SearchSearch

ガンプロの大家健が居酒屋から乱入。9月大会で“胸毛ニキ”こと八須拳太郎とタッグ結成へ【PPPTOKYO】

2024.07.10 Vol.Web Original

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「PPPTOKYO」の「PPPTOKYO ~Vanquish Heaven -天空の祝宴-~」(7月9日、東京・新宿FACE)で“胸毛ニキ”こと八須拳太郎が次回大会でガンバレ☆プロレスの大家健と組んで、宿敵・大門寺崇とタッグマッチで対戦することが濃厚となった。

 この日、八須は田中将斗(ZERO1)と組んで三富兜翔、石川修司(フリー)組と対戦した。

 試合は八須と三富が先発。基本的なグラウンドの静かな展開からラ・マヒストラルで三富から取りに行く貪欲な姿勢を見せる八須だが、三富はカウント1で返す。八須と田中が好連携で三富を追い込むが、三富はチンクラッシャーで脱出すると石川にタッチ。石川は八須を豪快なボディースラムで叩きつけ、ロープに張り付けチョップの連打。代わった三富がモンゴリアんチョップからニードロップ。場外に投げ捨てると石川が八須にニーリフトから観客席に投げ捨てる。そして八須をリング内に投げ入れる。

 ここから三富と石川が八須に集中攻撃。八須がエルボーを返すが石川はニーリフト1発で八須を倒す。なおもヒザ。そして対角線ラリアット。そしてセカンドロープからフットスタンプ。カウント2で返す八須。石川が担ぎ上げるが、しのいで着地した八須がバック取る。投げられないとみるや、エルボー連打から担ぎ上げようとするが石川がこらえる。そしてロープに走ると八須はカウンターのドロップキックから担ぎ上げることに成功。スクワットからバックフリップ。

香港国際警察マンがよもやのSOG世界無差別級王座挑戦権をゲット。7・15高島平で王者・石井慧介にチャレンジへ【ガンプロ】

2024.06.03 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが6月2日、東京・高島平区民館で「ワイルド・ギャンブル2024」を開催した。「スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座次期挑戦者決定時間差バトルロイヤル」は香港国際警察マンが勝ち抜いて、よもやの挑戦権を獲得。7月15日の高島平大会で王者の石井慧介に挑むことが決定的になった。
 
 前大会(5・18新木場)で、大家健、まなせゆうな、趙雲子龍、がばいじいちゃん、バリヤン・アッキ、DaisukeⓇの6選手が挑戦の名乗りを挙げた。さらに、後日、前口太尊もアピールし、7選手がバトルロイヤルに臨むことになった。
 
 まずは大家とまなせで開戦し、アッキ、前口が登場。5番目に入場するはずだった趙雲子龍は諸事情のため欠場となり、代わりに香港国際警察マンがリングイン。これにがばいじいちゃん、DaisukeⓇが入ったが、執ように参戦を要求していた藤田ミノルがサプライズで8番目に入場。次々に選手が退場していくなか、最後に残ったのは大家と香港国際警察マン。大家は炎のスピアーを狙うも、かわした香港国際警察マンはプロジェクトA(ダイビング背面プレス)で3カウントを奪い挑戦権を手にした。

5・18新木場でYuuRIがウナギ・サヤカの持つKITSUNEワールド王座に挑戦【ガンプロ】

2024.04.28 Vol.Web Original

 CyberFightから3月いっぱいで独立し新体制となったガンバレ☆プロレスが4月27日、東京・北沢タウンホールで第1弾興行「スプリング・ブレイカーズ2024」を開催した。次回大会(5月18日、東京・新木場1stRING)でYuuRIがウナギ・サヤカが保持するKITSUNEワールド王座に挑むことが決まり、練習生の川上翔大(しょうた)が大家健を相手にデビューすることも決定した。さらに、まなせゆうなも大家戦を要望した。

 この日、第3試合(ミックスト6人タッグマッチ)でPSYCHO&まなせ&YuuRIが藤田ミノル&ウナギ&HARUKAZEと激突。序盤、ウナギがまたまたまなせの胸に噛みつく暴挙。まなせは藤田とバチバチの攻防。ウナギがYuuRIにビッグブーツを叩き込めば、YuuRIはミドルキックで返し激しい戦いに。最後はHARUKAZEを捕獲したYuuRIがブレーンバスターからスワントーンボムを見舞って勝ちどきを挙げた。

