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大尊伸光が迷言「力だけじゃ勝てないということを力で分からせてやる」【12・17修斗】

2017.11.20 Vol.Web Original

大尊と田口が異色の筋肉対決
 プロフェッショナル修斗の関東地区年内最終戦となる12月17日の新宿FACE大会の追加対戦カードが19日の同所での大会で発表された。

 田口泰地と大尊伸光が75kg契約で対戦する。

 リングインするやともに筋肉ポーズに腕立て伏せととにかく筋肉アピールの2人。

 田口はふだんはウェルター級、大尊はライト級で戦っているのだが、田口の「大尊選手はアマチュアのころからあこがれていた選手。プロになってやってみたいと思っていた」という思いを大尊が受け止める形でこの異色カードが実現した。

 田口は「夢の時間を過ごせると思うとすごく楽しみ。大尊選手が裏で、“筋肉キャラはもういいかな”と言っていたので、(そのキャラを)もらおうかと思っています」と禁断の楽屋話を暴露。

 一方、大尊は「いい体してんじゃねえか。でもな、格闘技は力だけじゃ勝てないということを力で分からせてやるからな」「剛よく剛を制すという試合を皆さんに見せたい」と迷言連発で勝利を誓った。

 そして最後は仲良く筋肉ポーズで2ショットに収まるという、異空間が繰り広げられた。

5・12修斗 高橋が王者初戦で貫禄のKO勝ち 大尊が公開プロポーズ大成功

2017.05.13 Vol.690

 プロフェッショナル修斗公式戦(5月12日、東京・後楽園ホール)のメーンで環太平洋フェザー級王者・高橋遼伍がアーノルド・クエロと対戦。初の国際戦となったが3R1分35秒、KOで勝利を収め、戴冠後初戦を飾った。

 クロエはヨーロッパで活躍中のストライカー。昨年2月のWSOF-GCの日本大会にも出場し中島太一を判定ながら破っている。

 しかし高橋はその代名詞ともいえるローキックで1Rから主導権を握る。1R中盤ですでに左足を引きずる素振りを見せたクロエはパンチで反撃するものの高橋のプレッシャーの前に後退を繰り返す。2Rになるとクロエは高橋のローに右フックを合わせるなど反撃を見せるが、高橋は構わずローで攻め立て、ラウンド後半には右フックを打ち抜きクロエをぐらつかせる。3R、クロエはタックルで局面の打開を図るが、これも苦し紛れ。高橋はなんなくさばくとパンチに右ロー。クロエの左足は立っているのがやっとの状態。それでも倒れないクロエに高橋が右ロー、右ストレートからパンチの連打。クロエが左足をつけなくなったところでレフェリーが試合を止めた。

修斗4・23舞浜に世界フライ級王者・扇久保参戦

2017.03.25 Vol.686

 プロフェッショナル修斗の千葉・舞浜アンフィシアター大会(4月23日)に修斗世界フライ級王者・扇久保博正の参戦が23日、発表された。

 扇久保は昨年4月の舞浜大会で当時の王者、菅原雅顕を破りフライ級世界王者に就いたが、昨年はUFCの「TUFフライ級16人トーナメント」に参戦。日本では1年ぶりの試合となる。今回は外国人選手との対戦が予定されている。

 扇久保は「おそらく凄い強い相手とやらせてもらえると思うんですけど、しっかりとフィニッシュして、チャンピオンの強さを見せたい」と話した。

 バンタム級の岡田遼の参戦も決定。岡田は昨年11月の石橋佳大との第5代環太平洋王座決定戦以来の復帰戦。岡田も外国人選手との対戦が予定されている。

格闘家イケメンファイル Vol.21 俺も、俺の筋肉も貴女を裏切らない 大尊伸光(たいそんのぶみつ)

2015.03.22 Vol.639

SS-IMG_8594.jpg 昨年行われた修斗の環太平洋ウェルター級チャンピオンシップで王者に挑戦し、見事KO勝利を収め第7代王座になった修斗きっての肉体美(?)を誇る大尊伸光。チャンピオンになって、運気がアップ!?

