SearchSearch

上野勇希が遺恨深き佐々木大輔を制し、大混戦の「D王」Aブロックを突破。「納谷がでかかろうが、俺が負ける理由はない。優勝するのは俺」【DDT】

2022.11.19 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」が11月18日、東京・後楽園ホールで公式戦最終日を迎えた。大混戦となったAブロックは昨年準優勝のDDT UNIVERSAL王者の上野勇希が遺恨深き“カリスマ”佐々木大輔を制して、2年連続で優勝決定戦(12月4日、後楽園)への進出を果たし、Bブロックを勝ち上がった納谷幸男と対戦する。

 Aブロックは遠藤哲哉と佐々木が勝ち点5でトップタイ。上野、ジョーイ・ジャネラ、RSP(リッキー・シェイン・ペイジ)が4点で追い、5人が可能性を残して最終日に突入した。

 まずは、第3試合でジャネラとRSPが対戦。RSPがエプロンから場外めがけてデスバレードライバーを見舞ったが2人ともダメージが大きく両者リングアウトに。ともに勝ち点は上積みできず脱落が決まった。

 続いて、第4試合で遠藤が吉村直巳と激突したが、吉村が払腰で電撃フォールを奪って殊勲の星を挙げ、遠藤は勝ち点を伸ばせず。

遠藤哲哉が「D王」公式戦でRSPを破りAブロック単独トップに浮上。上野勇希は“同期生”吉村直巳にまたも敗れ足踏み【DDT】

2022.11.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月12日、3年3カ月ぶりのエディオンアリーナ大阪第2競技場大会を開催。DDTシングル最強決定リーグ戦「D王GRAND PRIX 2022」Aブロック公式戦で遠藤哲哉が今リーグ戦最重量(136キロ)のRSP(リッキー・シェイン・ペイジ)を破って、同ブロック単独首位に躍り出た。

 RSPの重量感あふれる攻撃に手を焼いた遠藤だが、RSPが狙ったチョークスラムをかわしてドラゴンスクリューを決めると、オーバーヘッドキック、ヘッドバット、トラースキックと怒涛の攻め。さらに重いRSPを抱え上げると旋回式トーチャーラックボムでぶん回し、バーニングスター・プレスを決めて3カウントを奪った。

 この勝利で、2勝1敗1分けで勝ち点を5に伸ばして、Aブロックトップに浮上した遠藤は「これで優勝決まったようなもんでしょ。リッキー、かわいい顔してえげつないことやる。ヘビー級との戦いは熟知してるつもり。機会があれば何度でも当たりたい相手。次は(11・18後楽園で)吉村直巳、シングルでは一昨年のリーグで戦って俺が勝ってるんで、彼がどれだけ成長したか。後楽園は俺が勝って、Aブロック通過。Bブロック誰が来ても、優勝します」と力強く語った。

“カリスマ”佐々木大輔がRSPに敗れ「D王」脱落危機。吉村直巳は開幕から2連敗で窮地に…【DDT】

2022.11.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月5日(昼の部)、横浜ラジアントホールで「D王 GRAND PRIX 2022」第3戦を開催。AブロックでエントリーしたダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔が同団体初参戦の“オハイオの悪魔”RSP(リッキー・シェイン・ペイジ)に敗れ、決勝進出争いから脱落する危機に瀕した。

 168センチ、80キロの佐々木に対して、RSPは193センチ、136キロで圧倒的な体格差がある。佐々木は序盤、場外戦でイス攻撃。リングに戻ると、低空ドロップキック、ドラゴンスクリューでRSPのヒザに集中砲火。その後も佐々木はダイビング・エルボードロップ、クロスフェース・ロック、トラースキックで攻め込むも、RSPがローリング・エルボー。さらにチョークスラムを狙うも、佐々木がウラカンラナで切り返すがカウントは2。RSPは走り込んでダイビング・ボディーアタック、GTF、そしてフロッグスプラッシュで圧殺。さすがの佐々木も、この殺人技を返すことはできなかった。

