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天龍源一郎さんが順調に回復「絶対にリングに戻る!俺の生きがいだからね」とメッセージ

2023.03.16 Vol.Web Original

 天龍プロジェクトが3月16日、「敗血症性ショック」のため、2月に緊急手術を受けていた元プロレスラーの天龍源一郎さんの現在の容体を発表した。

 リリースでは「2月10日敗血症性ショックに伴う緊急手術後、体調に浮き沈みはありましたものの原因とされる症状は落ち着きました。その他の点でもおおむね良好であると担当医師より報告があり、先週からは元の病院に戻りまして現在退院に向けたリハビリに日々励んでおります」と回復に向かっていること、そして「リハビリに加え、退院後の日常生活に向けてのトレーニング、相撲観戦や週末の競馬も楽しんでおり、とても元気に過ごしております。病室からでもできる仕事は再開しており、リング上から皆様へご挨拶する日を目標に意欲的に取り組み、またその日を大変楽しみにしております」と現在の天龍さんの様子を報告した。

 また天龍さんは「この度は多くの方にご心配をおかけしました。今は元の病院に戻ることが出来、リハビリの日々です。思い返せば季節は夏だったのに、もう春です。長いこと、家族や周りの人に助けて頂いていると骨身に沁みています。天龍祭や天龍プロジェクトの大会、オークションなど色んなことでたくさんの励ましをいただいていることも感謝しています。投げやりになる日もあるし、漠然と不安になる時もあるのは当然ですが、でも、今は『絶対に負けない!』そんな気持ちでいます。絶対にリングに戻る!俺の生きがいだからね、その日までどうか待っていてください! いつも、ありがとう!」と力強いメッセージを寄せた。

元プロレスラーの天龍源一郎さんが「敗血症性ショック」で緊急手術。意識も戻り経過観察中

2023.02.11 Vol.Web Original

 天龍プロジェクトが2月11日、元プロレスラーの天龍源一郎さんが『敗血症性ショック』のため、緊急手術を受けたことを発表した。

 天龍さんは頸髄損傷で昨年9月に入院し、手術、リハビリを続けていたが数日前より発熱や血圧の低下の症状がみられたため検査を行ったところ、緊急性の高い状態であると判明したため治療可能な病院に緊急搬送し、搬送先での緊急手術を行った。現在は意識もあり、手術も無事に終わり、集中治療室で経過を見ている状況という。

 このため、入院後、初めての公での出演となる予定だった2月19日開催の日本プロレス殿堂会主催のイベントへの出演が困難となったこともあり、今回の報告となった。同イベントに関しての対応などは週明けに殿堂会より再度、アナウンスされる。

 また、天龍さんの経過や今後の活動については改めて報告の予定という。

天龍プロジェクト出場選手たちが「病床の天龍源一郎にエールを」と決起。2・12新木場で「天龍祭~天龍源一郎AID~」開催

2023.01.08 Vol.Web Original

 元プロレスラーで現在、現役時代のケガによる後遺症から長期入院を余儀なくされ、リハビリ中の天龍源一郎さんにエールを送ろうと「天龍プロジェクト」に出場する選手たちが決起した。

「会場に来られない天龍さんにプロレスを届けたい」との思いから同プロモーションで管理する王座のベルト保持者、出場選手たちが「天龍源一郎AID実行委員会」を結成。同実行委員会の主催で2月12日に東京・新木場1stRINGで「天龍祭~天龍源一郎AID~」(読み方は「てんりゅうさい」)を開催することが1月8日、発表された。