新体制のガンプロが船出の会見…大家健「いずれは道場を持ちたいし、常設会場を作りたい」と夢

2024.04.04 Vol.Web Original

 3月いっぱいでCyberFightから独立して新体制となったガンバレ☆プロレスが4月3日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で新たな船出に向け記者会見を行い、三島通義社長、大家健代表、今成夢人、勝村周一朗、石井慧介、中村宗達、HARUKAZE、まなせゆうな、YuuRIが登壇。スケジュールの都合で冨永真一郎、渡瀬瑞基、桜井鷲(休業中)は欠席した。
 
 新体制の社名は株式会社ガンプロエンターテインメントで、3月1日付で登記された。これまで相談役だった三島氏が代表取締役に就任。フロントと選手間のコミュニケーションを図るため、大家と勝村が取締役の任に就いた。資本金は300万円で、資金源は三島社長の前の前の勤務先であるニッポン放送を退社した時にもらった退職金の残りだといい、三島社長は「老後がかかっていますので、なんとしてもこの団体をいいものにしていきたい」と話した。
 
 第1弾興行は4月27日の東京・北沢タウンホール(18時)で、5月18日の東京・新木場1stRING(18時半)、6月2日の東京・高島平区民館(18時)、7月15日の高島平区民館(18時)、8月16日の新木場(夜=時間未定)、9月23日の神奈川・横浜ラジアントホール(夜=時間未定)、10月14日の高島平区民館(夜=時間未定)まで大会が決定済み。
 
 大家は「ガンバレ☆プロレスがよりガンバレ☆プロレスらしくあるためには、どうすればいいかとずっと考えておりました。その結果、独立するしかないと思い独立に至りました。私は40年以上生きてて、自分らしく生きてくことが人間にとって一番大事なことじゃないかと思うんです。人間としてもプロレスラーとしても、自分らしくできる場所に、このガンバレ☆プロレスをしたいと思っております。そしてやはり立ち上げしたときの目標であるプロレスをメジャースポーツにしたいと思います」と力を込めた。
 
 この日、登壇者、映像スタッフの一人二役で参加した今成夢人は「一からインディペンデントでみんなで再スタートするということで、映像スタッフもいない状態なので、自前で三脚2台、カメラ2台をセッティングさせていただいて、カメラとレスラーと同時にやらせていただいてるんですけど、それは懐かしい感じがしています。こういうことを僕も大家さんもスタートダッシュから、何かやりながら、でも一生懸命やる。これはもう1回やり直すとかじゃなく、みんなが強くなったうえでニューゲームを始めていくという感覚があります。インディペンデントに戻ってるかもしれないけど、みんなそれぞれの個性が必ず生きる舞台になると思ってます。皆さんが違う仕事をしていても、その仕事の結果なり活躍が必ずリングに反映されていく。そんな素敵な団体にしていきたいと思ってます」とコメント。
 
 スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級、SOG世界タッグの2冠王者の勝村は「2年前、大田区で初めてやった時、鈴木みのるさんとやらせてもらいました。その時に選手ミーティングで言ったんです。“大田区絶対成功させよう。俺はガンバレ☆プロレスが、もしも潰れたら、自分はそこでレスラーとして引退する”と。今も同じ気持ちです。もしもこのガンバレ☆プロレスがなくなることがあったら、それはレスラー勝村周一朗最後の時だと。なので、昨年12月27日の後楽園が終わった翌日、大家健が独立するって言ったときに、“やるよ、俺は”って言ったんです。その時の気持ちは忘れず、もっと大きなガンバレ☆プロレスをこのメンバーとともに作っていきたいと思います」と不退転の覚悟を示した。
 
 ガンジョのエース、まなせゆうなは「私が独立の話を聞いた時は欠場中で、どうなるんだろう?ってすごい心配だったんですけど。その話を聞いて、すぐに大家さんと勝村さんに連絡させてもらって。どういうことなのか分かんないからちゃんと教えてよ!って言って、話を聞きました。その時欠場中だったんで、自分に何ができるんだろう?ってすごい不安だったんですけど、その時に大家さんが“まなせがいたほうが明るいから、楽しくなるからガンプロにいなよ”って言ってくれたんです。私それまでプロレスラーとして、いろんな団体に所属させてもらったんですけど、ずっと自分がいなくても、その団体はいいというか進んでいくなって感じていたので、そのなかですごくもがいていたんです。でもやっぱりこのガンバレ☆プロレスに来て、“まなせがいたほうがいい”って言ってもらえたことがすごいうれしくて。周ちゃんも“ビックリした。辞めたいって言うのかと思ったよ”って。私いていいって思ってもらえたんだってことがすごくうれしくて。三島社長にも“ゆうなちゃんがいたほうが、立ち上げの時に元気になるから居てよ”って。そういうことを言葉にして言ってもらえたのが、すごいうれしくって。私もプロレスラーになって今年で10年目なんですけど、今までスターダム、アクトレスガールズ、東京女子と生きてきて、最後に出会えたのがガンバレ☆プロレスだと思っています。そのなかで、今までの10年間の学んできたことをすべて、特にYuuRIに私はこの新体制になってから伝えたいと思いますし、自分の中のガンバレを、世界共通語にしたいという思いはウソじゃなくって。私はガンバレ☆プロレスに出会って、人生も心もすごく豊かになったから、その気持ちをもっとたくさんの人に伝えられるような、ガンバレ☆プロレスの一員として頑張りたいと思います」と決意表明。