手負いの遠藤哲哉が「D王GP」開幕戦で白星発進し優勝宣言「残りの公式戦すべて勝って、再びDDTの頂点に上り詰める」【DDT】

2022.11.02 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」が11月1日、東京・後楽園ホールで開幕。Aブロックで出場した前KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が、昨年の準優勝者でDDT UNIVERSAL王者の上野勇希を破って白星発進し、早くも優勝宣言が飛び出した。

 両者の一騎打ちは5月1日、横浜武道館でのKO-D無差別級選手権(王者・遠藤vs挑戦者・上野)以来となったが、その半年間で2人を取り巻く環境は一変。遠藤は「サイバーファイトフェスティバル」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で脳震とうを起こし、その後の試合を欠場となり王座を返上。7月24日の後楽園で復帰を果たしたが、新型コロナウイルスに感染し再度欠場。8月20日の東京・大田区総合体育館では新王者の樋口和貞に挑戦するも敗退。「D王」を目前に控えた10月26日の東京・新宿FACEでは左足首を捻挫し、10・30君津大会を欠場するなど不運が続いた。一方の上野はUNIVERSAL王座に返り咲きを果たし、2度の防衛に成功し、上り調子で「D王」を迎えた。

 上野はラリアットで遠藤を場外に落とすと、コーナー最上段からムーンサルトアタックを敢行し、リングに戻るとフロッグスプラッシュを繰り出すなど果敢に攻め込んだ。さらに上野がトップロープ越えのトペコン・ヒーロを見舞うと、これをキャッチした遠藤は場外でコンバイン(変型逆エビ固め)で絞り上げた。上野はハーフネルソン・スープレックスホールド、ミサイルキックとたたみかけるも、遠藤はオーバーヘッドキック、カナディアン・デストロイヤー、旋回式トーチャーラックボムで怒涛の攻め。最後はバーニングスター・プレスでトドメを刺した。

大会実行委員長の“鉄人”小橋建太氏が「D王GP」をぶった斬り「Aブロックは吉村の成長に期待、Bブロックで一番実力あるのは火野」【DDT】

2022.10.31 Vol.Web Original

 11月1日、東京・後楽園ホールでDDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」が開幕する。今年は出場資格が40歳未満とされ、Aブロックで遠藤哲哉、佐々木大輔、上野勇希、吉村直巳、ジョーイ・ジャネラ、RSP(リッキー・シェーン・ペイジ)が、Bブロックで樋口和貞、クリス・ブルックス、MAO、火野裕士、納谷幸男、KANONの計12選手が出場する。

 日程は11・1後楽園で戦いの火ぶたが切られ、3日の横浜ラジアントホール、5日の同所(昼夜興行)、12日のエディオンアリーナ大阪第2競技場、13日の京都KBSホール、18日の後楽園で公式戦を行い、各ブロックの1位の選手同士により、12月4日の後楽園で優勝決定戦を争う。

 そこで、「他団体のシングルのリーグ戦に負けないような熱い大会にしてほしい」との高木三四郎社長の要望を受け、昨年に続き、2年連続で大会実行委員長を務めることになった“鉄人”小橋建太氏に大会の見どころについて話を聞いた。

KO-D無差別級王者・樋口和貞が「D王」制覇を宣言「DDTの年間グランドスラムを狙いたい」【DDT】

2022.10.29 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月28日、東京・千代田区の神田明神内でシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」(11月1日、東京・後楽園ホールで開幕)に向け記者会見を開き、KO-D無差別級王者・樋口和貞が高らかに初Vを宣言した。

「D王」にはAブロックで遠藤哲哉、佐々木大輔、上野勇希、吉村直巳、ジョーイ・ジャネラ、RSP(リッキー・シェイン・ペイジ)、Bブロックで樋口、クリス・ブルックス、MAO、火野裕士、納谷幸男、KANONの計12選手が出場。11・1後楽園から18日の後楽園まで公式戦を行い、各ブロックの得点1位の選手同士が12月4日の後楽園で優勝決定戦を争う。会見には未来日のジャネラ、RSPを除く10選手が出席した。

