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ケラモフ、浜崎朱加ら5選手が欠場。摩嶋一整は“足関十段”今成正和と対戦【RIZIN】

2024.02.16 Vol.Web Original

 RIZINが2月16日、配信で「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)大会に関する会見を行った。

 参戦が発表されていた前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)、前RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)らの欠場が発表された。

 ケラモフは昨年7月の「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来を破り、王座を獲得。しかし11月に地元アゼルバイジャンで行われた初防衛戦で鈴木千裕に敗れ王座陥落。今回はそこからの再起戦で摩嶋一整(毛利道場)と対戦の予定だった。ケラモフに代わり“足関十段”の異名を持つ今成正和(今成柔術)が摩嶋と対戦する。

RIZINで2連続判定勝ちの大島沙緒里が身長差18センチのソルトを「三度目の正直で極めきりたい」【RIZIN.43】

2023.06.22 Vol.Web Original

「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月22日に行われ、DEEP女子ミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の2冠王者である大島沙緒里(AACC)がRIZINでの初の一本勝ちに意欲を見せた。

 大島はRIZINでは浅倉カンナ、山本美憂を相手に2連勝。今回は昨年7月の山本戦以来の参戦となる。DEEPでは昨年11月に古瀬美月を相手に一本勝ちでミクロ級王座を初防衛。今年2月に韓国で行われた「BLACK COMBAT」と「DEEP」の5対5の対抗戦でもホン・イェリンに一本勝ちを収めている。

 大島はRIZIN初参戦となる地元・北海道出身のソルト(マルスジム)と対戦する。ソルトは2022年に修斗でプロデビューを果たし、12月にはパンクラスにも参戦。ここでノンタイトル戦で王者・KARENと対戦し、判定勝ちを収めると、今年4月にはKARENとタイトルを賭けて再戦。得意の打撃とケージ際での差し合いを制し、フルマークの判定勝利を収めプロデビューからわずか5戦目にしてチャンピオンに輝いている。

 大島はコンディションについては「準備はぎりぎりまでできたので、あとは試合で出すだけ。特に新しくは取り組んだことはないが、いつも通り、打撃だけだったりグラップリングだけだったりと細かいところまでしっかり練習はできたと思う」と語った。

DEEP二冠王者・大島沙緒里が浅倉カンナに続き山本美憂も撃破。試合後は同門の本野美樹のRIZIN参戦をプッシュ【RIZIN.36】

2022.07.03 Vol.Web Original

「RIZIN.36」(7月2日、沖縄・沖縄アリーナ)でDEEP女子ミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の二冠王者・大島沙緒里(AACC)が山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)に2-1で判定勝ちを収めた。大島は昨年10月の浅倉カンナに続きRIZIN常連ファイターを撃破した。

 1R、打撃の攻防から大島がバランスを崩すと山本が組み付く。スタンドで目まぐるしい動きとなるが山本がグラウンドで上を取る。しかし大島は下から首を取る。そして裏返し上になるとサイドポジションから左腕をアームロックに取りに行く。山本が立つが大島はすぐにグラウンドに戻し、左腕を絞り上げる。なおも上に乗ると三角絞めからパンチを連打。山本が上になると大島は下から三角絞め、そして左腕を取る。山本はしのぐとポジションを変え上を取る。大島はガードに入れ防御。

 2R、山本が組み付くが大島は腰が重い。大島のミドルを山本がキャッチすると大島はバランスを崩し倒れるが山本は深追いはしない。スタンドの攻防で大島は右ミドル。キャッチした山本は今度はテイクダウンし上を取る。しかしすぐに離れ、スタンド勝負を主張。大島は右ハイ、右ミドルと積極的に打撃を出していく。大島は前に出て組み付き、グラウンドへ。山本が上を取り細かいパンチ。大島は下から首を抱えコントロール。

平本蓮の「ファック!」に鈴木博昭が「ぶっ飛ばしてやるぜ、オラ!」【RIZIN.36】

2022.07.01 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の沖縄大会となる「RIZIN.36」(7月2日、沖縄・沖縄アリーナ)の前日計量が7月1日、沖縄県那覇市内で行われた。

 当初、メインイベントに出場予定だった朝倉海(トライフォース赤坂)が右拳のケガで6月30日に欠場が発表され、昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)が急きょヤン・ジヨン(韓国/Jeju Team the King)と対戦することに。その昇侍を含め全選手が計量をクリアした。

 朝倉の欠場に伴いセミファイナルの鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)vs 平本蓮(ルーファスポーツ)がメインに昇格。

 計量後のフォトセッションのフェイスオフではここまでのどのカードよりも近い距離でのにらみ合いを展開。そしてマイクを持った平本は「ファック!」と一言シャウトし、鈴木のコメントも聞かずに退場。鈴木は「こういうイレギュラーなことが起きる大会ほど盛り上がると榊原代表もおっしゃってましたが、そういう時こそテンションが上がってしまうのが私ら格闘家です。そんな選手の生きざまを本当に見てほしいので、できれば払い戻しをせずに大会を見てほしいと思います」とファンにメッセージを送り、最後はすでに会場後方にいた平本に向かい「ぶっ飛ばしてやるぜ、オラ!」と絶叫した。

