格闘家の皇治(TEAM ONE)と巌流島の谷川貞治プロデューサーが10月8日、大麻取締法違反容疑で逮捕された木村“フィリップ”ミノルを厳しい言葉で断罪した。
この日、2人は「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」(10月19日、神奈川・横浜BUNTAI)のカード発表会見に登壇。谷川氏は同大会を主催するJapan Martial Arts Consortiumの実行委員、皇治はブアカーオ・バンチャメーク(タイ)とのボクシング特別ルールでの対戦が発表された。
皇治はブアカーオ戦について語る中で「ブアカーオと木村(ミノル)がやった時、木村はバリバリ、ステロイドの陽性だったらしいんですよね」と語ったうえで「ブアカーオ選手はいまだに強い。ステロイダーの卑怯な奴を倒している」などとその強さを評した。その一方で「心ってのはどんだけステロイドを打っても大麻を吸っても鍛えられるものではない」と木村を断罪した。
その一方で「僕は木村君の話をようしますが、木村君が嫌いなわけじゃない。卑怯なことをする奴が嫌いなだけ。木村君が嫌いだからこんだけ言っているわけではなくて、卑怯なことをしたことがカッコ悪い。彼も王者になって、いい選手なのに、そういう子どもたちの夢をつぶすようなことをしたんで、それはカッコ悪いなと思うから言っているだけ。別にあの子が嫌いなわけではない」とも語った。