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マヂラブ村上の“脳内”に観客共感「30年、髪型が変わってない」

2024.08.12 Vol.web original

 

 公開中の映画『インサイド・ヘッド2』の舞台挨拶が12日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務めた多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリー村上、武内駿輔が登壇。村上が「頭の中を占める感情」を明かし観客の共感を呼んだ。

 ディズニー&ピクサーによる大ヒット作品『インサイド・ヘッド』の続編。成長し思春期を迎えた主人公ライリーの中で“子供のころから見守る感情”と新たな“大人の感情”とが揺れ動く。

 世界はもちろん日本でも2024年洋画No.1のオープニング記録を達成する大ヒットに、一同大喜び。

 村上も「妻が見に行ってくれたみたいで。若干優しくなってくれたような、人としても成長してくれて」と明かしつつ「相方の野田(クリスタル)は多分まだ見てないですね。見てたらもっと人間的に素敵になっているはずだから。まっとうな人として成長してほしいのでぜひ彼にも見てほしいですね!」と笑いを誘った。

「自分が持っている、物語に出てくる以外の感情は」と聞かれると村上は「いつものやつでいいか…」と回答。「冒険しないんですね。ご飯とかもいろいろ見ても結局、いつものやつでいいかぁ、と。私、30年くらい髪型変わってないですしね」と明かすと会場の大人たちにも共感してうなずく人がたくさん。村上は「大人になるとどんどん保守的になってくるということで」と苦笑していた。

多部未華子がお盆休みの予定を明かしマヂラブ村上が心配「ディズニーで囲まれますよ!?」

2024.08.12 Vol.web original

 

 公開中の映画『インサイド・ヘッド2』の舞台挨拶が12日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務めた多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリー村上、武内駿輔が登壇。多部がお盆休みと本作の宣伝を同時にこなすアイデアを明かし、共演陣を驚かせた。

 ディズニー&ピクサーによる大ヒット作品『インサイド・ヘッド』の続編。成長し思春期を迎えた主人公ライリーの中で“子供のころから見守る感情”と新たな“大人の感情”とが揺れ動く。

 世界はもちろん日本でも2024年洋画No.1のオープニング記録を達成する大ヒットに、一同大喜び。主人公・ライリーを演じる横溝菜帆も「私をきっかけに見に行ってくれた周りの人たちが、素敵な作品に出会えてよかったと言ってくれる」、『アナと雪の女王』シリーズでオラフを演じた武内駿輔も「『アナ雪』の世界興行収入を超えたということで、ディズニー作品に関わらせていただいた者としてもありがたい」と感激。

 一児の母である多部は「実は昨日、家族で見に行きました。家族も周りの方も楽しんでくれていた」と喜びつつ「子どもに何のキャラが好きだった?と聞いたら、イイナーとムカムカが好きだった、って。(多部が演じた)シンパイとは言ってもらえなかった」と苦笑。

 この日は「自分が持っている、物語に出てくる以外の感情は」と質問。多部は「ゾクゾク。お盆休みをちゃんともらおうと思っているので今からゾクゾク震えるほど楽しみ」と笑顔。休みの予定を聞かれると「(映画の)Tシャツを着てディズニーランドに行こうと思っています」と宣言。村上が「言っちゃって大丈夫ですか」と驚くと、多部はサラッと「たくさん宣伝しないと!」と頼もしい一言。村上も感嘆しつつ「囲まれて“セリフ言って”とか言われますよ?」と“シンパイ”し笑いを誘っていた。

大竹しのぶ、多部未華子、マヂラブ村上も「これは自分の物語」世界中で共感呼ぶ大ヒットに感激

2024.08.01 Vol.web original

 

 映画『インサイド・ヘッド2』の初日舞台挨拶が1日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務めた大竹しのぶ、多部未華子らが登壇。海外での記録的大ヒットをうけ、日本での公開にも期待を寄せた。

 ディズニー&ピクサーによる大ヒット作品『インサイド・ヘッド』の続編。成長し思春期を迎えた主人公ライリーの中で“子供のころから見守る感情”と新たな“大人の感情”とが揺れ動く。