山本美憂「覚悟と自信を持って行けば勝てる」、大島沙緒里「すごく調子がいい。“やるぞ!”という気持ち」【RIZIN.36】

2022.06.30 Vol. Web Original

 RIZINの2度目の沖縄大会となる「RIZIN.36」(7月2日、沖縄・沖縄アリーナ)の前々日インタビューが6月30日に行われた。

 昨年11月に行われた初めての沖縄大会でメインを務めた山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)が連続参戦し、昨年10月のRIZINデビュー戦で浅倉カンナに勝利を収めたDEEP女子ミクロ級、DEEP JEWELSアトム級の2冠王・大島沙緒里(AACC)と対戦する。

 山本は昨年はRENAに敗れており、今回は必勝を期しての参戦となる。

 山本は「ここまでやることはやってきたので、後はしっかり調整して、万全な体調で試合に臨みたい」と順調な仕上がりのよう。

 大島は柔道出身で、DEEPでは一本勝ちの山を築いてきたのだが、山本は自らのストロングポイントとして「レスリングもそうだが、立ち技を試合で出して自分の展開に持って行きたい」と語ったうえで「相手が寝技の選手で一本を決めてくる攻め方をしてくると思う」と展開を予想。「その辺の対策はコーチ陣と練ってきた。いろいろな方からアドバイスをもらった。立ち技の面でも寝技の面でも。寝技はカイルが遠隔でコーチしてくれた。今回は大島選手と同じ柔道出身で寝技に長けている平田樹ちゃんに毎日練習に付き合ってもらった。あとはアーセンが全体的に仕上げてくれた」と対策は万全。

「覚悟と自信を持って行けば勝てる相手だと思う。自信を持って行きます」と語った。そして昨年の敗戦を振り返り「結果がついてこなかったにもかかわらず、皆さんの温かい声援が心に響きました。沖縄という場所で私を選んでもらってよかった。いつか沖縄で試合をして皆さんに恩返ししたいと思っていたので。前回は負けてしまったから、今回は絶対に勝って皆さんに恩返しをしたい」と改めて必勝を期した。

沖縄大会13カードを発表。朝倉海はROAD FCのホープを迎撃。鈴木博昭vs平本蓮がストライカー対決【RIZIN.36】

2022.06.02 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の沖縄大会となる「RIZIN.36」(7月2日、沖縄・沖縄アリーナ)の対戦カード発表会見が6月1日、沖縄・沖縄アリーナで行われ、13カードが発表された。

 今大会で昨年大晦日に扇久保博正に敗れてからの再起戦を行うことがアナウンスされていた朝倉海(トライフォース赤坂)はヤン・ジヨン(韓国/Jeju Team the King)と対戦する。

 朝倉は「半年ぶりの試合がここ沖縄で決まって、ようやく試合ができるのでとてもうれしく思います。前回の敗戦からいろいろなことを考えて、海外に修行に行ってきました。そこでたくさんの技術を吸収して新しいファイトスタイルを確立して帰ってきました。なので、今まで見せて来なかった戦い方を今回見せられると思うし、これから対世界に向けて日本人の強さを僕が証明して行きたいと思うので、まず7月2日は僕の試合を楽しみにしていてください」と挨拶。

DEEP2冠王者・大島沙緒里が浅倉カンナを破る大番狂わせ。同門の王者・浜崎朱加との対戦は「かなわない。考えてない」【RIZIN.31】

2021.10.24 Vol.Web Original

「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)のセミファイナルで行われたスペシャルマッチで浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と大島沙緒里(AACC)が対戦し、大島が2-1の判定で勝利を収めた。

 浅倉は今年3月に浜崎朱加の持つ女子スーパーアトム級王座に挑戦し1-2の判定で敗れて以来の再起戦。

 対するDEEP女子ミクロ級とDEEP JEWELSアトム級の2冠王者の大島は今回がRIZIN初参戦。柔道をバックボーンに持ち、プロ戦績8戦6勝2敗のうち一本勝ちが3つ、KO勝ちが2つという強いフィニッシュ力を持つ強豪だ。

 試合は1R、打撃の攻防から大島がパンチをかいくぐり組み付くと内掛けでテイクダウンに成功。あっという間に袈裟固めの体勢に。そして浅倉の左腕を足に挟んで殺してパンチを打ち込んでいく。浅倉は下からの洗濯ばさみで体勢の入れ替えを狙うが、大島は左腕を離さず。浅倉が動いて脱出を図るが大島は逃がさず上を取る。大島はサイドから浅倉の左腕を殺しパンチの連打。大島はそこから上四方、逆サイドのサイドポジションとポジションを変えながら左腕を取ってキムラロック狙いから腕十字。浅倉は体を起こし腕を抜くが、大島はそのまま足関節を狙う。浅倉は上のポジションから鉄槌を放つがゴング。大きく顔をはらす浅倉。