 大会は試合はもちろん、選手たちのアイデアも満載な天龍源一郎への想いや天龍源一郎を腹いっぱい感じることができる興行になるもよう。

 開催にあたり実行委員会・選手代表の佐藤光留は「『天龍源一郎にエネルギーを届けたい』。天龍プロジェクトで出会ったプロレスラーと闘うにつれ、いつしか『痛みの伝わり過ぎるプロレス』と呼ばれる試合をするようになりました。
 全てはプロレスを愛するお客さんに楽しんでもらうため。
 が、控え室で倒れている我々を見て天龍源一郎がニヤリとする瞬間『あぁミスタープロレスが笑ってるぜ』と、報われた気持ちになるのでした。
 個性が強過ぎて、そして試合が激し過ぎて行き場を無くしたプロレスラーを、圧倒的な包容力で認めてくれた天龍源一郎がいたからこそ、プロレスラーとして生きられる人間がいるのです。
 そんな天龍さんが、今は体調を崩して会場に来れない。そんな時だからこそ、天龍さんにプロレスを届けたい。天龍源一郎がいたから生きながらえた我々のプロレスを通じてエネルギーを届けたい。そう思いました。
 いつもの天龍プロジェクトとはひと味違う『天龍祭〜天龍源一郎AID』。
 痛みの伝わり過ぎるプロレスはもちろん、行き過ぎた企画で天龍源一郎ブチギレの可能性も捨てきれません。
 が、怒りもまたエネルギー!
 ニヤリとなるかグーパンチとなるかわかりませんが、我々に生きるリングを与えてくれた天龍源一郎を病院のベッドから立ち上がらせる興行にします。
 ぜひ皆さんも一緒に天龍さんにエネルギーを届けましょう!
 もし共犯者になったら…それもまたエネルギー!」とコメント。

「こじらせ」がプロレス界と世界を変える? 佐藤光留と矢野啓太が初タッグでIJタッグ王座を獲得【天龍プロジェクト】

2021.10.03 Vol.Web Original

天龍の「鶴の一声」で佐藤と矢野がタッグを結成

 天龍源一郎が総帥を務める新生・天龍プロジェクトの“SURVIVE THE REVOLUTIONシリーズ”の第10回大会となる『SURVIVE THE REVOLUTION VOL.10』が9月29日、東京・新木場1st RINGで開催された。

 今大会では佐藤光留と矢野啓太が異色タッグを組み、いきなりIJタッグ王座に挑戦。新井健一郎、翔太組を撃破し王座奪取に成功した。2人はこれまで対角線に立ち、タッグ、そしてシングルとばちばちにやり合い、天プロのリングを盛り上げてきたのだが、その試合内容に心を動かされた総帥・天龍の「鶴の一声」で2人がタッグを結成することとなった。

 ともに度を越した「こじらせ」者、そして初タッグとあって2人は不穏な空気をまき散らしたまま試合がスタート。先発の矢野がタッチを求めると、佐藤は拒否しビンタを見舞うなどいきなり仲間割れの危機が訪れるも、どうやら2人は言語ではなくビンタで会話をしているもよう。序盤はビンタでタッチを続けた2人。

初防衛に成功したIJ王者・拳剛がクリス・ジェリコ戦を熱望【天龍プロジェクト】

2021.08.27 Vol.Web Original

橋本和樹からフロッグスプラッシュで3カウント

 天龍プロジェクト「SURVIVE THE REVOLUTION VOL.9」(8月25日、東京・新木場1st RING)のメインで行われた「インターナショナル・ジュニア(IJ)ヘビー級選手権」で王者・拳剛が挑戦者・橋本和樹にフロッグスプラッシュからの片エビ固めで3カウントを奪い、初防衛に成功した。

 育った団体は違えど、ともに2009年デビューの拳剛と橋本。挑戦者ながら「楽しいね~」と余裕をかます橋本は、場外エスケープした拳剛の顔面をエプロンから蹴り上げ、アゴ、首にダメージを与えつつ、鉄柱攻撃。初防衛戦で「王者であること」を意識し過ぎた拳剛は、早くも主導権を握られてしまう。

 拳剛の古傷である首を狙う橋本は、ネックブリーカー、クォーターネルソン、執拗な首4の字固めで揺さぶりをかけ「どうした?チャンピオン」と言い放つやエルボーでダウンを奪う。

 首を押さえつつ「行くぞ! 新木場」と叫んだ拳剛はバックドロップ、フットスタンプ、バタフライロックの波状攻撃でようやく反撃開始。表情に殺気がはらむ橋本は、ラリアート、ハイキック、顔面蹴り。対する拳剛はビッグブーツ、延髄斬りを見舞う打撃戦となり、ダメージ深い両者は同時にダウン。ともにカウント8を聞く。

