クリスマスや年越し、お正月など華やかなイベントが続く年末年始。新型コロナウイルスの影響で難しくなった外食に代わり、食卓を彩ってくれる頼もしい味方が出前・宅配・デリバリーグルメだろう。フードデリバリーモール「ごちクル」のジャンル別人気ランキングで、寿司部門1位に輝いた宅配寿司チェーン「柿家鮨」を運営する株式会社フォーシーズの太田宝満統括部長に、人気商品やこの冬のおすすめを聞いた。
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本格的なお寿司を宅配で楽しめるという「柿家鮨」ですが、どんなシーンで利用されているか教えてください。
太田宝満(以下、太田)「『柿家鮨』は新鮮な季節の味を大切に、こだわりのおいしさをお届けする出前寿司店として関東で24店舗を展開しています。2016年からは併設店として、寿司との相性が良い天丼・天ぷらを中心としたどんぶり専門店『どん松』を順次オープン。ご家庭でのお食事や来客時、ご親族の来訪、職場などで幅広くご利用いただいています。ご注文は電話や公式サイトからはもちろん、直接店頭でも購入が可能です」
フードデリバリーモール「ごちクル」の上半期人気ランキング2020にて、関東の寿司No.1に「柿家鮨 東京店」が輝きました。数あるお店の中から受賞された感想を教えてください。
太田「和食部門はおよそ2世紀にわたる歴史を誇る料亭『なだ万』、中華部門には明治41年創業の『崎陽軒』、焼肉部門では創業20余年の仙台を代表する牛たん料理の名店『利久』などの有名店が獲得している中、寿司部門において『柿家鮨』が第1位を獲得できたことは非常に光栄なことと喜んでおります」
「柿家鮨」の宅配寿司のおいしさの秘密、こだわりを教えてください。
太田「目利きのプロが全国の産地を訪ね歩き、その産地や季節のおいしいネタを仕入れています。特にその季節ならではのネタを揃えた『旬の寿司』では、お客様に常に新鮮な季節の味をお届けしたいと、独自の仕入れ方法を構築し実現しました。宅配寿司では類を見ないこだわりを詰め込んだ『柿家鮨』おすすめの一品です。
今冬の旬ネタは『寒ぶり』『寒平目』『金華サバ』『ほたて』『紅ずわいがに』で、高知・三重県産の『寒ぶり』は、太平洋の豊かな海に育まれた身質と艶やかな脂のりで、コク深くとろけるような味わいがご堪能いただけます。上質な白身が人気の平目ですが、三陸・青森県産の『寒平目』では、噛むほどにあふれ出る甘みと旨みが味わえます。幻のさばとも言われる『金華さば』は、三陸産で豊かな風味や身の締まりが絶品です。海の幸の宝庫、北海道でとれた『ほたて』は、肉厚で程よい歯ごたえと濃厚な甘みがお楽しみいただけます。『紅ずわいがに』は程よい甘みと旨みが特長で、お子様からご年配の方まで幅広く人気です」
「柿家鮨」の宅配寿司で人気の商品は?
太田「冬の旬ネタにまぐろやいくらなどの定番ネタが入った『旬の寿司 上』や、中とろや生うにが入った『旬の寿司 特上』、まぐろ・中とろ・ねぎとろ巻きが入った『旬とまぐろの寿司』『冬の旬ネタ5貫盛り』が人気です。また、人気のネタをふんだんに盛り込んだ『はなやか盛り込み』や『こだわり盛り込み』、9種類のネタを秘伝のタレで味付けした『きりこみばら寿司』もぜひお試しください」