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天才、元巨人軍元木さんに聞く、本物のスターとは!講座【徳井健太の菩薩目線 第222回】

2024.10.31 Vol.web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第222回目は、チャンスの考え方について、独自の梵鐘を鳴らす――。

 品川庄司の庄司さんが、こんなことを話していた。

「自分に打席が回ってくるとき。前のバッターがアウトだった場合、自分のハードルは上がるけれど、その分、目立つことができるかもしれない――。でも、これは普通の考え方で、『前のバッターがホームランを打つ。そして、次の打席の自分も連続してホームランを打つ。そうすれば、もっと目立てる』。これが本当のスターだよ」

 先日、ボートレース浜名湖で、元読売ジャイアンツの元木大介さんと2人きりで生配信をする仕事をした。予想をしながら、合間にトークもする。その中で、「ボート以外の話もたくさんしてほしい」とスタッフさんから言われていた僕は、庄司さんの言葉を元木さんにぶつけてみることにした。

 すると元木さんは、「そりゃそうだよ。だって、コスパ良くない?」と答えた。元木さんの考えを要約すると、次のようなことになる。

 例えば、同点で迎えた9回裏ツーアウトで走者がいないとき。ヒットを打っても、スポーツニュースで取り上げられることはない。一方、同じ状況で満塁だった場合、ヒットを打てば必ずスポーツニュースで使われる。ヒット一本の意味は変わらないのに、テレビに映るか映らないかといった視点で考えると、同じ一本でもコスパはまったく違うものになる。

「さすがスターだな」と僕はうなった。たしかに、1985年の阪神タイガースバックスクリーン三連発は、バース、掛布、岡田が三者連続でホームランを打ったから、伝説的な映像として繰り返し流れる。仮に、違う回にそれぞれがホームランを打っていたら、すべてのホームランが取り上げられていたかどうかは分からない。同じホームランなのに、立て続けにバックスクリーンに打ち込んだから今も語り継がれる。

 ということは――。映像的な視点に立ったとき、甲子園の最後のバッターは、必ずしも悲観するものではないのかもしれないと思った。もちろん、最後の打者は悔しいに決まっている。でも、負けたチーム全員が悔しい。その中で、唯一、テレビを見ている人に分かりやすく悔しさを伝えられるのも、最後のバッターだけなんだ。同じアウトでも、結果として特別なアウトになっている。

 元木さんは、プロ野球は実力がある者だけが集まって、なおかつ運まで持っているような天才ばかりが集まっている世界だと話していた。強い人間しか生き残ることができないとも付言していた。

 甲子園の決勝の舞台で、松坂大輔がノーヒットノーランを成し遂げたとき、「松坂しか映ってないよね」と元木さんは言う。一方、田中将大と斎藤佑樹が投げ合った決勝は、最後、三振を奪った斎藤佑樹も、切って取られた田中将大も映っていたと続ける。これは、双方ともにそれだけの実力があるから映像として切り取られた……つまり、2人がプロ野球の世界に来たことは必然的なことだよね、そう元木さんは教えてくれた。

 お笑いもすごく似ているところがある。同じようにウケた笑いでも、映像で使われる笑いと、使われない笑いでは、雲泥の差がある。映像で使われるような笑いを繰り出せる人は、生き残れるだけの強さを持っている芸人だ。

 それだけじゃない。「コスパが良い」という元木さんの発想は、そっくりそのまま僕たち芸人にも当てはまる。自分がカメラに抜かれたときに会心の一撃を放てる人は、少ない燃費で高いリターンを得るわけだから、周りの人間を圧倒する。面白い人間ばかりが集まっているお笑いの世界でも、スターは一等星くらい分かりやすく輝いている。

 芸人の世界で、「チャンスに強い」というのはどういうことなんだろう。

 改めて考えてみると、僕個人は芸人にとってチャンスはピンチだし、ピンチはチャンスだと思っている。逆説的かもしれないけれど、ピンチの有無がチャンスの有無になることに鑑みれば、チャンスに弱い人というのは、ピンチをピンチのままにしてしまう人なんだろうなと思う。「ここで打てなかったらどうしよう」ではなくて、「ここで打ったらヒーローだよな」というマインドを持っている方がやっぱり強い。そういう人がチャンスをものにするし、前の打席の人も打ってくれるんだろうな。