「もう、おばあちゃんが喜んでくれて(笑)。道場のみんなはもちろん、親戚や職場の人もすごく喜んでくれましたが、おばあちゃんが喜んでくれたのがすごくうれしかった。生きてて良かったと思いました(笑)。おばあちゃんとは一緒に住んでいるんですけど、今ではすっかり僕のマネジャーみたいになって、あちこちで孫自慢をしてくれる(笑)。おばあちゃんの行きつけのカラオケバーに連れて行かれたり、人に見せるために僕のDVDを何枚も持っていてくれたり。おばあちゃんが自慢できる孫になれたのが一番うれしかったです。あとは…彼女ができたことかな(笑)。僕が対戦した選手は背も高く、イケメンで、おまけにすごく美人な奥さんと結婚されまして…。背が高くなるのとイケメンになるのは無理だけど、ベルトを巻けば何か一つだけでも手に入れられるのではと思い頑張りました(笑)」

 もともと体格が良かったという大尊。トントン拍子にプロになったのかと思いきや…。

「小学校5年生の時から空手をやって、中学2年生の夏休みから顧問の先生に頼まれて、レスリング部に入りました。その後友達の誘いで総合格闘技のジムに連れていかれたんですけど、レスリングをやっていたおかげで初日から結構みんなを倒せたので、やっぱり俺強いなって(笑)。その時ですね、自分が頑張ったらどこまでいけるのか試したくなった。その後、アマチュア修斗の試合で初めて負けてから、仕事も辞めてアルバイトをしながら、格闘技をメインに生活するようになりました。でも、そこから1回遊びを覚えてしまいまして、試合から遠のいてしまっていたんです。そしたら母親から今年中にプロにならなかったらやめなさいと言われて。それから気持ちを入れ替えて練習したおかげで、アマチュア修斗の全日本大会で優勝し、2010年にプロ昇格しました」

 やっとデビューしたものの、デビュー戦は苦い思い出とか。

「ものすごつまらない試合をしてしまって…。寝技が得意な相手と、パンチが得意な自分がお互いを牽制しすぎて、ずっとお見合いをしていた。一応勝ちましたが、ぶっちゃけどちらも負けでいいような試合だった。見に来てくれた友達には入場が一番良かったよって言われて、それが皮肉にしか聞こえなかったし本当に辛かった。それからは、プロとしてお客さんに魅せる試合をしなければと思い、自分らしく常にKOを狙ってガンガンいくようになりました」

 自分のスタイルを決定づけたデビュー戦だが、ほかにも印象深い試合があるという。

「2012年10月にやった下石(康太)選手との試合です。もう、初めてコテンパンにやられました。それまでの負けるパターンは、自分の集中力が切れて、関節をとられてしまうというものだったんですが、下石選手には完膚なきまでに叩きのめされた。今までの中で一番凹みましたし、絶望もしました。でもそのおかげで筋トレじゃなくて、特に寝技の練習に力を入れました。今では寝技に対して苦手意識がないどころか、逆に自信があります。ですから、僕を成長させてくれたという意味では下石選手に感謝しています」

修斗ダブル王座戦で大尊と根津がベルト獲得

2014.03.17 Vol.613

 プロフェッショナル修斗の公式戦が16日、水道橋の後楽園ホールで行われ、環太平洋のウェルター級とフェザー級でタイトル戦が開催された。
 ウェルター級は昨年1月に第6代王者となった佐々木信治が、昨年のインフィニティトーナメントを制した大尊伸光を挑戦者に迎えての初防衛戦。挑戦者らしくガードも気にせずパンチを放つ大尊に対し、佐々木はしっかりしたガードから戦況をうかがう。佐々木は1R終盤にタックルからテイクダウンを奪い、2Rにはラバーガードの体勢から三角絞めを狙うなどグラウンドで有利に立つ。しかし一瞬の油断があったか、大尊のカウンターの左フックをまともに食らい、ゆっくりとダウン。大尊が追撃のパウンドを落とし、4分0秒、レフェリーが試合を止めた。
 大尊は「アバラが折れたみたいで痛いがうれしい。アバラが折れないようにもっと筋トレします」とキャラ前回のコメントを残しながらも、「いい試合をしてもっと修斗を盛り上げたい」と早くもチャンピオンの自覚を見せた。
 フェザー級は小野島恒太と根津優太による王座決定戦。この2人はこれまで2度対戦。名勝負を繰り広げ、戦績も1勝1敗の五分。決着戦がタイトル戦という、嫌がおうにも盛り上がるシチュエーションとなった。応援団が会場を二分し異様な熱気に包まれる。試合は1Rから左右のロー、ミドルを中心にハイキックも織り交ぜ、多彩な蹴りで根津が主導権を握る。小田島は組み止めて戦況の打開を図るが、最後まで蹴り続け、手数でも圧倒した根津が3-0の判定で勝利を収め、初戴冠を果たした。

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