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都知事選は現職の小池百合子氏が圧勝。注目の2位争いを制したのは…

2020.07.06 Vol.Web Original

投票締め切り直後に「当選確実」の圧勝

 東京都知事選の投開票が7月5日に行われ、現職の小池百合子候補が再選を果たした。

 NHKらメディア各社が投票締め切り直後の20時に当選確実を出す圧勝だった。

 今回の都知事選は新型コロナウイルス対策にかかる財源の確保、延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催の賛否、新型コロナ対策により都の貯蓄にあたる「財政調整基金」の多くを取り崩してしまったことから財政の立て直し、といった争点があった。

 しかし折からのコロナ禍で小池氏は早々にオンライン選挙を宣言。他の候補者も街頭演説での“三密”の回避を心掛け、街頭演説は行うものの、ネットでもその模様を中継。メディアも三密の防止を声高に叫んでいたことから、これまで街頭演説に足を運んでいた人の中にもスマホなどで演説を確認していた人も。またこれまでの選挙では選挙期間中に何度か行われていた候補者を集めての討論会、特に地上波での直接対決も実現せず、全体的に前回の都知事選に比べいまいち盛り上がりに欠けるものとなった。

 2011年の東日本大震災時の都知事選では現職だった石原慎太郎氏が被災地の援助などの話題で連日のようにメディアに取り上げられたこともあり、特段目立った選挙運動はしなかったものの、選挙戦をリードし圧勝した。今回もコロナ対策に関わる小池氏の言動が連日メディアに取り上げられ、やはり「2期目の現職は有利」かと思われたが、選挙戦終盤に思わぬ展開が訪れる。

再選確実の小池候補、オンライン選挙に手応え

2020.07.05 Vol.Web original

 過去最多の22人が立候補した東京都知事選挙は5日、投開票を迎え、現職の小池百合子候補が2期目の当選を確実にした。

 小池候補は今回の都知事選を振り返り、「これからの大切な2期目に重責を感じるところです。喫緊の課題は、新型コロナウイルス。次の第2波に備えるためにも重要な時期ですので、しっかりと対応していきたい。いのちと経済を守る東京、しっかり務めていきます」と、2期目へ意気込んだ。

 出馬から最後まで街頭演説などを行わず、オンラインでの選挙戦を貫いた小池候補。「これまでの形と全く違いました。ただ、発見もありました。新しい日常の、新しい選挙が展開できたのではないか」と、新たな形に手応えを語った。

【7月5日投開票】東京都知事選の争点を探る。

2020.06.09 Vol.730

 東京都知事選が7月5日に投開票される。2月からの新型コロナウイルスの感染拡大等で正直のところ「それどころではない」という人もいるかもしれないが、選挙は必ずやってくる。むしろ、こういった問題がある時こそ、有権者はしっかりと吟味したうえで投票をしてほしい。選挙を前に東京都の抱える問題を探る。

田尾安志氏、王貞治球団会長、永麻理、奥田愛基氏、李克強首相、斎藤祐樹、宇都宮健児氏【今週の一言 2016.7.8〜7.21】

2016.07.22 Vol.671

 

 評論家の田尾安志氏が阪神・鳥谷について「『何やってんだ』を通り越して心配。体調が良くないのなら(スタメンから)外れるべき」(18日)→正論だけど、今さらという気も…。

 ソフトバンクの王貞治球団会長が12日に亡くなった大橋巨泉さんについて「野球一筋の私にとって、巨泉さんの生き様は本当にうらやましく人生のお手本でした」(20日、コメント発表)→確かにうらやましい生き方ではあった。

 7日に亡くなった永六輔さんの次女でフリーアナウンサーの永麻理が「ふーっ息が遠くなって、“お先に失礼”という感じで、父らしく逝った」(11日、TBSラジオ「いち・にの三太郎〜赤坂月曜宵の口」で)→今ごろ巨泉と2人で…。

 安全保障関連法に反対する大学生らの団体「SEALDs」の奥田愛基氏が「来月の8月15日に解散しようと思っている」(11日未明、「TBSニュースバード」の参院選開票特番で)→いいんじゃないか。

 南シナ海問題を巡る仲裁裁判所の判決を受け、中国の李克強首相が「中国側の立場は完全に国際法に符合している。日本は当事国ではなく、言行を慎み、問題を騒ぎ立てたり、干渉したりすべきでない」(15日、モンゴルの首都ウランバートルで安倍晋三首相と会談)→何を言っているのだ?

 日本ハムの斎藤祐樹が文春の「ポルシェおねだり」報道について問われ「…特にないです」(13日の試合後)→そらそうやろ。

 宮内庁の山本信一郎次長が「(陛下が生前退位の意向を示されたとする)報道があったことは承知しているが、そのような事実は一切ない」(13日、記者団に)→絶対だな?

 東京都知事選に出馬表明していた宇都宮健児氏が「基本的な姿勢は変わっていない」(13日午前)、「市民運動の間にも悩ましい対立が生まれかねない。都政を良くする運動を進めるための苦渋の決断」(13日夜)→宇都宮さんのほうが良かったんちゃう?

7・31東京都知事選 公開討論会で小池氏が増田氏に緊迫質問 マック赤坂氏が冒頭に抗議の乱入!

2016.07.13 Vol.670

 舛添要一前東京都知事の辞職に伴う東京都知事選(14日告示、31日投開票)に出馬を表明した5人の候補者による「東京都知事選挙公開討論会~若者からの質問!!~」(東京青年会議所主催)が12日、都内で開催された。
 討論会には小池百合子、中川暢三、宇都宮健児、山口敏夫、増田寛也の5氏が参加した。

 今回、「現役、または過去に国会議員であった者」「都道府県の知事経験者、または地区長村長経験者」「直近の都知事選挙で次点に入った者」といった参加条件が設けられたことから参加がかなわなかったマック赤坂氏が冒頭、客席から「ちょっと待った! 私はスマイル党総裁、マック赤坂だ。これは公職選挙法違反だ。供託金を納めてるのに、一部の候補者だけ壇上に上がっている。これは民主主義ではない」などと抗議の声をあげ関係者に連れ出されるというアクシデントはあったものの、討論会は整然と進行。

 最初に主催者側から「次の東京都知事にはなによりもクリーンさが求められる?」といったジャブ的な質問がいくつかなされた後、あらかじめ用意された12の項目からそれぞれ重点政策を3つ選択。それらについてそれぞれの考えを述べた。
 ちなみにその重点政策は以下の通り。
 増田氏は少子高齢化・福祉・介護、防犯・防災。山口氏は少子高齢化、福祉・介護、女性の活用。宇都宮氏は雇用、福祉・介護、防犯・防災。中川氏は行財政改革、環境・エネルギー、防犯・防災。小池氏は行財政改革、女性の活用、環境・エネルギー。

 その後、都民への意識調査に基づいた質問と登壇した学生たちからいくつか質問がなされたが、発言時間を制限していることからなかなか深いところまで説明できない時もあり、各参加者とももどかしさは隠せない様子。
 しかしそんななかでも参加者同士で質問をぶつけ合う時間では小池氏が増田氏に「都議会の言いなりになるのか。それとも自分の意見を通すのか」と問いかけるなど緊迫した場面もみられた。
 この質問に対しては増田氏は「初めから緊張関係を醸し出すつもりはなく、停滞や混乱を招くことはしない」となどと答えた。

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