庄司智春と結婚15周年の藤本美貴「離婚の危機はなかったがしょっちゅうケンカ。でも仲直りすればいいだけ」

2024.06.06 Vol.Web Original

 タレントの藤本美貴が6月6日、夫の品川庄司の庄司智春との結婚生活を振り返り「常に危機感をお互いに持ってやっていきたい」などと語った。

 藤本はこの日、東京・六本木で行われた「ノーリツ浴室暖房乾燥機 新商品発表会」にママ友の安めぐみとともにゲストとして登壇した。
 
 藤本は庄司と結婚して今年で15周年なのだが「今のところ幸せに過ごせているなというところと(笑)、15年経ったからもう大丈夫なんてあまり思わずに、常に危機感をお互いに持ってやっていきたいと思っています。離婚の危機はないが、もともとケンカはちゃんとしょっちゅうします。でも子供の数が増えるとケンカする暇がない」と結婚生活を振り返る。

品川が「台詞が完璧だった」と役者・庄司を絶賛も「クランクアップの挨拶は5回かんですべってた」とお笑いにはダメ出し

2023.03.01 Vol.Web Original

異世界居酒屋「のぶ」のプレミアムファンイベントに揃って登場

 お笑いコンビの「品川庄司」が3月1日、改めてコンビの絆を確かめ合った。この日、2人はWOWOWで現在放送中の連続ドラマW-30「異世界居酒屋『のぶ』Season3~皇帝とオイリアの王女編~」のプレミアムファンイベントに揃って出演した。同作で品川ヒロシは監督・脚本を手掛け、庄司智春はメインキャストとして出演している。

 イベントには2人のほかに主演の大谷亮平、共演の武田玲奈、Season2に出演した好井まさお、そして途中から同局の配信番組「ハイツW 水田信二の半休 ~WOWOWドラママニアの夜をのぞき見!?~」に出演中の和牛の水田信二が出演した。

 トークセッションで庄司は「僕の役がどんどん台詞量が多くなってくるんです。監督からのコンビを超えた愛情みたいというか期待みたいなものを感じた。これはしっかりやらないといけないなということで、Season3の♯7を見てください。めちゃくちゃいいですから。俺、自分のお芝居で泣きました。監督も褒めてくれるから、クランクアップした後も毎回自分の気持ちを長文で送っているんですが、監督も長文で返してくれて、一生ついていこうかなと思った。僕にそこまでしてくれるんだから、ほかの方とかもいろいろケアされているのかなと思って。品川さんがいることで楽しくできました」と話すと品川は「漫才でそんなやりとりしたことない」と笑顔。

人気ドラマ「異世界居酒屋『のぶ』」監督の品川ヒロシが「居酒屋としては完璧。あの居酒屋が欲しい」

2023.03.01 Vol.Web Original

プレミアムファンイベントで作品へのこだわりを語る

 WOWOWで現在放送中の連続ドラマW-30「異世界居酒屋『のぶ』Season3~皇帝とオイリアの王女編~」のプレミアムファンイベントが3月1日、都内で開催された。

 イベントには主演の大谷亮平、共演の武田玲奈、監督・脚本を手掛けた品川ヒロシ、作品にも出演している庄司智春、Season2に出演した好井まさおが登場しトークセッション。途中からは同局の配信番組「ハイツW 水田信二の半休 ~WOWOWドラママニアの夜をのぞき見!?~」に出演中の和牛の水田信二も加わり、作品の魅力についてとことん語り合った。

 同作は、正面入り口がなぜか異世界へとつながってしまう京都の通りにある居酒屋「のぶ」を舞台とする新感覚異世界グルメファンタジー。

 ドラマ好きで同作ももちろん見ているという水田がお題を出す形で進められたトークセッションで「異世界居酒屋『のぶ』、いったいなにがすごいの?」というお題に品川は「やっぱりなんといっても熱々料理。これにすごくこだわっている。役者さんのリアクションもリアルなものが欲しいので、料理が出来上がるちょっと前に“もうできるからカメラ回して!”て言って、本当の熱々を出している。湯気もそうだし、役者さんにもリハのときは冷たいものを食べさせて、本番の時だけ熱々を食べてもらう。たまに熱すぎて戸惑うくらい。それでもリアルな“うま!”というリアクションが欲しいので必ず熱々の料理を出していた。シーズンを重ねるごとに、生ビールも本当に凍らせていた。アルコールも役者さんに飲ませるわけにはいかないが、アルコールが入ったビールとノンアルコールのものでは泡のきめ細やかさも違うので、本物のビールを撮って、役者さんが飲むのはノンアルコールで、とか、油も毎回変えているとか。そういうところは見てほしい」と作品作りへのこだわりを見せた。