天プロ版名勝負数え歌の予感。佐藤光留と矢野啓太が前回大会に続きシングルで対戦【8・25 天龍プロジェクト】

2021.08.18 Vol.Web Original

 天龍プロジェクトが8月17日、「SURVIVE THE REVOLUTION Vol.9」(8月25日、新木場1stRING)の一部対戦カードを発表した。

 前回大会に続き、佐藤光留と矢野啓太がシングルマッチで対戦する。

 2人は7月28日大会のメインで行われた6人タッグで対戦。3本勝負で行われたこの試合では互いに一本を取り合ったのだが、2人は細かい関節技の攻防から徐々に意地の張り合いとなり、最後はリング中央で頭突き合戦。座ったままの状態でもなおも頭をぶつけ合った。

 これを受け8月13日大会ではシングルマッチで対戦。高度なグラウンドの攻防を見せたかと思うと、今回も互いにノーガードで頭突きを打ち合う展開に。最後は両者ともに意識もうろうとなるなか、たまたま無意識のまま上になった佐藤が3カウントを奪い勝利を収めた。

IJシングル王座決定トーナメント準決勝はHUB vs 新井健一郎、TSUBASA vs 拳剛【天龍プロジェクト】

2021.05.26 Vol.Web Original

メインで拳剛が”brother”YASSHIに激勝

 天龍プロジェクト「SURVIVE THE REVOLUTION Vol.3」(5月25日、東京・新木場 1stRING)で「インターナショナルジュニアヘビー級シングル次期王者決定トーナメント」の1回戦4試合が行われ、HUB(フリー)、新井健一郎(DRAGON GATE)、TSUBASA(フリー)、拳剛(フリー)の4人が勝ち上がった。6月12日の新木場大会で準決勝と決勝が行われ、準決勝はHUB vs 新井、TSUBASA vs 拳剛となった。

 この通称「IJシングル王座」はかつて天龍がエースを務めたWARで創設され、今年3月に天龍プロジェクトの再始動にあたり復活が発表されたもの。今回は第26代王者を決める戦いとなる。歴代王者には外道、ライオン・ハート(現クリス・ジェリコ)、ウルティモ・ドラゴン、ザ・グレート・サスケ、獣神サンダー・ライガーといったそうそうたる顔ぶれが並ぶ。

 この日のメインでは拳剛が”brother”YASSHI(ダブプロレス)と対戦。17分28秒、垂直落下式ブレーンバスターからの片エビ固めで勝利を収めた。

 復活後の天龍プロジェクトで3大会連続でメインを務める拳剛だが、最初に参戦した時はYASSHIも所属していた極悪軍団ブードゥー・マーダーズの一員として。試合は腕の取り合い、バックの取り合いといった基本的な動きからスタートし、徐々にチョップ合戦といったごつごつとした展開に。

現場復帰2戦目の天龍源一郎が見違える「エイ、エイ、オー!」で復調アピール【天龍プロジェクト】

2021.05.26 Vol.Web Original

メイン後にリングに上がり大会を締めくくる

「うっ血性心不全」による療養から5月12日に行われた「天龍プロジェクト」新木場大会でのライブ配信の解説で現場復帰を果たした天龍源一郎が「SURVIVE THE REVOLUTION Vol.3」(5月25日、東京・新木場 1stRING)で順調な回復ぶりを見せた。

 この日、天龍は大谷晋二郎とともにライブ配信の解説を務め、全試合終了後にリングに上がり、新型コロナ禍の中、会場に駆け付けたファンに感謝の言葉を述べた。そして「皆さんが明日、元気が出るように」と最後は恒例の「エイ、エイ、オー!」を3連発。12日の時は本人も「声が出ないな、畜生!」とつぶやくほど弱々しいものだったのだが、この日は見違えるような張りのある声で締めくくった。

IJシングル王者決定トーナメントの組み合わせが決定。HUB vs TORU、菊タロー vs 新井、TSUBASA vs MAZADA、YASSHI vs 拳剛【天龍プロジェクト】

2021.05.14 Vol.Web Original

両日とも解説・天龍源一郎でライブ配信

 天龍プロジェクトが5月14日、復活する「インターナショナルジュニアヘビー級シングル次期王者決定トーナメント」の取り組み抽選を行い、組み合わせが決定した。

 この通称「IJシングル王座」はかつて天龍がエースを務めたWARで創設され、今年3月に天龍プロジェクトの再始動にあたり復活が発表された。歴代王者には外道、ライオン・ハート(現クリス・ジェリコ)、ウルティモ・ドラゴン、ザ・グレート・サスケ、獣神サンダー・ライガーといったそうそうたる名前が並ぶ。

