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中条あやみ、室伏広治長官から“金メダル”をもらう「スポーツシーンすばらしい」

2020.11.04 Vol.Web original

 
 第33回東京国際映画祭特別招待作品『水上のフライト』舞台挨拶が4日、都内にて行われ、中条あやみ、小澤征悦、兼重淳監督、スポーツ庁長官の室伏広治が登壇した。

 中条が演じる、オリンピックの有力選手とされていた主人公が不慮の事故で歩くことができなくなるも、カヌーと出会い、再び世界を目指していく物語。

 体育大学の学生でも一般用カヌーから切り替えて乗りこなすまで1カ月はかかると言われる競技用カヌーで迫真のカヌーシーンを演じた中条。「ボディーダブルではなく自分で演じたくて早くうまくなりたいと一生懸命練習していたので、ほとんど自分で演じることが出来てよかった」と振り返った。

 コーチ役を演じた小澤は「僕も1度、競技用カヌーに乗らせていただいたのですが、両サイドを抑えてもらって乗り込んで、手を放してもらった瞬間にひっくり返りました。あれを乗りこなした中条さんはすごい」と絶賛。「劇中の僕の好きなセリフにもあるのですが、空を飛んでいる鳥のように思いました」とたたえた。

増田明美氏「パラマラソンでも頑張る選手たちに沿道から声援を送ってほしい」

2019.04.08 Vol.Web Original

五輪と同じコースでパラマラソン開催
 東京2020オリンピック・パラリンピック組織委員会が4月8日、都内で会見を開き、2020年9月6日に開催される、東京2020パラリンピックのマラソンコースを発表した。

 オリンピックのコースと同様、現在建設中の新国立競技場をスタート/フィニッシュとして、浅草雷門、日本橋、銀座、増上寺、東京タワー、皇居外苑など東京の名所を回るコースとなっている。

 会見には組織委員会スポーツディレクターの室伏広治氏、パラ陸上競技連盟会長の増田明美氏、パラマラソンの西田宗城選手が登壇した。

 冒頭、室伏氏が「オリンピックのマラソンコースと同様にオリンピックスタジアムからスタートし、渋谷区、新宿区、文京区、千代田九、台東区、港区、中央区の7つの区を通りまたオリンピックスタジアムに戻る42.195kmのコース。ロンドンとリオが周回を基調にしていたのに対し、東京では広域にわたって選手が東京の街を駆け抜けていく、パラマラソンでは類を見ないダイナミックなコース設計となっている。2018年5月にオリンピックのマラソンコースが承認されてから組織委員会としてはパラマラソンも同様のコースにすることを基本線に置きつつ、パラリンピック特有の要素や安全性の確保に重点的に検討してきた。検証を重ねた結果、国際パラ陸上競技連盟も要望していたオリンピックスタジアムの大観衆が見守る中でのスタート、フィニッシュが実現することとなった」などと今回のコースに決まった経緯を説明した。

 増田氏はコースについて「オリンピックと全く同じコースでパラリンピックが行われるということは選手にとって喜ばしいことだと思う。特に大歓声を浴びて帰ってくるというのは、頑張った選手へのご褒美のような感じでいい。また視覚障害や車いすの選手にとって重要なのは道幅。これも広くて、路面が滑らかで、パラリンピックが行われた中で過去最高に走りやすいんじゃないかと思う。これは日本が誇れるコース」と感想を述べた。そして「オリンピックは沿道にたくさんの観客が来てくれるがパラリンピックのほうも頑張る選手たちに沿道から声援を送ってほしい」と要望した。

チケット高額転売規制法成立で室伏氏「多くの方にオリ・パラ観戦の機会をもたらすことができる」

2018.12.12 Vol.Web Original

施行は来年6月14日
 12月10日に閉幕した臨時国会の8日未明の参議院本会議で「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律案」が可決された。これはチケットの高額転売を規制する法律で、コンサートのみならず、2019年に行われるラグビーワールドカップ(W杯)、2020年東京オリンピック・パラリンピックにまでおよぶ不正転売を規制するものとなる。

 これまで音楽業界やスポーツ業界などから成立を望む声があがっていたのだが、なかなかそこに至らず、今回ついに投票総数237票中賛成237票、反対0票という結果で可決・成立した。

 この日は超党派の「高額チケット転売問題議員連盟」の総会が開かれ、経過の説明が行われた。

 まずは三谷英弘衆議院議員から「法律については公布の日から6月経過した日に施行となっている。交付は14日になるのではないかといわれているので、施行は来年6月14日から施行となると思われる」と説明があった。

 この日は各党の代表、関係団体の代表が姿を見せた。

水泳五輪メダリスト萩野公介の二十歳の誓いは「ペン習字を始めます」

2015.01.13 Vol.634

 2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は同大会の開幕まで2020日となった12日、東京都庁舎前の都民広場で初のカウントダウンイベント「みんなのスタート! 2020 Days to Tokyo 2020」を開催した。
 この日は成人の日とあって、今年成人式を迎えた新成人約500人で広場に「2020」の人文字を作った。そして新成人となったオリンピアン、パラリンピアン5人と組織委員会の理事・スポーツディレクターを務める室伏広治をゲストにトークを展開した。
 参加した5人は水泳の萩野公介、山口観弘、瀬戸大也に体操女子の佐藤亜希穂、パラリンピック自転車競技の藤井美穂。
 それぞれが「今日から何をスタートさせるか」をテーマにボードに宣言を記入したのだが、「規則正しい生活をする」(山口)、「2020日間練習と遊びを全力で頑張る」(瀬戸)、「日々前進」(佐藤)、「自分に勝利!」(藤井)と目標を掲げるなか、トリとなった萩野は「ペン習字を始めます」という異色の宣言。
 司会を務めた松岡修造氏に突っ込まれた萩野は「字が汚いので、それを素直に直したいということと、文字には内面がにじみ出てくると思いますので、そういうところから直していくと、最終的に強い自分になれるかな、と思いました。まずは字をきれいにしたい」と思わず納得の説明。
 松岡氏の「ペン習字を始めると2020年にはどうなるの?」という突っ込みには「今はちょっとなよなよしているので、2020年には角ばったカッコいい字になっていると思うので、角張った金メダルを…」と会場を和ませたが、最後は「東京オリンピックを目指せる年齢、立場にいることを幸せに感じています」と締めた。

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