 旧体制で、月1回開催されていた「ガンバレ☆女子プロレス」の興行について、三島社長は現状では未定として、年内に1度は開催したい意向。現在、療養中でレギュラー参戦してきた春日萌花(フリー)の復帰のタイミングで実施できればとした。まなせは「まずはガンバレ☆プロレスというものをしっかりっていうものがあるんですけど、私のなかでガンジョっていうのは一つのブランドじゃないですけど、しっかりしていきたいなって思っていて。今回の新しいガンバレ☆プロレスになったことで、さらにみんなで一致団結してガンジョというものをやりたいなと私は勝手に思っています」とし「ただやるんじゃなくて、やるんだったらガンバレ☆プロレスがさらに発展するためにやらないといけないと思うので、気合入れて頑張りましょう」と意気込んだ。
 
 これまではDDTグループの道場を使用していたが、独立後は埼玉・蕨にあるアイスリボン道場で週1回、合同練習を行っており、他の団体の道場にも出稽古の形で、練習量の少なさをカバーしていく方針。大家は「いずれは道場を持ちたいですし、なんなら常設会場とか作りたい。今は夢でしかありませんけど、夢は大きくしたいほうがいいと思うので」と意欲を見せた。
 
 なお、CyberFightが運営する動画配信サイト「WRESTLE UNIVERSE」では、4月以降もガンプロの試合が配信される。

ガンプロ独立前最後の大会で大家健が大奮闘の勝利。「親元を離れて自立して、プロレスを必ずメジャースポーツにします!」【ガンプロ】

2024.03.29 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが3月28日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「今夜月の見える丘に2024」を開催した。今月いっぱいでCyberFightから独立する同団体にとって、同社傘下での最後の興行となり、代表の大家健が大奮闘で勝利を挙げた。

 メインイベントでは「ガンプロ名物サバイバル8人タッグマッチ」として、大家健&勝村周一朗&和田拓也&渡瀬瑞基が石井慧介&今成夢人&前口太尊&岩崎孝樹と対戦。2022年12月いっぱいで退団した岩崎は1年3カ月ぶりの参戦となった。

 試合形式は各チーム4人のメンバーから2人を選抜し、タッグマッチでスタート。敗者は失格となり、負けたチームは1人を補充してタッグマッチを続行。これを繰り返して、相手チーム3人を敗退させて、タッグマッチの継続を不可能にしたチームが勝利となる。通常のプロレスルールに加えオーバー・ザ・トップロープ(OTR)ルールが採用されたが、補充するメンバーがいなくなった段階でOTRルールが無効となる。

独立する大家健がケジメマッチで高木三四郎に勝利し卒業証書を授与される。「ガンバレ☆プロレスをどの団体より素晴らしい団体にします」【DDT】

2024.03.18 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月17日、東京・後楽園ホールで「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」を開催した。3月いっぱいでCyberFightから独立するガンバレ☆プロレスの代表・大家健が高木三四郎社長との一騎打ちを制し、高木から卒業証書が授与された。

 開始早々、高木はイスで連打し厳しい攻め。高木が投げ捨てひまわりボムを繰り出すと、大家はダウン。大家がなんとか立ち上がると、張り合いからヘッドバット、垂直落下式ブレーンバスター、スタナー。再び張り合いからヘッドバット、ラリアット、炎のスピアーを繰り出して3カウントを奪取した。

 大家は「高木さん、俺の人生変えたのはあんただよ。いいこと一つもねぇんだよ。でもな、あんたのおかげでガンバレ☆プロレスができたし、こんな素晴らしい仲間ができました。むちゃくちゃ感謝しています。これからはあなたに頼らずに、ガンバレ☆プロレスをどの団体、どのスポーツよりも素晴らしい団体に絶対にします」と感極まり涙で絶叫。

