俳優の船越英一郎と戸田菜穂が29日、都内で行われた、土ドラ『テイオーの長い休日』(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜23時40分~)の制作発表会見に出席した。
かつて2時間サスペンスドラマ(2サス)の帝王と呼ばれた主人公と、復帰を決意した子育てに専念していた元芸能事務所のマネージャーが出会い繰り広げる物語。テレビ局が2サスの制作から撤退したことで1年以上仕事がなく“長い休日”中の2サスの帝王と変わりたい事情を抱えたシングルマザー、崖っぷちな状態にある2人のそれぞれの人生のリベンジマッチだ。
船越が演じる主人公の熱護大五郎は船越のキャリアとずいぶん重なるような役。
船越は「セルフパロディをやらせていただくというのは役者にとってこれ以上幸せなことはないのと同時に暴挙とも言える大冒険」と笑いつつ、「使い古された俳優に、もう一度面白がってこんなことをやらせてみたい、と。いってみればこれは制作の皆さんからのラブレターだと思った。意を決して、その大冒険、“荒海”に漕ぎだした。船で越えてみようと思う」と意気込む。