッパで2度チャンピオンになった実績があり、現在はタイに在住しRWSを主戦場としている。戦績は76戦52勝24敗。

 名高は「2月のRWS旗揚げの大会で、自分がメインイベントに出場して、自分の夢だった3階級制覇を成し遂げることができました。そして、今回は3階級制覇を成し遂げてからの初戦ということで、必ず勝たなければいけない試合だと思っています」と気合十分。

 対戦するマルティネスについては「タイで住み込みで練習をしていて、本当に強い外国人選手。試合映像を全部見たんですけど、振り回すパンチを打っていて、とにかく頑丈な印象。3日前もRWSで試合をして、その試合ではKOで勝っていました」と警戒しつつも「身体の大きさは自分のほうが小さいので、自分のスピードと、僕にしか見せられない技のタイミングがあるので、そこを使って最後のフィニッシュに繋げたい。自分はムエタの象徴だと思っているので、必ず自分が勝って会場を盛り上げます」と意気込みを語った。

 2月の試合後に「しばらく休みたい」とした名高だったが、4月に試合が決定したことについては「去年の7月くらいから6カ月間ずっと連戦をして、今年の2月に自分の目標であったラジャダムナン3階級制覇すると同時にこの連戦が最後だったというのもあって、気持ち的にほっとしたのですが、いざ実際に休んでみるとすぐ練習したくなっちゃって(笑)。今は、いつも通り、試合が決まっている期間と同じくハードな練習ができているので、2カ月ぐらい空いて、本当に一番ちょうどいいのかなと思います。この期間で身体も休まったし、プラス練習に対するモチベーションも上げてこれているので、自分の中ではいい感覚だなと思います」と少し休んで練習再開できたことでコンディションは万全の様子。

 今後、どういった活躍を見せていきたいかと聞かれると「自分の階級付近の選手の誰にも負けちゃいけないと思いますし、もっと強さに磨きをかけて、もっと圧倒的な試合を見せて感動させられる試合をしたい。自分の中の目標としては、一つ大きな目標をクリアしたので、今はとにかく大きな舞台で華やかに試合をしてムエタイ全体を底上げして人気が出るように頑張りたいなという気持ちでいっぱいです。まずは次の試合は王者になって初戦なので、しっかり倒し切ってこそ自分の技術や強さの証明になると思うので、まずは試合に向けて準備します」とした。

 なお、対戦するマルティネスは主催者を通じて「5カ月前からバンコクに住んでいます。私はスペインで6度チャンピオン、ヨーロッパで2度チャンピオンになっています。名高と対戦するのは楽しみ。彼は素晴らしい選手です。私が前から彼のことを研究しています。ファンの皆さんに素晴らしいショーを見せられると確信しています」とコメントしている。

吉成名高が正規王者を圧倒。ダウンを奪ったうえでの判定勝ちで“真の”ラジャ3階級制覇を成し遂げる【RWS】

2024.02.13 Vol.Web Original

 ムエタイの聖地であるタイのラジャダムナンスタジアムで開催されている世界最高峰の立ち技格闘技イベント「RWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)」の日本大会である「Rajadamnern World Series 日本大会(RWS JAPAN)」が2月12日、東京・後楽園ホールで開催された。

 メインでは「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級(52.16kg)タイトルマッチ」が行われ、正規王者のプレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)と暫定王者の名高・エイワスポーツジム(吉成名高)(エイワスポーツジム)が対戦し、名高がジャッジ3者とも50-44をつける完勝で正規王者となった。

 名高は昨年12月にこの暫定王座を獲得し、外国人初のラジャダムナンスタジアムの3階級制覇を成し遂げたのだが、カード発表会見では「正規王座を獲得して初めて胸を張って3階級制覇を成し遂げたといえる」と正規王座獲得へ並々ならぬ決意を持っての試合だった。

武尊、海人が立て続けにムエタイの強豪に敗戦。最後の砦・名高が「日本人の強さを見せたい」【RWS JAPAN】

2024.02.11 Vol.Web Original

「Rajadamnern World Series 日本大会(RWS JAPAN)」(2月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月11日、都内で行われた。

 メインイベントで行われる「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトルマッチ」に出場する正規王者のプレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)は51.82kg、暫定王者の名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)は52.12kgでそれぞれ規定体重をクリアした。
 
