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Krush王者の壬生狼「明日のテーマは王道」、優勝候補の松本「生き様を見せる」【K-1】

2021.05.29 Vol.Web Original

バンタム級トーナメント参加の8選手が丁々発止のやり取りを展開

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~」(5月30日、神奈川・横浜武道館)の前日計量が5月29日、東京都内で開催された。「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」に出場する8選手はすべて規定体重をクリアした。

 トーナメントには当初、橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が参加予定だったのだが、橋本が感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手(本人または同居人が陽性者、濃厚接触者、濃厚接触者の疑いがある者、発熱等の体調不良である者等)に該当することが判明したため24日に欠場が発表され、萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が代打出場することとなった。

 計量後に行われた会見ではカード発表会見でも一時不穏な空気が流れた松本日向(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)がやり合うところにSNSで鵜澤とやり合っていた野田蒼(月心会チーム侍)が参戦し、司会が「それくらいにしましょう」と制止する一幕もあった。

壬生狼一輝ら8選手が参加の「バンタム級日本最強決定トーナメント」開催【5・23 K-1】

2021.04.17 Vol.Web Original

「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催

 K-1が4月17日、東京都内で「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区体育館)の第1弾カード発表会見を行った。

 会見の冒頭、中村拓己プロデューサーが今大会は「3つのコンセプト」を掲げて大会を開催することを発表。その3つとは「原点回帰」「ワンデートーナメントの復活」「未来のスターの青田買い」。

「原点回帰」については「K’FESTA.4で武尊選手とレオナ・ぺタス選手が素晴らしい試合を繰り広げてくれた。武尊選手は2014年の旗揚げからエースとしてK-1を引っ張ってきた王者。レオナ選手はKrushから実績を積み上げて、最強の挑戦者として武尊選手に挑んだ。あの2人がK-1の歴史に残るような素晴らしい試合を見せてくれて、我々としてはいい意味で旗揚げからやってきたことが一つの形になったと思うし、ひと区切りがついたのではないかと思っている。そういう意味で次の大田区大会は新たなスタートになると思う。新生K-1の旗揚げ戦の気持ちを思い出して、またここから新しいK-1を作っていくんだという気持ちを持って、この大会をやっていく。そういう気持ちで原点回帰というコンセプトを挙げさせてもらった」と説明。

「ワンデートーナメントの復活」については「これがK-1の醍醐味。最もK-1の色が出るもの。昨年はコロナの影響でできない状況が続いていたが、今大会では原点回帰のコンセプトのもと8人参加のトーナメントを1年2か月ぶりに開催する」。

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