シンフォニー音楽劇『「蜜蜂と遠雷」~ひかりを聴け~』の横浜公演が27日、KAAT神奈川県芸術劇場で開幕した。初日を控え26日に公開稽古と取材会が行われ主要キャストらが出席した。
恩田陸による同名の小説が原作で、若きピアニストたちや彼らを取り巻く人たちの姿を、クラシックのピアノ名曲の演奏とともに描く。2019年に映画化もされたこの作品を、歌と芝居、ピアノとオーケストラ演奏がコラボレーションで届ける。
中山は「舞台の幕が開くまで、どういう景色がみられるのかはっきりしていないところが正直な気持ち」としながらも、「精一杯やらせていただきたい」と意気込んだ。
豪華で新感覚の舞台。グランドピアノが2台、そしてオーケストラ、キャストはオーケストラの前で芝居する。中山は一部を客席から見たといい「その部分の音楽を聴いただけでも十分の価値がある作品だと思った」と、胸を張った。