 Bブロックで出場する樋口は「『KING OF DDT』トーナメント、KO-D無差別級王座を獲った。そしてD王を獲って、DDTの年間グランドスラムを狙いたい。てっぺんに立ちたい」とキッパリ。警戒する選手は「全員」と答えた樋口は「『KING OF DDT』でも決勝で争ったので」として、優勝決定戦の相手として、保持するKO-Dタッグ王座のパートナー・吉村を希望した。昨年は竹下幸之介がグランドスラムを達成したが、今年は樋口がそれを成し遂げることができるのか注目が集まる。

樋口和貞&吉村直巳が佐々木大輔&KANONを破りKO-Dタッグ王座V2。樋口は「いつでもどこでも挑戦権」を行使した青木真也を返り討ち【DDT】  

2022.10.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月12日、東京・後楽園ホールで「Get Alive 2022」を開催。ハリマオの樋口和貞、吉村直巳組がダムネーションT.Aの佐々木大輔、KANON組を退けKO-Dタッグ王座のV2に成功。さらに、樋口はKO-D無差別級王座への「いつでもどこでも挑戦権」を行使した青木真也を返り討ちにして、同王座3度目の防衛を果たした。
 
 まず、KO-Dタッグ王座戦は、佐々木組がいきなり場外戦に持ち込むと、セコンドの藤田ミノル、MJポーを投入し、王者組をじゅうりん。樋口は一連の前哨戦でダメージを受けていた右腕に集中砲火を浴びた。リングに戻ってからは一進一退の攻防が続いたが、KANONがスリーピーホロウで樋口をぶん投げるも、樋口はぶちかましで逆襲。KANONのグラウンドコブラをカウント2で樋口が返すと、ラリアット相打ちから、樋口がぶちかまし。これをカットされると、樋口はブレーンクロー・スラムを叩き込んでKANONから3カウントを奪い王座を死守。

佐々木大輔&KANONが10・12後楽園でKO-Dタッグ王座強奪宣言「ハリマオからベルトはく奪したい」【DDT】

2022.10.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月6日、都内で記者会見を開き、12日の東京・後楽園ホールでハリマオの樋口和貞、吉村直巳が保持するKO-Dタッグ王座に挑むダムネーションT.Aの佐々木大輔、KANONがベルト強奪を宣言した。
 
 佐々木は「とある人に言われた。樋口、吉村がチャンピオンだと華もないし、話題にもならない。これじゃ会社が傾いてしまう。だから“福岡に帰る前に大ちゃん、勝ってくれ”って頼まれてるんだよ。だからオマエら覚悟しとけ!」と言い放った。
 
 12月いっぱいでDDT事業部を退社して、来年から故郷の福岡に戻る予定の今林久弥GMは「そんなこと言ってない」と否定。
 
 KANONは「6人タッグのベルト獲って、3〜4カ月経って。そろそろ新しいベルト獲る、いいタイミングかな。こんな華のないチャンピオンより、あの赤いベルトはダムネーションT.Aのほうが似合うし、ファンも望んでると思う。ハリマオから、このベルトはく奪したい」とキッパリ。

ハリマオの樋口&吉村がHARASHIMA&大鷲を退けKO-Dタッグ王座初V。10・12後楽園で佐々木&KANONが挑戦へ【DDT】

2022.09.05 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月4日、名古屋国際会議場イベントホールで「DRAMATIC EXPLOSION 2022」を開催。ハリマオの樋口和貞、吉村直巳がディザスター・ボックス(DB)のベテランコンビ・HARASHIMA&大鷲透を大熱闘の末に破り、KO-Dタッグ王座の初防衛に成功。ダムネーションT.Aの佐々木大輔、KANONが挑戦の名乗りを挙げ、10月12日の東京・後楽園ホールで挑むことが決まった。

