東京都が行う、東京ブランド発信事業『& TOKYO』の活用事例発表会が10日、都庁で行われた。東京ブランドをPRする“東京ブランドアンバサダー”に、きゃりーぱみゅぱみゅ、別所哲也、シェフの三國清三氏が就任し、舛添都知事から任命書が手渡された。
東京ブランドアンバサダーは、それぞれの活動を通じて、東京ブランドをPRしていくというもの。今年3度目のワールドツアーに出るきゃりーぱみゅぱみゅは「東京の音楽やファッション、素敵なものを世界に発信できるようにがんばってきたい」とコメント。
俳優で、『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』の代表も務める別所は「世界中から若きセ映像作家を招いて映像の祭典をしています。やってきた彼らが東京の魅力を映像に収めている姿も見てきました。映像の力は非常に大きいです。ショートフィルムは長くて25分、短くて1分30秒ですが、凝縮された映像には大きな宇宙があります。東京の美しい宇宙を発信できるように頑張っていきたい」と、意気込む。
オテル・ドゥ・ミクニの三國清三オーナーシェフは、東京には農家が1万軒あり、若者が新たに規就農していること、東京湾の豊かさ、神田川に鮎が戻ってきていることなどにふれ、「(東京の)食を世界に発信する役目だと思う。力いっぱい頑張りたい」と、語った。
この日はまた、同ブランド戦略の一つである『& TOKYO』の活用事例にも多数紹介された。