内博貴が主演する舞台「『走れメロス』 ~文豪たちの青春~ 」が今秋、東京・有楽町のヒューリックホール東京で上演される。内が舞台に単独主演するのは、2年ぶり。
波乱に満ちた太宰治の人生を描く舞台。太宰の親友で作家の檀一雄による回想録『小説 太宰治』 をベースに舞台作品として書き下ろした。太宰が東京大学入学後に小説家を目指すなかで、井伏鱒二や檀ら数々の文豪との出会い、太宰が愛する女たちとの浪漫と波乱に 満ちた日々が描かれる。
太宰と共に波乱の人生を送る小山初代と太田静子の (二役)に谷村美月、太宰の親友で作家の檀 一雄を室龍太 (関西ジャニーズJr.)が演じる。内と室は、2014年のミュージカル『ザ・オダサク』で共演している。
出演にあたり、内はコメントを寄せ「ミュージカル『ザ・オダサク』で太宰と同じ時代を生きた文豪 の織田作之助を演じ、今回の舞台で「オダサク」のライバルともいわれる文豪『太宰 治』を演じること、また『ザ・オダサク』で共演した(室)龍太と共演することに不思議な縁を感じ、感慨深く、楽しみにしています。 コロナ禍の時代ではありますが、舞台を見たくてうずうずしている皆さんも多いと思います。文豪たちの友情や葛藤などをリアルに演じますので、ご期待ください」と話す。
室も「自分が初めてジャニーズ以外の外部に出演 した作品で、当時主演だった内くんに頼ってばかりでした。今回は、少しでも頼もしくなったと思われるように、 しっかり演じたいと思います」と、意気込みのコメント。さらに「こんな時代だからこそ、生の舞台から感じられる笑顔や涙といったいろいろな感 情表現の大切な部分を、一層深く感じていただけるよう頑張ります」
他出演に、千原せいじ、黒田こらん、吉田大輝、 苅谷瑠衣、原 慎一郎、藤井びん、優志、湖月わたる、なべおさみら。
谷村は、発表に寄せたコメントで「コロナ禍で、新しい決まり事等がたくさんあると思いますが、ひとつ、ひとつ、慎重に、 皆さんと作品を作ることが出来たらいいなぁと思っています。よろしくお願い致します」と、アピールしている。
東京公演は9月5~13日までヒューリックホール東京で。名古屋公演は22日に 名古屋市公会堂、大阪公演は9月25~27日に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで行われる。