現役中高生の9人組ガールズ・パフォーマンスグループのLucky² (ラッキーラッキー)が10月4日、最新EP『夢空に羽』をリリースする。元気に跳ねて、ポップでポジティブな楽曲を送り出してきた彼女たちは、最新作では楽曲もビジュアルもぐっと大人な印象になって、ファンをびっくりさせる。リーダーの杉浦優來、佐藤栞奈、森朱里にインタビュー。
――最新EP『夢空に羽』のお話を伺いに来たんですが……ずいぶんと雰囲気が変わりましたね。なんだか急に大人になりました。
杉浦優來(以下、杉浦):前回のシングル『ラキラキLOVE!』は真っピンクで元気いっぱいでしたし、私たちも元気な表情が多かったんですよね。でも、『夢空に羽』は衣装もみんな白で揃っていて、儚げだったり、大人っぽい表情をみんなで意識しているので、大人になっていく私たちが表現できたんじゃないかなと思っています。
森朱里(以下、森):『夢空に羽』のダンス、ぜひ見てほしいです。ジャズ要素が入っていて、しなやかな動きが多くて。今までのジャンプして跳ねて元気いっぱいとは違って……
佐藤栞奈(以下、佐藤):そうだよね、大人っぽくなった感じ!
パワーアップしたLucky²に会える EP『夢空に羽』
―― まずは楽曲について聞かせてください。EPは、タイトルトラックの「夢空に羽」、「夏の魔法」、そして「Shooting Star」の3曲を収録。どの曲もこの夏のライブで歌ってきたそうですね。
杉浦:Lucky²はこれまで毎年夏にライブをしているんです。そこでお披露目しようとみんなで一所懸命準備した曲です。
佐藤:お披露目があるから頑張れましたね。ライブでも、めちゃめちゃ緊張しましたけど、この楽曲たちで新しい私たちをお見せできたんじゃないかなって思います。
―― 大人っぽい一面ということでしょうか?
森:それもありますが、このEPに向けて、みんなでボーカルレッスンやダンスレッスンをたくさん受けて、パワーアップしたんです。
―― この楽曲たちと向き合うのにはパワーアップすることが必要だった?
杉浦:初めて「夢空に羽」やカップリング曲の「夏の魔法」や「Shooting Star」を聴かせていただいた時、この曲たちを私たちはちゃんと歌えるのかなって思いました。たくさんレッスンをしたのもそれが理由です。ツアーと並行して進めていたんですけど、こうやって完成して振り返ってみると、やっぱりレッスンは大事だったって思います。