 アニメーション映画史上歴代No.1の世界興行収入を記録し「これは私の物語」と、大人世代からの共感も呼んでいる本作。

 新キャラ“イイナー”役の声優花澤香菜が「嗚咽でアフレコを1回止めてしまった」と明かすと、ハズカシ役のマヂカルラブリー村上も「これは僕の物語だと思うんですけど、皆さんも? 私だけの素敵な思い出がなんと映画に…と思っていたんですけど」。さらにはシンパイ役の多部未華子までが「私も、私の話かと…。自分を見ているかのような映画」。

 カナシミ役で続投する大竹も「人間は喜ぶために生まれてくると素直に思える映画。だから最後みんな泣いちゃうんだと思う」。

 日本語吹き替え版映像には71万いいねが付き世界から絶賛コメントが寄せられているとのこと。アフレコ初挑戦だった村上は「“うめいてください”と言われて自分なりにうめいてみたら“それです!”って。普段から相方にうめているので普段の自分でいれた」と胸を張り笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は大竹しのぶ、多部未華子、横溝菜帆、村上(マヂカルラブリー)、小清水亜美、小松由佳、落合弘治、浦山迅、花澤香菜。

大竹しのぶと多部未華子が大ヨロコビ『インサイド・ヘッド2』来日製作陣から「英語版よりいいかも?」

2024.07.18 Vol.web original

 

 映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の来日イベントが18日、都内にて行われ、ケルシー・マン監督ら来日スタッフと日本語吹き替え版声優を務めた大竹しのぶ、多部未華子が登壇。大竹が製作陣からサプライズで誕生日プレゼントを贈られた。

 ディズニー&ピクサーによる大ヒット作品『インサイド・ヘッド』の続編。成長し思春期を迎えた主人公ライリーの中で“子供のころから見守る感情”と新たな“大人の感情”とが揺れ動く。

 それぞれのキャラクターのイメージカラーの衣装で登場した大竹と多部。新たなキャラクター“シンパイ”を演じる多部が「前作は劇場で見て、とても素敵な作品だと知っていたので参加できてうれしい」と言えば前作に続き“カナシミ”を演じる大竹も「ライリーが大人になった分、感動も大きくて。心の底から宣伝したいと思いました」。

 エグゼクティブプロデューサーのピート・ドクター氏とは前作以来9年ぶりの再会という大竹。「ライリーの成長が2年分くらいなんですが、私もそのくらいの感覚。人生はあっという間に時間が過ぎてしまって悲しい」と一同を笑わせつつ「前にきれいな本を頂いて。当時96歳の母が毎日見ていました」とドクター氏に感謝。

 そんな2人の吹き替え版にドクター氏は「ファンタスティック。英語バージョンよりいいのではと思うくらい」と絶賛し、大竹も思わず「ええー!?」と驚きつつ感激の表情。多部も「公開までずっとシンパイすると思うんですけど、ほめていただいたので少しは調子に乗りたいと思います(笑)」。

 マン監督も太鼓判を押し「お2人が私たちの心を“シンパイ”と“カナシミ”で埋めてくれました、いい意味で(笑)」とジョークで笑いを誘った。

 9年ぶりの新作に、多部が「誰もが経験してきた感情がグサグサと心に刺さる共感ばかり。でもどれも必要な感情だと教えてくれた。もう1回見て、また一杯刺さりたい」。大竹も「皆の心の仲がヨロコビでいっぱいになるようにカナシミやシンパイたちがいるんだと分かった。これからもライリーが成長するにつれてまた作ってほしい」と続投にも期待。

 この日は、大竹と多部から監督らにカラフルにキャラクターたちが絵付けされた九谷焼の特製小皿をプレゼント。「ずっと大切にします」と感激したマン監督は「今日、どなたかが誕生日ですよね」と言い、今度は17日に67歳の誕生日を迎えた大竹に花束と劇中にも登場する“思い出ボール”をプレゼント。大竹のアフレコ風景を描いたイラスト入りの思い出ボールに大竹も「お誕生日はそんなにうれしくないんですけど…」と笑わせつつサプライズの誕生日プレゼントに感激。最後に「今こういう時代だからこそ余計に子どもたちの頭の中がJOY(ヨロコビ)であふれる世界になることを願っています」と語っていた。

 この日の登壇者は ケルシー・マン監督、ピート・ドクターエグゼクティブプロデューサー、 マーク・ニールセンプロデューサー、村山佳子(キャラクター・アート・ディレクター) /日本版声優ゲスト:大竹しのぶ(カナシミ役)、多部未華子(シンパイ役) 。

