SearchSearch

宮田Pが「どうするのが最良かを本人と話している」と近況を説明していた金子晃大が嫌疑不十分で不起訴処分に。5月大会への出場は?【K-1】

2025.03.27 Vol.Web Original

 K-1が3月26日、都内で「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)のカード発表会見を開催した。

 会見では三大タイトル戦の開催と、開催が発表されていた「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の出場選手と組み合わせが発表された。

 会見後の囲み取材では宮田充K-1プロデューサーが、練習相手にけがを負わせたとして傷害容疑で千葉地検に書類送検されているK-1スーパー・バンタム級王者・金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)について「(出場については)今、考えているところ。この間、本人とゆっくり話したんですが、報道があれだけある中で、本人もどうすべきかというところで、K-1と金子とで一緒に考えようということになっている。今回についてはどうなのかなというところはある。別に引退とかそういうものではなくて。報道がいろいろな意味で波紋を呼んでいるので。しっかり金子と向き合いながら、5月は考えているところ。とにかく練習だけはしていて、ああいうタイプは試合がないと。試合がすべての男なので」などと近況を明かしたうえで「金子はどうするのが最良かを本人と話している」と説明した。

 金子は2月27日に書類送検されたものの、この会見後に嫌疑不十分で不起訴処分となったことが分かった。この日会見が行われた5月の横浜大会への出場も含め、今後の動向が注目されることとなった。

レオナ・ペタスの反乱軍のチーム名は「RibelLion」に決定。「K-1の復興」「宮田軍との全面対抗戦」ら5つのマニフェスト掲げる【K-1】

2025.03.14 Vol.Web Original

 K-1の現体制に反旗を翻したレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が3月14日、都内にある所属ジムで会見を開き、現在、便宜的に「K-1反乱軍(仮)」と名乗っているチームの新たな名称と新メンバー、そして活動にあたってのマニフェストを発表した。

 この日の会見は通常のK-1の会見とは別のもので、レオナの主催で行われた。

 レオナは冒頭、チーム名について「RibelLion(リベリオン)という名前になった。意味は反乱。このタイトルのSF映画があって、国に感情を制御された世界の中でそれに気づいた主人公が独裁国家と戦うというという内容の映画。それを見て“これだ”と思って、RibelLionという名前にした。最初のRと終わりのほうのLが大文字。僕のレオナはライオンという由来から来ているのと、ライオンは百獣の王、そして今集まっているメンバーが野獣のような奴らばかりなので、最後のLは大文字にした」などと説明。

 新メンバーとして永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を呼び込んだ。2月27日に加入が発表された松山勇汰(ALONZA ABLAZE)、木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)と合わせ、反乱軍は5人に拡大した。続いて「魔裟斗・武尊時代のK-1の復興!打撃格闘技最高峰のK-1を取り戻す!」「プロデューサーの座を賭けた『宮田軍vsリベリオンの全面対抗戦』を年内に実現!」「K-1ファイターの環境改善!他団体が羨むようなファイトマネー・システムの導入!」「業界内外問わず、メンバーのメディア露出を増やす!」「デヴィ夫人の新党『12(ワンニャン)平和党』に賛同し、動物愛護を訴える!」という5つのマニフェストを発表した。

レオナ・ペタスのK-1反乱軍(仮)に松山勇汰が合流。2人の王座決定トーナメント出場決定を勝手に宣言。最後は木村ミノルも会見に登場【K-1】

2025.02.27 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が2月27日、都内で行われたK-1の会見の終盤を乗っ取り「K-1反乱軍(仮)」の新メンバーと改めて今回の蜂起においての理念を語った。

 この日の会見については宮田充プロデューサーが「会見をやりたいと聞いていた。止めると、またこの間みたいにがちゃがちゃしちゃうんで、僕の判断で30分やるからと内容は聞かずに任せていた」という理由で会見の後半30分をレオナに渡したことで実現。それまで司会を務めていたスタッフも一歩引き、レオナの仕切りで行われた。

 レオナは開口一番「思っていたより反響があった。いろいろな人が僕を支持してくれた。あの時は感情的になっていたが、結果としていい感じだったと実感している」と2月9日でのアクションとここまでの取り巻く状況を明かした。