浅倉カンナ「今回は打撃でもケンカができるのではないかと思う」とKO決着へ意欲【RIZIN.31】

2021.10.22 Vol.Web Original

「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)の試合前インタビューが10月22日、行われた。

 今大会のセミファイナルでは唯一の女子のカードである浅倉カンナ(パラエストラ松戸)vs 大島沙緒里(AACC)が組まれている。

 浅倉は今年3月に浜崎朱加の持つ女子スーパーアトム級王座に挑戦し1-2の判定で敗れて以来の再起戦となる。対するDEEP女子ミクロ級とDEEP JEWELSアトム級の2冠王者の大島は今回がRIZIN初参戦。3歳から始めた柔道で2014年9月の「全日本ジュニア体重別選手権」の女子44kg級で優勝という実績を残す大島は得意の極めを武器に8戦6勝2敗の戦績を誇る。

 浅倉は「わくわくしている。今回、調整期間、練習期間と調子がよかった。その調子を発揮できれば一本、KOできると思う」と笑顔を見せた。

 大島の印象については「ベルトを2つ持っていて勢いのある強い選手」、試合については「相手が寝技が得意で組みに来ると思うが、そこの対策もできている。もちろん打撃も前回よりレベルアップしているので、いろいろな展開を見せられればと思っている」と語った。

浅倉カンナが浜崎朱加の同門で2冠王者の大島沙緒里と対戦。「また駆け上がっていくストーリーのスタート」【RIZIN.31】

2021.09.30 Vol.Web Original

「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)の第1弾対戦カード発表会見が9月30日、都内で開催された。

 女子スーパーアトム級(-49kg)のスペシャルワンマッチで、浅倉カンナ(パラエストラ松戸)とDEEPミクロ級とDEEP JEWELSアトム級の2冠王者・大島沙緒里(AACC)が対戦することが発表された。

 浅倉は3月に女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加(AACC)に挑戦し、1-2の判定で敗れて以来の再起戦。浅倉は「前回の試合で浜崎選手に負けてしまって、またベルトが遠のいてしまったんですけれど、今回はまた駆け上がっていくストーリーのスタートだと思っているので、前回の悔しさをしっかり大島選手にぶつけたいと思います。大島選手は国内の王者で強い選手だと思うんですけど、全局面で圧倒して一本かKOで勝ちたいと思っています。皆さん楽しみにしていてください」と再起へ自信を見せた。

 大島は浜崎と同門の選手なのだが、浅倉は「いつも反対側にいるなと思っているんですけど、常に浜崎選手と肌を合わせて練習しているのは自信があると思うし、そういう部分でもしっかり超えてまた浜崎さんにたどり着きたいと思っています」と浜崎との3度目の対決への足掛かりとするつもり。

富松恵美、大島沙緒里ら8選手による「アトム級GP」が開幕【3・7 DEEP JEWELS】

2021.01.18 Vol.Web Original

組み合わせは後日、抽選で決定

 DEEP JEWELSの2021年開幕戦となる「DEEP JEWELS 32~アトム級GP2021開幕戦~」(3月7日、東京・後楽園ホール)の開催概要が1月18日、DEEP事務局より発表された。

 同大会では元DEEP JEWELSアトム級暫定王者の富松恵美(パラエストラ松戸)、現DEEP女子ミクロ級王者の大島沙緒里(AACC)ら8選手が参加する「アトム級GP」が開幕する。他の参加選手はパク・シウ(TEAM MAD)、 青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘) 、にっせー(フリー)、さくら(フリー) 、永尾音波(AACC)、村上彩(フリー)。組み合わせは後日、抽選で決定する。

女子初代スーパーアトム級決勝戦は杉本恵vs黒部三奈に決定【5・31 修斗】

2020.06.01 Vol.Web Original

杉本が中村にスリーパーで一本勝ち

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ」(5月31日、無観客)で「修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、杉本恵(AAC)と黒部三奈(マスタージャパン)が決勝に勝ち上がった。

 準決勝第1試合では杉本と中村未来(マルスジム)が対戦。

 1R開始早々に杉本がタックルで押し込むも腰の重い中村はテイクダウンを許さない。膠着し、ブレイクがかかる。スタンドでは中村がローキック、パンチを出すが、杉本は構わずタックルを仕掛けテイクダウンを狙うが、中村は押し込まれながらも杉本の隙を突いて首を取りかけるなど、杉本に追撃を許さない。

 2Rも開始早々に杉本がタックルを決めると今度はテイクダウンに成功。パウンドを落とすが、中村はしっかりとガードポジション。杉本はパスを狙うがしのぐ中村。中村は杉本の隙を突いて下からヒールホールドを狙うが、杉本は慌てず脱出すると再度上をキープ。なかなかパスできない時間が続いたが、じりじりと体勢を整え、パスに成功すると首を取り、バックに回ってスリーパーホールド。脱出を図り動く中村だったが杉本がなおも締め上げるとたまらずタップ。2R3分22秒、スリーパーホールドで杉本が勝利を収めた。

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