 タッグ結成から1カ月足らずで同王座を戴冠し、勢いに乗るハリマオの前に立ちふさがったDBのベテランコンビの覚悟は本物だった。大鷲が奇襲をかけ、樋口をベルトで殴打し開戦。場外戦に持ち込むと、大鷲は立てたテーブルめがけて、樋口をトップロープから投げ捨てた。その後もDB組は大鷲が吉村にWARスペシャル、HARASHIMAが樋口に雪崩式ブレーンバスターを繰り出すなど、2人とも40代後半とは思えぬ動きで猛攻。そしてHARASHIMAのミドルキックと樋口のチョップの壮絶な打ち合いに発展。ハリマオは合体式リフトアップスラムをHARASHIMAに決めるも、DB組の勢いは衰えず。サンドイッチ式のジャンピングハイキックが吉村にさく裂。大鷲がブレーンバスターで吉村を投げると、HARASHIMAがスワンダイブ式ボディープレス、大鷲がランニング・ノド輪落としで怒涛の攻め。防戦一方だったハリマオは吉村が大鷲に雪崩式ブレーンバスターで一矢。吉村と大鷲はチョップ合戦、ラリアット相打ちを連発。吉村はとっさに大鷲に払腰を見舞うもカウントは2。吉村はラリアットから、走り込んでのラリアットを大鷲に叩き込んで3カウントを奪った。

樋口&吉村の持つKO-Dタッグ王座に挑むDBのベテランコンビが並々ならぬ覚悟。HARASHIMAはKO-D無差別級を視野に、大鷲は2冠王座を返上【DDT】

2022.09.02 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月1日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、4日の名古屋国際会議場イベントホールでハリマオの樋口和貞、吉村直巳が保持するKO-Dタッグ王座に挑むHARASHIMA、大鷲透のベテランコンビが不退転の覚悟で臨む姿勢を示した。

 HARASHIMAは「強いチームと戦うのは楽しみなので非常にワクワクしてます。ディザスター・ボックス(DB)から送り出した吉村が相手にいるということで、その対戦も注目されがちだと思いますけど、もう一人、樋口和貞。KO-D無差別級のチャンピオン。今度D王もあって、僕はそこにエントリーされないですけど、(無差別は)全然狙えるんで。強いハリマオの樋口から取れば、無差別級のベルトに挑戦するチャンスも出てくると思うので、ガッチリ狙っていきたいと思います」と力強く語った。

 今年のシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」は出場資格が40歳未満とされたため、現在48歳のHARASHIMAは出ることができないが、KO-D無差別級王座を過去10度も戴冠した“ミスターDDT”は「ここでしっかり結果を見せていかなきゃいけない」と、現王者の樋口から直接勝利を奪って、同王座挑戦を視野に入れた。

 46歳の大鷲は「バラエティー班の班長が何のこのこでてきてんだよと思ってる人もいるかもしれないですけど、俺は今回本気でそのベルトを獲りに来てんだよ。俺の本気を見せるため、一つ提案がある。俺は今アイアンマンとO-40の2本のベルトを持ってる。それと併せて、そのベルトを獲って3冠と言ってたけど。O-40のベルトは(ゴージャス)松野さんだと思ってる。松野さんがいまだに言うよ。“俺のベルト、ちゃんと磨いとけ”って。アイアンマンはバラエティーの仲間たち、すごい数の人たちが巻いてきた。そんな松野さんやバラエティーの仲間たち、そういうものをすべて捨ててこのタイトルマッチに挑もうと思ってる。ということで、俺はその2本のベルトを今ここで返上する」と退路を断ち、今林久弥GMもこれを了承した。

9・4名古屋でKO-Dタッグ挑戦のHARASHIMA&大鷲透が前哨戦で快勝し猛アピール「吉村、本気の俺様はこえーぞ!」【DDT】

2022.08.25 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月24日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -August-」を開催。9月4日、名古屋国際会議場イベントホールで、樋口和貞、吉村直巳組が持つKO-Dタッグ王座に挑戦するHARASHIMA、大鷲透組が前哨戦で快勝し、ベルト獲りを猛アピールした。

 この日、HARASHIMA、大鷲組は吉村、大石真翔組と対戦。HARASHIMA組は奇襲をかけ、大鷲と吉村がチョップの打ち合い。大鷲、HARASHIMAが吉村に立て続けにサッカーボールキック。HARASHIMAが吉村にミドルキックを連発すれば、吉村はブレーンバスター、2人めがけてダブルのラリアットで応戦。吉村が大石に交代すると、大鷲がノド輪落とし、HARASHIMAがスワン式ボディープレスとたたみかけ、HARASHIMAがジャンピング・ハイキックで吉村を排除。大鷲が大石にランニング・ノド輪落とし、パワーボムを決めて圧勝した。

Copyrighted Image