「新キャラに日本のアニメ表現を使った」『インサイド・ヘッド2』日本人スタッフが来日イベントで制作裏話明かす

2024.07.18 Vol.web original

 

 映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の来日イベントが18日、都内にて行われ、ケルシー・マン監督ら来日スタッフと日本語吹き替え版声優を務めた大竹しのぶ、多部未華子が登壇。製作陣が本作への思いを語った。

 ディズニー&ピクサーによる大ヒット作品『インサイド・ヘッド』の続編。成長し思春期を迎えた主人公ライリーの中で“子供のころから見守る感情”と新たな“大人の感情”とが揺れ動く。

 世界各国でアニメーション史上歴代 No.1 オープニング、さらにピクサー作品では史上最高の世界興行収入達成という世界的なヒットを記録する中、最後の公開国となる日本にやってきたケルシー・マン監督たち製作陣。一同が「コンニチワー」とにこやかに挨拶する中、本作でキャラクター・アート・ディレクターを務めた村山佳子氏が「緊張しています」と言うと、マン監督が「シンパイを感じているようですね、あとちょっとハズカシも(笑)」とツッコみ、和気あいあい。

 そんな村山氏は本作で主人公ライリーの他にも新キャラのイイナーやハズカシのキャラクターデザインを担当したといい「ハズカシは一番体格が大きいんだけど一番かわいくて、思わずハグしたくなる感じを目指しました。ライリーは思春期の子どもでもない大人でもない不思議なちょっと気まずい感じ、等身大の13歳を表現できるように頑張りました。イイナーは、嫉妬という感情はあまりいいものではないので、見ていてかわいいな、好きだなと思ってもらえるように工夫しました。彼女の目なんですけど、キラキラを入れると“イイナー”という感情がちょっとポジティブになるんですよね。そこで意図せず日本のこういう表現がでました」と日本のアニメの影響もあったと明かした。

 そんな村山氏との仕事にマン監督も「夢が叶ったような気持ちでした。ケイコさんと一緒のお仕事はとても楽しかった。『私ときどきレッサーパンダ』のときから、ピクサーで一緒にお仕事出来たらと思っていたんです」と明かし、村山氏も「そうおっしゃっていただいて光栄です」と感激。

 この日は、日本語吹き替え版に出演した大竹しのぶと多部未華子も登壇。多部から日本のファンに制作秘話をと聞かれると、マン監督が「ピクサーでは“イースターエッグ”と呼ばれるちょっとしたお楽しみを隠すことがあるんですけど、今回も、前作で愛されたビンボンがよく見ると、どこかにいるかも(笑)」と明かし、2人も「ええっ!?」と驚き大興奮だった。

 この日の登壇者は ケルシー・マン監督、ピート・ドクターエグゼクティブプロデューサー、 マーク・ニールセンプロデューサー、村山佳子(キャラクター・アート・ディレクター) /日本版声優ゲスト:大竹しのぶ(カナシミ役)、多部未華子(シンパイ役) 。

大竹しのぶ、9年前の仕事を「2年前」と勘違い「時間があっという間に過ぎるのが悲しい」

2024.07.02 Vol.web original

 

 アニメーション映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の吹替版完成披露舞台挨拶が2日、都内にて行われ、声優を務める大竹しのぶ、多部未華子らが登壇。大竹が自身が演じる「カナシミ」にちなみ、最近感じた「悲しいこと」を明かした。

 ディズニー&ピクサーによる大ヒット作品『インサイド・ヘッド』の続編。成長した主人公ライリーの中で“子供のころから見守る感情”と新たな“大人の感情”とが揺れ動く。

 9年ぶりにカナシミを演じた大竹しのぶは「またあのカナシミに出会えるのかと思うとうれしくて。(前作から)9年も経っていたんですけどカナシミのすべてが私の中にあって」とハマリ役との再会に感激。

 一方、多部は『インサイド・ヘッド』を大好きな方がたくさんいるだろうなという中で今回、新キャラのシンパイを演じさせていただいて…今とてもシンパイです(笑)」。

 自分が演じた感情にまつわるエピソードを聞かれると、大竹は「悲しいということが実はあまりなくて。すぐ忘れちゃうほう」と言いつつ「さっき取材で“2年前に収録したときも…”と言ったら“9年前ですよ”と言われて。時間があっという間過ぎること、こんな歳になっちゃったというのが悲しい」と苦笑し、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は大竹しのぶ、多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリー 村上、小清水亜美。