ガンプロ大家健が3・17後楽園での高木三四郎との一騎打ちを要求。「家を出る前に親を倒したい」【DDT】

2024.02.08 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月7日、東京・新宿FACEで「Into The Fight 2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。ガンバレ☆プロレス代表の大家健が3月17日、後楽園ホールでの「旗揚げ27周年記念興行」で高木三四郎と一騎打ちを行うことが緊急決定した。

 この日の第2試合終了後のインフォメーションコーナーの際、大家が現れリングイン。大家は「我々ガンバレ☆プロレスは3月いっぱいで、サイバーファイトを離れ、4月から独立します。独立の前にどうしても戦いたい相手がいます。3月17日、DDT27周年記念興行で、俺が戦いたい相手は高木三四郎! どうしても高木三四郎と戦いたい。俺は22年、高木三四郎の下でしかプロレスをやったことがありません。高木三四郎は親のような存在です。家を出る前に親を倒したい。3月17日、高木三四郎とシングルマッチ組んでくれよ!」と絶叫。

 高木も登場し「自分も発表させていただきましたが、7月の両国大会で休養させていただきます。大家、お前とやるのはたぶん最後だよ。お前が一国一城の主になるんだったら、俺はお前に伝えなきゃいけないことがあるし、生半可な気持ちだったら、潰さなきゃいけないと思ってる。3月17日、シングルマッチやりますんで組んでください」と応じ、対戦が決まった。

 バックステージで大家は「俺も本当に一生、プロレスを始めてから終わるまで、高木三四郎の下でプロレス人生まっとうすると思ってました。でも、そうじゃねぇだろうって。俺にも団体やってるから、子どもみたいな存在のレスラーがいっぱいできました。独り立ちして46歳、遅いかもしれない。俺はこんなにキャリアあって、こんな年だけど、家を出る前に親を超えたいんだよ。高木三四郎を超えて、独立したい。高木三四郎を倒して、ガンバレ☆プロレスを大きくして、DDTも高木三四郎も超えたい。伝えることも、向こうが伝えてくることもいっぱいあると思います。それを全部伝えて、全部受け止めて、俺が絶対勝ちます」と涙ながらに訴えた。

 高木は「大家健が独立すると聞いて、あいつなりの覚悟とかいろんな葛藤もあったんだろうなと思って。それをプレイヤーとして、受け止められないまま終わるのもアレだなと思ってたところではあったので。対戦要求はうれしい気持ちもある。逆に言うと、どれだけ団体を率いてやっていくのが厳しいのかということを伝えなきゃいけない。生半可な気持ちだったら俺は潰すつもりでいるから。団体やるのは、会社やっていくのは大変なんだよ。あいつは本気なんだったら、立ち向かってこいよ。やることも運命だし、ケジメかなと思ってるので」と話した。

ガンバレ☆プロレスが3月いっぱいでCyberFightから独立。大家健代表「やるからにはDDTを必ず超えます。それが高木三四郎に対しての恩返し」

2024.02.01 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが1月31日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で記者会見を行い、3月いっぱいでCyberFight傘下から独立することを発表した。3月28日の東京・上野恩賜公園野外ステージ大会が同社傘下での最後の興行となる。3月初旬には三島通義相談役が社長に就任した新会社の設立を準備中で、4月から新たな体制で活動していく。

 同団体は2013年4月17日、大家健(代表)が一人で旗揚げ。その後、DDT映像班だった今成夢人を始め、徐々に所属選手も増えていき、2022年7月には東京・大田区総合体育館にも初進出。DDTとは一線を画し、独自の価値観で活動を展開してきた。

 新体制には大家(代表)、勝村周一朗、今成(2月1日付で飯伏プロレス研究所との2団体所属に)、石井慧介、渡瀬瑞基、中村宗達、HARUKAZE、まなせゆうな、YuuRI、桜井鷲(休業中)の10選手が残留。レギュラー参戦してきた冨永真一郎(CWP)は2月1日付で入団し、2団体所属に。翔太、長谷川美子、リアラの3選手は3月いっぱいで退団しフリーに転向する。レギュラー参戦中の和田拓也、前口太尊、春日萌花(療養中)、バニー及川は今後も最大限協力するとの意向を示しているという。

 独立後、4月27日の東京・北沢タウンホールで初興行。5月18日の東京・新木場1stRING、6月2日の東京・高島平区民館、7月15日の高島平区民館大会が決定済みだ。

ガンプロの“イッテンヨン”で勝村周一朗がSOG世界無差別級を盤石の初V。敗れた大家健は1・6豊中でのタッグ王座戦でリベンジを宣言【ガンプロ】

2024.01.05 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが1月4日、東京・板橋グリーンホールで「2024年ガンバレ☆闘い始め」を開催した。昨年12月27日の後楽園ホールでスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座を戴冠した勝村周一朗が大家健の挑戦を退け初防衛に成功。敗れた大家は6日、大阪・豊中市176BOXで行われるSOG世界タッグ王座戦でのリベンジを期した。

