左ハイキックで2度のダウンを奪う完勝
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイトin大阪~」(8月24日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われた「日本vs世界・5対5」で城戸康裕がアントニオ・ゴメスにKO勝ちを収めた。
1Rはともに様子をうかがう静かな展開。しかし2Rになると城戸が奥足への左ローでゴメスの意識を下に下げたところで、狙いすました左ハイキックで最初のダウンを奪う。
立ち上がったゴメスに城戸はローキックからパンチの連打。そして視線を下に向けてのフェイントからまたも左ハイでダウンを奪う。
ゴメスは立ち上がったものの、足元がおぼつかずレフェリーが試合を止めた。
城戸は試合後の会見で「20歳でデビューしてから16年、ほとんど70kgでやってるので70kgはめちゃくちゃやりやった」と笑顔を見せた。
ゴメスについては「最初向かい合った時に、“あ、こいつできるかな? できるな?”みたいな、倒すまでややこしそうな圧力を感じたんですけど、実際には中に入れないところで戦えた」と話し、「もし入ってきたらという対策も考えていたんですが、その第2段階に行かずに戦えたので、無傷です。はい、ゴルフ! 来週からゴルフ!」と無傷での勝利をアピールした。
煽りVTRは完全にすべってしまったのだが「たこやきがあんまり分かっていなかったのかな? “たこやき”ってでっかく書いておけば良かった? 記者会見の乱闘は良かったんじゃないの? 選手は裏でこうやってるんだぞ的なのをやりたかったんですけどね」と
今後については「愛鷹亮、行っちゃうよ~? 全然嘘です(笑)」とジョークを交えながらスーパー・ウェルター級の王座決定トーナメントの開催をアピール。そして「11月も試合したいと思っている。11月に試合ができないなら8月にやる意味がない。だったら8月遊べた。8月遊ばずに出たんだから、11月に試合をします。絶対。横浜生まれなので」と11月の横浜大会への出場を希望した。