新生K-1第2章の第2弾大会となる「K-1 ReBIRTH2」(12月9日、大阪・エディオンアリーナ大阪)の前日会見が12月8日、大阪市内で行われた。
メインイベントで3度目の防衛戦に臨むK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が「その時のフィーリングで何でも倒せる」とKO勝ちでの防衛に絶対の自信を見せた。和島はK-1初参戦となるオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)と対戦する。
会見でオウヤンが「今の私のコンディションは非常にいい。和島選手はどうでしょう。どうであれ、明日はエキサイティングな試合をお見せしたい」と仕上がりに自信を見せれば和島も「マジで仕上がっている。調子がいいので、70kgで世界に通用するということを証明していきたいので、期待していてください」と返す。
またオウヤンが「KOで試合を終わらせる。KOで相手に勝つということ。孫子の兵法で言うなら、虚実結合という戦法を取りたい。これは相手のすきを見つけて自分がその弱いところ突いていくという戦い方。そういう戦い方で勝って明日は自分がベルトを持ち帰りたい」と「孫子の兵法」を挙げてKO勝ちを約束すると和島は「相手がどう来ようと勝てるように練習してきた。自分のスタイルを貫くことが一番大切なことだと思っている。自分がやりたいことをやるだけ。そうすれば相手は倒れている。(フィニッシュブローは)いつも別にこだわってない。その時のフィーリングで何でも倒せます。(判定でも)勝てばなんでもいいと思っているが、普通にやっていたら、いつもKOできている。実際にKO率も高いし、自分のストロングスタイルを崩さないように自分のやりたいことだけをやる。相手が何をしてきても気にしないで戦っている」と泰然自若。そして「相手はもちろん強いと思う。ファイターとしてもリスペクトしている。そのうえでしっかりと上回って、世界に向けて頑張っていきたい。今回は絶対に勝って防衛して、世界で戦っていきたい」と対世界に向けて必勝を誓った。