 暮れの悲願のベルト奪取から、わずか8日。勝村の防衛ロードが始まった。序盤腕の取り合いから、勝村がヘッドシザース、ドロップキックを放てば、大家はショルダータックル。左足に的を絞った勝村はドラゴンスクリュー、アキレス腱固めで攻めていく。大家もDDT、ミサイルキック、逆エビ固めで反撃。勝村は裏アキレス腱固め、ヒザ十字と関節地獄へ。大家もエプロンでのDDT、場外めがけたジャンピング・ショルダー。さらにカミカゼ、ダイビング・ショルダーと猛攻も、勝村が飛びつき腕十字で逆襲。大家がハリケーンドライバー、スピアー、新・炎のスピアーを狙うも、勝村は冷静にフロントハイで迎撃し、ヒザを叩き込む。勝村がフィッシャーマンバスターを繰り出せば、大家はブレーンバスターで返す。だが、勝村はニンジャチョークで絞め上げると、必殺のトリプルスリー3ロックで捕獲し、大家からギブアップを奪った。

勝村周一朗がSOG世界無差別級王座をガンプロに奪還し2冠王に。大家健が1・4板橋で無差別級、1・6豊中でタッグ王座に挑戦【ガンプロ】

2023.12.28 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが12月27日、東京・後楽園ホールで年内最終戦「BAD COMMUNICATION 2023」を開催した。勝村周一朗がスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者の木髙イサミを下して、至宝を半年ぶりにガンプロに奪還し、SOG世界タッグ王座と併せて2冠王に。“怨敵” 羆嵐を倒した大家健が来年1月4日、東京・板橋グリーンホールで無差別級、同6日の大阪・豊中市176BOXでタッグ王座(パートナーはHARASHIMA)に挑戦することが電撃決定した。

 まずはセミファイナルで大家が憎き羆嵐と一騎打ち。羆嵐は「勝ったら、シングル、タッグのベルトに挑戦させろ」と要求し、大家が受諾したため、大家はなんとか羆嵐の侵攻を食い止めなければならなかった。

 羆嵐は圧倒的なパワーでセントーン連発、アルゼンチン・バックブリーカー、バックフリップで終始優勢。大家はヘッドバットで活路を見出そうとするも、羆嵐はダイビング・セントーンを一閃。大家は雪崩式ブレーンバスター、スピアーもセコンドの土肥こうじがスリーパーで捕獲。羆嵐は埼玉に乾杯!を繰り出すも、カウントは2。さらにダイビング・セントーンを狙うも自爆。大家は石川修司、石井慧介との特訓で編み出した新・炎のスピアー2連発で激的勝利を収めた。

大家健が12・27後楽園での羆嵐戦に向け、“盟友”石川修司と公開特訓敢行。“新型”スピアー習得【ガンプロ】

2023.12.13 Vol.Web Original

 今度こそ“憎き” 羆嵐をぶっ倒す!

 ガンバレ☆プロレス今年最後のビッグマッチ「BAD COMMUNICATION 2023」(12月27日、東京・後楽園ホール)で怨敵・羆嵐とシングルマッチで対戦する大家健が12月12日、神奈川・横浜市内の全日本プロレス道場で公開練習を行い、新技を習得して“打倒” 羆嵐を誓った。
 
 当初、羆嵐とタッグを組んだ大家だが、7・9大田区で羆嵐に究極の裏切りに遭ってしまう。その後、大家は「土肥羆」(土肥こうじ、羆嵐)と抗争を繰り広げるも劣勢が続いた。10・1新宿FACEでは翔太と組み、「土肥羆」と敗者髪切りマッチを敢行も、羆嵐に敗れ丸刈りにされたうえ、バックステージでもボコボコにされる屈辱を味わわされた。11・23高島平区民館では渡瀬瑞基とのコンビで「土肥羆」と激突も、パートナーの渡瀬が土肥に敗退。試合後、大家は羆嵐に一騎打ちを要求。羆嵐の「俺が勝ったらガンプロのシングル、タッグのベルトに挑戦させろ」との条件をのんで、シングル戦が決まった。
 
 大家は練習パートナーとして、石井慧介を帯同。大家が「ユニオンプロレスの盟友であり、今、全日本プロレス所属のこの男に特訓をつけてもらいに来た!」と言って、全日本道場に足を踏み入れると、そこには石川修司が待っていた。

Copyrighted Image