 そして「いろいろな人が支持してくれるのは“K-1最高、キックボクシング最強”というのを今のK-1では見ることができないから。僕はそういうK-1を作って見せていきたいと思っている。宮田プロデューサーがポンコツなので、あいつを引きずり降ろさないと無理なんじゃないかと思う。なので宮田プロデューサーを引きずり下ろしたいと思っている。あの時に“不満がある選手は集合して”と言ったが、試合を干されたりマッチメイクで潰されたりというリスクはある。それでも20~30人の選手が勇気をもって声をかけてくれた。今日は1人だけ来てもらっている選手がいる」と呼び込んだのは松山勇汰(ALONZA ABLAZE)。松山はかつてレオナがいるTHE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYOに所属し、今はALONZA ABLAZEに移籍している。

木村ミノルが会見に乱入。「K-1で強い姿を見せて復活の一歩目にしたい」と復帰目指す。宮田Pは「執行猶予3年。 爆弾を放り込まれた感じ」と困惑【K-1】

2025.02.27 Vol.Web Original

 元K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)が2月27日、都内で行われたK-1の会見に“乱入”して、年内にK-1のリングでの復帰戦をアピールした。

 木村は2022年11月に契約終了でK-1を離脱。その後、プロボクシングへの転身を図るが諸々の事情で断念すると、2022年12月の「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」で戦線に復帰。その後、KNOCK OUT、RIZINにも参戦するが、その初戦であったロクク・ダリ戦での検査でドーピングが発覚。半年の出場停止となった。その後、RIZIN、巌流島を経て、昨年10月に「FIGHT CLUB.2」でYA-MANとのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)での対戦が決まるが、大会2日前に大麻取締法違反容疑(所持)で逮捕され、試合は中止に。逮捕案件については12月に懲役6月執行猶予3年の刑が確定している。

 木村は「この度は皆さんに多大なご迷惑とご心配をかけてしまい申し訳ございません。今後は違法薬物やドーピングなどは一切やらず、新しい木村ミノルとして生まれ変わるのでよろしくお願いします」とまずは謝罪の言葉。

「僕は特にK-1や宮田さんに恨みはないが、さっき見ていた通り、ちょっと物足りないというか、反乱するには心細いなと思ったので、この場を借りて自分の復帰のチャンスにしたいなと思って来た。K-1で強い姿を見せて復活の一歩目にしたいと思っている」などと復帰を目指す木村とレオナの動きがシンクロしたことでこの日の登場になったよう。

 現在のコンディションについて「左の全十字靱帯を切ってしまい、その状態で巌流島でも試合をしていたがさすがに痛みが引かなくなった。手術をして経過はいい感じ。自分的には体を戻して今年の秋から年末には復帰したい」とこの欠場中に手術した経緯と復調具合を明かした。

傷害容疑で書類送検の金子晃大の5月大会出場は「いったん考える。今日の今日なので」と宮田Pも困惑【K-1】

2025.02.27 Vol.Web Original

 K-1の宮田充プロデューサーが2月27日、K-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)の「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)への出場について「いったん考える」と語った。

 金子は前日に行われたK-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2024」で技能賞を獲得。その際に宮田氏は「次戦は5月になるのでは」と語っていた。

 一夜明けたこの日、金子が練習相手にけがを負わせたとして、千葉県警が傷害容疑で千葉地検に書類送検したことが一部メディアで報道された。

 宮田氏はこの日行われた会見後に囲み取材に応じ、金子については「今日、午前中にニュースを見た。決まったことがあれば対応するが、現状でK-1として発表することはない。答えようがない。決まったことがあったら発表する。裁きがあればこうなるというのはある。推移を見守っている。担当者が向き合っている」と語った。

 今後は起訴か不起訴かというところに焦点が集まる。K-1としては起訴か不起訴の結果が出たところで何らかの発表をするもよう。この日の段階では5月の試合については「いったん考える。どうしようかというところ。今日の今日なので。ニュースの反響やファンの皆さんの声も見ながら考えたい」と語るにとどめた。