品川庄司が『リスタート』?  品川監督が庄司に楽屋で「今日はありがとな」

2021.06.22 Vol.Web Original

 品川ヒロシ監督の最新映画『リスタート』(7月9日北海道先行ロードショー、7月16日全国公開)の再出発決起会イベントが21日、都内で行われ、主演のEMILY(HONEBONE)、SWAY(DOBERMAN INFINITY / 劇団EXILE)、松田大輔(東京ダイナマイト)、庄司智春、そして品川監督が登壇した。

 イベントでは、作品のタイトルにちなみ、「リスタートしたこと」でエピソードトーク。

 庄司のリスタートはイベント当日だったよう。「(品川庄司を)結成して25、26年になります。みなさんご存知のとおり、不仲だみたいな感じでやってたじゃないですか。ずっと俺(品川)に感謝しろ、ありがとうが少ない、感謝がと言われ続けてきました。でも今日楽屋に居たら『庄司、今日ありがとうな』って! 考えられないですよ。鳥肌立っちゃって。今日から品川庄司のリスタートですよ!」。

 そんな庄司に品川監督は「こいつ、マジ空気読めない!」。自分でもそのエピソードを言おうと思っていたのに先に言われてしまったそう。「ずっと言っていたんですよ。ネタを渡したときにありがとうって言おうよ、結婚生活で『いただきます』『ごちそうさま』って言わないの?っていうと『思っているよ』って。でも、思っているだけじゃ伝わらないことある!ご飯出てくるのを当たり前に思っちゃいけない。ネタ合わせの時も全然意見しないし。でも、ある日、ドーナツを買ってくるようになった(笑)。今まで通りだまっているけど、甘いものを差し入れする。そこからリスタート。品川庄司の輪をつなごうとしている…!」

 イベントでは、庄司が誰にも言わずにクラウドファンディングに参加していたことを明かすなど、その後も、2人はアクリル板を挟んでイチャイチャ。EMILY、SWAY、松田は優しく見守っていた。

SWAY「キスシーンはなくて大丈夫?」品川ヒロシ監督最新作『リスタート』再出発決起会

2021.06.21 Vol.Web Original

 

 

 品川ヒロシ監督の最新映画『リスタート』(7月9日北海道先行ロードショー、7月16日全国公開)の再出発決起会イベントが21日、都内で行われ、主演のEMILY(HONEBONE)、SWAY(DOBERMAN INFINITY / 劇団EXILE)、松田大輔、庄司智春、そして品川監督が登壇した。

 本作は、北海道の下川町と吉本興業がSDGs推進における連携協定を結び発足したプロジェクトで、クラウドファンディングを経て製作が実現。当初は昨年春に公開予定だったが、コロナ禍で公開延期に。いよいよ7月に公開となった。

 品川監督は「お待たせしているという罪悪感があった。クラウドファンディングに参加してもらっていたので、あのリターンいつ返ってくるのって思ってるんじゃないかなと思って2年経ちました」とあいさつ。

 品川監督の6年ぶりの長編映画最新作で、初めて女性を主人公にした。映画は、シンガーソングライターを目指して上京するも夢破れた主人公が、故郷である下川町に戻り、自然に囲まれながら、自分自身を取り戻していくストーリー。

 初めて女性を主人公においたことについて、品川は「娘が生まれたからかなあ。今までの僕の映画を娘は見たことがないんです。下ネタだったり、暴力描写が多かったり。『リスタート』は娘にも見せられる」。

トレエンたかし「これからデート」発言で報道陣がザワザワ

2017.05.02 Vol.689

 トレンディエンジェルのたかしが2日、吉本興業東京本部で行われた「よしもと園芸」開設発表会に出席、「これからデートがあるんで。パンケーキを食べに行きます」と話し、報道陣をザワザワさせた。