 計量後に名高は「明日はRWSが日本に始めてくる記念すべき大会で、昔からずっと戦いたかったプレーオプラーオ選手と戦えてうれしく思っている。明日は最高の試合を見せて自分が絶対に3階級制覇を成し遂げる。格闘技は怖いとか野蛮というイメージがあると思うが、自分はムエタイには激しさはもちろん美しさがあると思っている。例えば相手に対するリスペクトとか、そういう気持ちを常に持って戦っている。技術はもちろん、ムエタイの文化を僕たちの試合を見て感じてほしい」などとこの試合に向けての思いを口にした。

ムエタイのビッグイベント「RWS」が2月12日に日本初上陸。ラジャダムナン3階級王者の吉成名高がタイトル戦

2024.01.09 Vol.Web Original

 ムエタイの聖地であるタイのラジャダムナンスタジアムで開催されている世界最高峰の立ち技格闘技イベント「RWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)」の日本大会が2月12日に東京・後楽園ホールで開催されることが1月9日に発表された。

 同イベントは通常は3分5Rで行われるところを3分3Rにし、判定もオープンスコアシステムを導入するなど伝統あるムエタイを現代版にアレンジ。日本からはこれまで吉成名高、三浦孝太、石井一成、城戸康裕らが出場している。これまではタイでの開催だったが、今回初めて海外での開催となる。

 この日、横浜市内で行われた会見にはRWSジャパンの佐々木洋平代表、GSVのサラン・ラッダーワン副社長、GSVのタイシ・アオシマ アシスタントマネジャー、そして吉成ら参戦が決まった7選手が登壇した。

 会見の冒頭、佐々木氏が「中川会長と吉成名高に出会い6年。一番近くで2人の戦いを見てきた。その中で本場タイのラジャダムナンスタジアムで生でRWSを見た時に“本場のムエタイってこんなにすごいんだ”と思い、これを日本の格闘技ファンに見てもらいたい、これが本当のムエタイなんだと知ってもらいたいと思った。RWSは普通のムエタイと違い3分3Rでオープンスコアなので、ファイターもよりアグレッシブに戦う。ムエタイはどっちが勝ったか分かりにくいところがある。倒す倒されないということはもちろんあるが、ムエタイは技の美しさもポイントに加算されることもあり、攻めたファイターが勝つというよりも、どちらがより技術が高かったり素晴らしかったり美しかったりというのが評価になるということを皆さんから教えていただき学んだ中で、RWSのよりアグレッシブに戦うこのファイトスタイルや大会の仕組みが日本にマッチするのではないかと思った。RIZINの榊原さんに“ムエタイは日本では流行らない”と言われたが、私はRWSが必ずや、ムエタイを日本の、世界のキックルールの真ん中に来るような大会になると思って、私はこの大会を皆さんと日本に持ってきたいと思った」などと今大会開催に至った経緯を説明した。

吉成名高が真の3階級制覇へ向け正規王者のプレーオプラーオとタイトル戦【RWS JAPAN】

2024.01.09 Vol.Web Original

 ムエタイにおいて外国人初のラジャダムナンスタジアムの3階級王者となった吉成名高(エイワスポーツジム)がRWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)の日本初上陸となる「RWS JAPAN」(2月12日、東京・後楽園ホール)で「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトルマッチ」に臨むこととなった。

 暫定王者の吉成は正規王者のプレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)と対戦する。

 吉成は「自分が12月にスーパーフライ級の暫定王者になったんですが、今回対戦するプレーオプラーオ選手は正規王者で実力も人気もある選手だと思っている。このプレーオプラーオ選手を越えて初めて胸を張って3階級制覇を成し遂げたといえると思っているので、このRWS初めての日本大会で自分が一番輝いて一番いい試合をして必ず王者になりたいと思っている」と正規王座獲得への意欲を見せた。

吉成名高がヒザ一発で戦慄の1RKO勝ち。ラジャダムナン2階級王者へ視界良好【KICKBOXING WORLD CUP】

2023.05.15 Vol.Web Original

「第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO」(5月14日、東京・大田区総合体育館)のメインイベントでラジャダムナン&ルンピニースタジアム認定ミニフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)がペットナコン・ソー・ペッタワン(タイ)に1RでKO勝ちを収めた。これで吉成は連勝記録を「22」に伸ばした。

 吉成は7月9日の「BOM」でラジャダムナンスタジアム認定フライ級タイトルマッチが決定しており、今回の試合はその前哨戦という位置づけ。「WORLD CUP 国際戦ムエタイ 7,9ラジャダムナンスタジアムフライ級タイトルマッチ前哨戦」として行われたのだが、タイトル戦に向け順調な滑り出しとなった。

Copyrighted Image