アニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』完成披露試写会が22日、都内にて行われ、土屋太鳳、福原遥、工藤阿須加らボイスキャストと吉浦康裕監督が登壇。劇中で見事な歌唱力を披露した土屋が「夢が叶った」と感激をあらわにした。
「イヴの時間」、『サカサマのパテマ』を手がけた吉浦康裕監督の最新作。土屋太鳳が演じるちょっぴりポンコツなAIの主人公シオンと高校生の少年少女たちが織りなす瑞々しい青春群像劇。
作品が完成し「本当に胸がいっぱいです」と感無量の土屋太鳳。本作では、AIという役どころで、劇中のミュージカルシーンでは見事な歌唱を披露。「本当にすごく素敵な曲ばかり。でも最初に聞かせていただいたときに、笑ってしまうくらい、これを私が歌えるんだろうか、と」と振り返ると「実は子供のころ、あまり声が出なくて、もしタイムスリップして10歳のときの私に“今こうなっているよ”と教えても信じられないだろうというくらい、声の戦いをしていた」と明かし「出来ないことができるようになったという意味でも、何かに挑戦したい人にぜひ見てもらいたい作品になりました」と胸を張った。