前王者レオナ・ペタスがリングに“乱入”し宮田体制の倒閣目指す過激発言。名指しで批判された宮田氏は「吐いた唾飲み込むんじゃねえぞ」【K-1】

2025.02.10 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPスーパーフェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)がK-1の2025年第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)に姿を現し、宮田充プロデューサーによる現体制を痛烈に批判し「K-1反乱軍(仮)」の結成を宣言した。

 先日、K-1からレオナの王座返上が発表されたのだが、その直後からSNSを通じてレオナと宮田プロデューサの間で舌戦が繰り広げられていた。

 この日、K-1は5月31日に神奈川・横浜BUNTAIで開催される大会でレオナが返上し、空位となった王座の王座決定トーナメントの開催を発表。合わせて現Krush同級王者の横山朋哉のトーナメントへの参戦を発表した。

 横山がリングを降りるとリングサイドに陣取っていたレオナが「ちょっといいすかね」と関係者の制止を振り切ってリングインすると「お久しぶりです。今発表があったベルトを返上したレオナ・ペタスです。防衛戦とか普通の試合のオファーもない状態で、K-1から“返上しろ返上しろ”と言われて、返上した途端にこのトーナメント。宮田プロデューサー、どこにいますかね? マジでポンコツ過ぎて終わっていると思うんですよ。だから今の格闘技って、K-1じゃなくてRIZINとか他の格闘技に注目を奪われていると思っていて。プロデューサーに対して不満に思っている選手って多いと思うんですよね。そんな不満に思っている選手、僕のところに集合してください。僕、これから面白いことしようと思っていて。宮田のK-1ぶっつぶそうと思っているんで、不満があるK-1選手がいたら僕のところに集合してください。以上」と宮田氏批判を展開したうえで、自身を中心とするグループの結成を宣言した。

カルロス菊田氏がプロデューサーを退任。後任には宮田充氏が6年ぶり二度目の就任。開国、K-1 ReBIRTHのカルロス路線は継承【K-1】

2024.12.16 Vol. Web Original

 K-1が12月15日、都内で会見を行い、カルロス菊田プロデューサーが本日付で退任することを発表した。後任には宮田充Krushプロデューサーが就任する。宮田氏は第2代プロデューサーで、今回は6年ぶり二度目の就任となる。

 カルロス氏は会見で「2023年に『K-1 ReBIRTH』を掲げてプロデューサーに就任しました。そして2024年にはK-1 WORLD GPの無差別級トーナメントの予選をボスニア、イタリア、ブラジル、大阪で開催し、そして昨日、代々木大会でファイナルを開催しました。ちょうどよい区切りでもありますので、本日を持ちましてK-1プロデューサー退任する事になりました」と発表した。

 そして「2023年、2024年を通して世界中を回って体感したことがあるんですけれども、日本の格闘技は非常に大きなビジネスとしてポテンシャルがあると感じています。格闘技のマーケットで最大の企業はUFCという団体なんですけれども、UFCの売り上げは2000億くらいで、そのほとんどをアメリカ国内で稼いでいます。彼らのビジネススタイルは旧K-1であったり、PRIDEのビジネスの仕方をフォローしただけなんですけれども、ほとんどがアメリカ国内の売り上げで世界各国の売り上げは非常に小さいポーションです。彼らの売り上げを分析してみると、日本の格闘技にはまだまだチャンスがある。UFCのような大きなマーケットを作れる可能性があるのではないかと思いました。それがこの2年間での感想です」と2023年7月の就任からの1年半を振り返った。

K-1の宮田氏が「ガキのケンカではない。仕事」と朝久泰央のRIZIN出場に“待った”。「明日以降、確認」と含みも【K-1】

2024.12.14 Vol. Web Original

 K-1グループの宮田充Krushプロデューサーが前K-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)のRIZIN出場に待ったをかけた。

 K-1は12月14日、東京・代々木第一体育館で「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~」を開催した。新生K-1が10周年ということで休憩中にはかつてK-1で戦ったBLACK ROSEの平本蓮(剛毅會)と篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)がリングに上がりお祝いの言葉を述べた後に「大晦日に朝倉未来と榊原社長がなんか一緒にやるみたいなんですけど、そこにBLACK ROSEで乱入しようかと思っていて。誰かK-1ファイターで一緒に素人集団をぶっ殺しませんか?」とK-1ファイターに呼びかけると朝久がリングイン。BLACK ROSEに合流し、大晦日に開催される「RIZIN DECADE」への出場をアピールした。