 トーナメントは5月25日に1回戦、6月12日に準決勝と決勝をいずれも東京・新木場1stRINGで行う。

 この日の取り組み抽選で、1回戦はHUB(フリー)vs TORU(TTT)、菊タロー(フリー)vs 新井健一郎(DRAGON GATE)、TSUBASA(フリー)vs MAZADA(東京愚連隊)、“brother”YASSHI(ダブプロレス)vs 拳剛(フリー)に決まった。

 トーナメントはPWFルールで行われ、1回戦、準決勝は30分1本勝負、決勝戦は60分1本勝負で行い、時間切れになった場合は5分のインターバルをおいて時間無制限1本勝負で王者を決定する。優勝者は第21代チャンピオンとなる。

 大会はイベントの開催が緩和されていることから有観客で行われるが、ライブ配信も行われる。ライブ配信は同日とも天龍源一郎が解説を務め、5月25日は大谷晋二郎、6月12日はザ・グレート・サスケがゲスト解説を務める。

 なおこの日の取り組み抽選の模様は15日正午に天龍プロジェクト公式YouTubeにて配信される。

2大会連続メインで連敗の拳剛が「これでIJジュニアが面白くなる」【天龍プロジェクト】

2021.05.13 Vol.Web Original

天龍が退院後、初めて公の場に姿を見せる

 プロレスラー、天龍源一郎の引退とともに一度幕を引いた「天龍プロジェクト」の再始動第2弾大会「SURVIVE THE REVOLUTION Vol.2」が5月12日、東京・新木場 1stRINGで開催された。

 再始動第1弾大会は4月25日に行われたのだが、大会2日前の23日に突如、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のための緊急事態宣言が発令されたことから急きょ無観客試合に。今回が再始動後、初の有観客での大会となった。

 また3月下旬から「うっ血性心不全」により療養中だった天龍が退院後、初めて公の場に姿を現し、ライブ配信の解説で現場復帰。試合後にはリングに上がりファンに挨拶し、恒例の「エイ、エイ、オー!」で大会を締めくくった。

 この日は全5試合をラインアップ。

 メインイベントでは進祐哉(プロレスリングFREEDOMS)、拳剛(フリー)組とTSUBASA(フリー)、HUB(フリー)組が対戦した。

 進と拳剛は活動停止前の天龍プロジェクトに参戦。4月の第1弾大会でも那須晃太郎とのトリオでメインを務めるなど、再始動後の天プロを引っ張る存在。今回は元大阪プロレスのTSUBASA、HUBの実力派タッグが相手となった。

退院した天龍源一郎が現場復帰。リングに上がり「エイ、エイ、オー!」。会見では「菊タローと戦ってやるよ!」

2021.05.13 Vol.Web Original

天龍プロジェクト再始動第2弾大会を有観客で開催

 3月下旬から「うっ血性心不全」により療養中だった元プロレスラーの天龍源一郎が5月12日、「天龍プロジェクト」新木場大会でライブ配信の解説で現場復帰を果たした。

 この日が退院後、初めての公の場への登場だった天龍はゲスト解説の越中詩郎とともに全5試合の解説を務め上げると、メインイベント後にリングに上がった。

 天龍プロジェクトは2015年の天龍源一郎の引退とともに一度幕を引いたのだが、今年4月25日に行われた新木場大会で再スタート。しかし同大会は開催直前に新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための緊急事態宣言が発令されたことから急きょ無観客で行われ、今大会が初めての有観客での開催だった。

 天龍は「コロナ禍の中、たくさんの方に来ていただいて本当にありがとうございます。皆さん、プロレスを見て少しは気が晴れましたか? 気が晴れるのがプロレスの一番いいところだと思います。今日は胸を張って帰ってください。こういう状況の中で大会ができて、集まっていただいたたくさんのお客さんに改めて御礼申し上げます。41日間も入院していたのですっかり筋肉が落ちてしまって、こういう格好ですが、いつかまたアントニオ猪木さんみたいにリングの上で“元気ですかー”と皆さんに話しかけたいと思います。それまでもう少し時間をください」とファンに感謝の言葉を述べるとともに、復活への狼煙を上げた。

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