コロナ禍の影響でリモートワークに切り替える会社が増え、注目を集めるシェアオフィス。日比谷線「築地」駅から徒歩1分、完全会員制ワークスペースDMZ WORK(ディーエムズィー ワーク)を運営する株式会社ねこじゃらしの笹木さんに聞いた。
「私どもは主に映像データをアップして編集指示を出せるクラウドストレージサービスで、バーチャルなワークスペースを提供するのが本業ですが、クリエイターのサポートにリアルなスペースも提供したいと考えて2019年3月にオープンしました」
その他のワークスペースとの大きな違いは?
「新たなアイデアを生み出すために、集中できる空間がコンセプトです。2Fのシェアオフィスフロアは明るすぎないシックな色使いで、重厚感のある素材選びにこだわっています。調光や調色が可能な照明、疲れにくい高機能チェアなども完備しました」
一部スペースはガレージドアで仕切られている。
「米西海岸のスタートアップは自宅のガレージから起業しています。私どもも中小のスタートアップを支援したいことから、ガレージをイメージしてデザインしました。ドアを開ければ他の入居者と交流が図れ、閉めると作業に集中できます。皆さんから『秘密基地感がある』と好評ですね。6Fのコワーキングオフィスフロアは開放的な雰囲気で、入居者はどちらも利用できるので、昼は6Fで仕事して夜は集中できる2Fに移動といった使い方もできます」
利用者にはどんな人が多いですか?
「クリエイターをはじめ、セキュリティーを重視しているため個人情報を扱う仕事や士業の方にも重宝いただいています。最短1カ月からの契約でプロジェクト単位でも利用できますし、コワーキングプランでは部屋を持たなくても雰囲気や気分でフロアの使い分けが可能です。トライアルもできますので、ぜひ一度気軽に遊びにきてください!」