 これで朝久のRIZIN殴り込みが決まったと思いきや、大会後の総括で宮田氏が「ぶっちゃけて言うと、なにやってくれるんだと。そういうことをやってもらうために上げたわけではない。朝久が上がってしまったが、聞いたら“誰も上がらないのはと思った”とのことだった。あれは決定ではない。全く決まっていない。ちょっと待ってくださいという状況」となどと戸惑いの表情を浮かべた。

シナ・カリミアンとニコラス・ペタスが宮田氏に詰め寄り無差別級トーナメント参戦を要求。宮田氏はトーナメント出場は完全否定【K-1】

2024.10.26 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)とニコラス・ペタス氏が「Krush.165」(10月25日、東京・後楽園ホール)の第7試合が始まる前に突如姿を現し、宮田充Krushプロデューサーに詰め寄る騒動を起こした。

 2人は第6試合後の休憩が終わるころにリングサイドに現れると本部席の宮田氏に詰め寄り、カリミアンのスポークスマン的な立場となっているペタス氏がなにやらまくしたてる。

 カリミアンは10月5日のK-1大阪大会で「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」でクラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)と対戦。クリンチの離れ際にイストラテの後頭部へのパンチを受けたカリミアンがリングに倒れ込み、そのまま続行不可能となり試合終了。当日はこのイストラテのパンチをどう判断するかについては持ち越され「結果保留」という前代未聞の事態となった。その後の協議の結果、この試合についてはノーコンテストに。そして試合がストップされた時点までの攻防を検証した結果、イストラテが優勢と判断し、12月14日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる「K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント」にはイストラテが出場することとなった。

与座優貴が中村寛との再戦に「話が進まないというのはそういうことだと思う」。宮田Pは「100%ないのでは?」【K-1】

2024.05.22 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴(team VASILEUS)が5月22日、3月に対戦したRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)との再戦について「話が進まないというのはそういうことだと思う」などと語った。

 2人はRISEの年間最大のイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)で行われた「RISE×K-1対抗戦」で対戦。3Rに与座が放ったバックスピンキックがローブローかどうか微妙な判定の中、与座がKO勝ち。後日、中村陣営から異議申し立てがあり、試合結果がKOから負傷判定での与座の勝ちに変更されている。

 与座は試合後から再戦を口にしていたのだが、中村は「別にやりたいとはあまり思っていない」などと発言するなど気乗り薄。

 この日、与座は「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の追加カードを発表会見に出席した際に「自分はいつでも再戦する気ではいるし、話があればいつでもやる。ただ、話が進まないというのはそういうことだと思う。まあ、お互い目指すものが違うのかなと今は思っている。その中で自分の信じる道を進もうかなと今は切り替えたというか、そう思っている」などと状況を説明した。

-70kgトーナメントのワイルドカードは有名外国人選手。-55kgトーナメントの残る4人は初来日も含めた外国人選手に【K-1】

2024.05.15 Vol.Web Original

 K-1のカルロス菊田プロデューサーとKrushの宮田充プロデューサーが5月15日、「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の未発表カードについて説明を行った。

 この日は当初は同大会のカード発表会見が行われる予定だったが直前になって中止となり「K-1ガールズ 2024」お披露目会見のみが行われ、お披露目会見後にカルロス氏と宮田氏が囲み取材に応じた。

 同大会では「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」の決勝ラウンドが行われるのだが、注目のワイルドカードは未発表。カルロス氏は「言いたいんですが言えないんです。でもメディアの皆さんもファンの皆さんも“ああ”と知っている名前なんですが、まだ交渉中の部分がある。彼らがK-1に出るだけではなく、ここでは言えない周辺の事情がたくさんある。ただ月内にはと思っている。皆さんが知ってる名前」と説明。宮田氏が「3~4選手に絞られている」と補足した。宮田氏は「日本人はぎりぎりあるかも」とも語るが、ほぼ外国人選手で決定のよう。

Copyrighted Image