マヂラブ村上「実家から無視されてる」通販の住所登録でうっかり…赤面アイテムを送ってしまう

2024.07.02 Vol.web original

 

 アニメーション映画『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の吹替版完成披露舞台挨拶が2日、都内にて行われ、声優を務める大竹しのぶ、多部未華子らが登壇。新キャラ・ハズカシを演じるマヂカルラブリー 村上が恥ずかしいエピソードを語った。

 ディズニー&ピクサーによる大ヒット作品『インサイド・ヘッド』の続編。成長した主人公ライリーの中で“子供のころから見守る感情”と新たな“大人の感情”とが揺れ動く。

 大竹しのぶが9年ぶりに声を演じたカナシミたち前作キャラに加え、本作では思春期の新たな感情たちも登場。

 アニメーション映画の吹き替えは初挑戦という村上。「うれしいという気持ちが来たんですけど、途中から“あ、これは恥ずかしいことになるだろうな”とマイナスの感情がどんどん沸いてくる、そういうタイプの人間でございまして」と苦笑しつつ、演じた新キャラ・ハズカシと「だんだん似てきたんじゃないかなと。会心の仕事ができた」と自信満々。完成作を見て「興奮で汗びっしょり。私に近い方、タオル必須です。涙だったり汗だったりいろんなものが出てくると思うので」と胸を張った。

 作品にもすっかり共感したようすで「これはアメリカの少女の物語で、私は日本のオジサンなので、どれくらい共感できるのかと思ったんですけど…。僕、もしかしたらアメリカの少女なのかもしれない」と言うと会場からも賛同の?拍手。

 さらに「最近、自分が演じたキャラの感情を感じたことは?」という質問に、村上は「Amazonで1回、実家にものを送ったんです。その次に、ヘンタイパーティーの仮面みたいなものを仕事で使うので買ったんですけど、それが実家に届いちゃって。実家の親から無視されていて…ハズカシイです」と赤面エピソードを披露し笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は大竹しのぶ、多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリー 村上、小清水亜美。

広瀬すず「制服もリコーダーも姉と兄のおさがり」でも「お姉ちゃんのほうにしてあげる」で納得

2022.05.24 Vol.web original

 映画『流浪の月』大ヒット御礼舞台挨拶が24日、都内にて行われ、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、李相日監督が登壇。大ヒットを喜びつつ、映画にまつわるトークを繰り広げた。

 凪良ゆうによる同名小説を『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化。10歳のころに“誘拐の被害者”となった少女・更紗(広瀬すず)と、その“加害者”となった青年・文(松坂桃李)が再び出会うことで動き出す宿命を描く。

 公開以来、周囲からも大きな反響を得ているという広瀬は「いろんな方から連絡いただいて、会う人会う人に今見てきたよ、と言われるのが、私の中で“過去一”多くて」と振り返り「流星くんのことを嫌いになりかけたという話を聞きました(笑)」。二面性のある恋人を演じた横浜は迫真の演技を評価されたことを喜びつつ「僕ではないので、嫌いにならないでほしいです(笑)」。

 この日は、物語にちなみ、子供のころに反対されたことは?という質問。松坂は「最初、漫画家を目指していたんです。小学校のころ、描いた絵を姉に見られたときのひと言が…。“絶望的にヘタクソだね”と言われ漫画家をあきらめました。(その絵は)泣きながらゴミ箱に入れました(笑)」と切ない過去を明かした。

 一方、横浜は「ないです」という回答。「人任せにせず自分でやりたいことをやれという家族だったので。否定されることはなかったけど、失敗したら自分のせいだ、という。習い事をやれば、というくらいで。球技が全然できないので、空手を選びました」。それを聞いた松坂は「意外! 運動神経すごく良さそうだし、実際いいだろうから。なんかうれしくなりました(笑)」。

広瀬すず「勝手に母親のような気持ち」子役・増田光桜の言葉に松坂桃李もメロメロ

2022.05.13 Vol.web original

 

 映画『流浪の月』の初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、内田也哉子、李相日監督が登壇。広瀬と松坂が、共演者との親子のような絆を振り返った。

 凪良ゆうによる同名小説を『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化。10歳のころに“誘拐の被害者”となった少女・更紗(広瀬すず)と、その“加害者”となった青年・文(松坂桃李)が再び出会うことで動き出す宿命を描く。

