岩手・大船渡高の佐々木朗希投手(17)は10月2日、地元の同県大船渡市で記者会見し、プロ野球志望を表明した。「レベルの高いところでプレーしたいと思った。12球団どこでも頑張りたい」と決意を語り、どの球団から指名されても入団する意向を示した。
佐々木は「タイトルを全て取れるような投手になりたい」と抱負を述べた。17日のドラフト会議では、1位指名を明言している日本ハムなど複数球団の競合が予想される。
佐々木は長身から投げ下ろす右の本格派で、4月の高校日本代表1次候補合宿で高校最速とされる163キロを計測。今夏の岩手大会4回戦でも160キロをマークし、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が花巻東高時代に記録した公式戦最速記録に並んだ。
しかし、甲子園大会出場が懸かった決勝では、故障回避のためとして登板せずにチームは敗れ、議論を呼んだ。