プロレスリングZERO1が11月10日、東京・千代田区の靖国神社能楽堂前で公開記者会見を開き「靖国神社奉納プロレス~大和神州ちから祭り~ウクライナ人道支援チャリティ&がんばれ大谷晋二郎!応援大会」(11月20日、靖国神社相撲場)のメインイベントが、田中将斗、北村彰基組vsマサ北宮、稲村愛輝組によるZERO1 vsプロレスリング・ノアの全面対抗戦になることを発表した。
ZERO1では2005年から「靖国神社奉納プロレス」を開催してきたが、昨年末から社務所が工事に入ったため、今年は実施できない予定だった。しかし、中心選手の大谷が4月10日の両国国技館大会で頸髄損傷の大ケガを負って、リハビリ中であることを聞いた靖国神社側より「17年続けてこられたのも大谷さんとの友情のおかげ」との申し出があり、特例的に開催できることになった。
今大会は昨年7月、今年9月にZERO1全面協力の下「多古町チャリティプロレス」を成功させたアルファ・ジャパンプロモーション(荒井英夫会長)が主催し、ウクライナ大使館が後援、高須クリニックが特別協賛、カーベルが協賛する。ZERO1の選手のほか、ノアの北宮と稲村、A-TEAMの橋本友彦と櫻井匠、アジャコング、カーベル伊藤、井坂レオが参戦。「パフォーマンスの部」でシンガーソングライターの空中世界(朋実),アントニオ猪木さんのモノマネタレント・アントキの猪木、タンバリン芸人のGONZOが出演する。入場は無料で「ウクライナ人道支援」の目的で、1人500円以上の募金を募り、大谷への募金箱も設置される。