 主演映画『ツナグ』で故・樹木希林と共演し樹木を“宿命の相手”と語っていた松坂。本作では、その樹木の娘である内田也哉子が母親役であることに「これは宿命と言わずして…という特別な思いだった」と感慨深げ。

 母・樹木から「李監督はしつこいと聞いていた」という内田は「『悪人』のとき長崎の離島で撮影していて、どうしてもその日に東京に帰らないといけないというのに、監督が粘りに粘るので“いいもの撮れた!これ以上は撮れない!”と言って、共犯者を作るために松尾スズキさんの手をつかんで車に飛び乗ったと聞いて、私は笑うに笑えなくて。李監督とスタッフさんたちがどんな気持ちでその場に取り残されたのかと思うと…この場を借りてお詫びします」と頭を下げたが、李監督は「今すぐ帰りたいという気持ちで、逆にいい芝居になったんですね(笑)」と茶目っ気たっぷりに返し、笑いをさそった。

 一方、広瀬は、朝ドラ『なつぞら』で娘役を演じた子役・増田光桜のサプライズ登場に大感激。本作で2年ぶりに共演し「母親役だったので、勝手に遠い母親のような気持ち。並んでいると、涙が出そうになる」と“母”のまなざし。増田から「松坂さんの言葉が心にじわーって響いて、松坂さんってすごいなと思ったのを覚えています!」と言われた松坂も「今の言葉がじわーっと響いています」と相好を崩していた。

 映画『流浪の月』は公開中。

横浜流星に残酷なサプライズ誕生日プレゼント「うれしかったけど複雑な気持ちに」

2022.05.13 Vol.web original

 映画『流浪の月』の初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、広瀬すず、松坂桃李、横浜流星、多部未華子、内田也哉子、李相日監督が登壇。横浜が李監督からのサプライズ誕生祝いに「複雑な気持ちになった」と振り返った。

 凪良ゆうによる同名小説を『フラガール』『悪人』『怒り』などの李相日監督が映画化。10歳のころに“誘拐の被害者”となった少女・更紗(広瀬すず)と、その“加害者”となった青年・文(松坂桃李)が再び出会うことで動き出す宿命を描く。

 広瀬が演じる更紗の恋人・亮を演じた横浜は「役作りのためのぜいたくな時間を設けてくださった」と李監督の現場を振り返っていたが、撮影中に李監督からサプライズで誕生日を祝われたという話になると苦笑。「文と更紗の大切なシーンを撮っているときに、急きょ、僕のシーンを追加するというのでうれしいなと思って行ったんです。監督から、この2人に向かってゴミ箱を投げろという演出を突き付けられて、けっこう攻めるなと思いつつ、でもシーンが追加されるってうれしいので…。そうしたらゴミ箱に誕生日プレゼントが入っていて。うれしいんだけど、1シーン追加というのは無いんだ、と複雑な気持ちになりました」と明かした。

 松坂と広瀬は、李監督からサプライズを事前に知らされていたとのこと。松坂が「(横浜は)激高して入ってこないといけない流れで、パッと見たらゴミ箱にプレゼントが入っていて、“あ、オレ今日誕生日だ”って…怒りから喜びに入るまでが大変だったろうなと思う」と同情。広瀬は「(横浜が)奥で“フーッ”って、集中していて…それを見て、無駄になってしまうんだなと思いつつつ“ファーッ”って聞いたことのないような音を出されていて、ツボにはまってしまって…」と思い出し笑いをし、横浜を苦笑させた。

 そんな横浜は、プレゼントは何だったかと聞かれると「バカラのグラスを頂きました。それにお酒を入れていただいています」と笑顔を見せていた。

 映画『流浪の月』は公開中。

【明日何観る?】『流浪の月』

2022.05.12 Vol.750

 本屋大賞を受賞した凪良ゆうの同名ベストセラー小説を『悪人』『怒り』の李相日監督が映画化。10歳の時に、誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗(かない さらさ)を広瀬すずが、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文(さえき ふみ)を松坂桃李が演じる。事件から15年後のそれぞれの恋人役に横浜流星と多部未華子。『パラサイト 半地下の家族』のホン・ギョンピョが撮影監督に、『キル・ビル Vol.1』の種田陽平が美術として参加。国境を越えた才能が集結した。

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