 デート発言が飛び出したのは、イベント終了後。

 翌日(5月3日)に2回目の結婚記念日を控えた椿鬼奴と大(グランジ)夫婦が登壇したり、庄司智春(品川庄司)の「結婚してお母さんが増えた」といったコメントや、庄司からの鬼奴と大夫婦へのアドバイスなど、結婚という言葉が飛び交った。そのなかで、結婚やカップルへのあこがれを聞かれ、たかしは「子供は欲しいです、好きなんで。(結婚は)早いことに越したことはないですね」。そして「でもまあ、このあと、ちょっとデートがあるんで……」。

 相手は、『NHK高校講座』(NHK Eテレ)で共演している、ハーフタレントのジョアンだそうで、「パンケーキを食べようと話しています。お友達です。まだなんも手は出してないので」と、たかし。ただ「たかしは優しいね」と言ってくれるそう。

 この日は母の日を意識したPRイベントだったが、その発言で、母の日の話題は吹き飛んだ。

「よしもと園芸」は、演芸と園芸のコラボで笑顔を届けたいという思いのもとスタートした園芸インターネット通販サイト。庭園デザイナーの石原和幸氏が監修した花と緑を販売する。

庄司、ミキティー卒乳間近で「新居で乾杯楽しみ」

2016.07.14 Vol.670

 ビールを通じた本音のコミュニケーションの大切さを伝えるキャンペーン「BEER TALK」の発表会が13日、都内で行われた。

 発表会では、キャンペーンのアンバサダーを務める島袋聖南、コラボレーションソングを担当したハジ→、お笑いコンビの品川庄司が「ビールを飲んでいるていで」ビア・トーク。寝酒として1人で部屋のみもするという島袋は「ビールを飲むと肩の力が抜けて話しやすくなる。ビールって伝える力があると思います」と、にっこり。アーティストのハジ→は、「音楽家も人見知りが多いので、打ち上げのビア・トークで打ち解けます」と話した。

 スペシャルMCとして登場したビール大好き芸人の品川庄司の2人もそれぞれビールにちなんだエピソードを披露。品川は「ビールがないと、打ち上げも打ち合わせも進まない!」と断言。この日もランチに人を紹介されたそうだが、ビールはなく「サラダトーク、盛り上がらない…!」とボヤいた。一方、庄司はミキティーの卒乳を心待ちにしているそう。「(ミキティーと)そろそろだね、なんて話してます。家も買いましたし、新居ではまだ乾杯していないので、楽しみにしているんです」と興奮気味だった。

20周年の品川庄司がコントライブ「何とかたどり着けてる」

2015.12.28 Vol.657

 お笑いコンビの品川庄司が27日、北沢タウンホールで、単独ライブ『品川庄司20周年記念コントライブ』を開催した。単独ライブとしては5年ぶり、それに芸能生活20周年のアニバーサリーが加わって、コントを通じて品川庄司の20年を振り返りつつ、未来を感じさせる爆笑の2時間だった。

 2人は最終公演前に取材に対応。20周年を迎えたことにについて聞かれ、品川は「芸人だけで飯食えてるなっていうのはありがたい。何とかたどり着けてる」。さらに、「お客さんって大事」とかみしめるようにコメントした。庄司は「コンビの危機もあったんですけど、よくここまで(品川が)俺のことを捨てなかったなって思います。品川と20年できたのはうれしい」と、話した。
 
 ライブは、20年前の庄司が20年後の未来から来た品川と語り合うという前後編ものを含め、6編のコントで構成。「どこに行っても俺を嫌いな人がいる」「嫌われて仕事がなくなった」など自虐的なフレーズが飛び交う内容で、会場を沸かせた。ライブには同じように時間を重ねてきたダイノジもゲスト出演した。
 
 終了後、品川庄司がこんなに続くと思っていたかと聞かれたダイノジの大谷ノブ彦は、「すごい嫌われているっていうけど、今日(届いている)花とかを見たら、めっちゃ愛されているじゃないか、と。お客さんたちにも愛されているからそりゃ(20年)続くわと思った」。相方の大地洋介も頷いていた。

 品川庄司としての今後については、「2人揃うことが少ないので、(一緒にテレビに)出たい。でも、(冠番組やレギュラー番組の)予感はまったくない」と、品川。庄司は「ネタ番組はあるので、21年目から原点回帰でそういうのに出ていくのはいいかもしれない。一つひとつ大事にやっていきたい」と話した。

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