SearchSearch

大﨑一貴が世界前哨戦でスペインの無敗男と対戦。「RISEの大﨑が一番強いということをしっかり見せたい」【RISE ELDORADO】

2023.02.15 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE ELDORADO 2023」(3月26日、東京・有明アリーナ)の第3弾カード発表会見が2月15日、都内で開催された。

 スーパーフライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)がハビエル・セシーリオ(スペイン/ELITE GYM)を相手に世界戦に向けた前哨戦に臨むこととなった。

 大﨑は2020年2月からRISEに参戦すると9月には田丸辰を破り王座を獲得。翌年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 −53kgトーナメント」では1回戦を突破するもケガで準決勝を欠場。昨年3月に復帰すると田渕神太、サンチャイ・TEPPENGYMを破り、10月には自らが欠場したトーナメントを制した風音を相手に初防衛戦を行い判定で破り、−53kg最強を証明した。今年1月にはムァンコーン・ブームデックシーンにKO勝ちし、改めて世界タイトル戦の実現をアピールしていた。

 セシーリオは13戦12勝1分の無敗のファイター。積極的に前に出るスタイルで12勝のうち5つのKO勝利を挙げている。

RISEとSBの対抗戦は4勝4敗。RISE王者・宮﨑小雪がMISAKIに判定勝ち。SB王者・川上叶は安本晴翔を破る番狂わせ【RISE×SB】

2022.12.26 Vol.Web Original

 RISEとシュートボクシング(SB)が協力して開催した「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)でRISEとSBの対抗戦が8試合行われ、4勝4敗の痛み分けに終わった。

 第9試合ではRISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪(TRY HARD GYM)とSB日本女子アトム級王者・MISAKI(TEAM FOREST)による現役王者対決が行われ、宮﨑が2-0の判定で勝利を収めた。

 MISAKIは現在6連勝中で前戦ではタイ人ファイター相手にKO勝ち。宮﨑も7連勝中で前戦では初の国際戦で勝利を収めている。

 もともとMISAKIが宮﨑との対戦を希望し、2人はカードが決まる前からSNS上で激しいやり取りを展開。カード発表会見ではMISAKIの「RISE女子は華がない」という発言に宮﨑はもちろん、会見に出席していた小林愛三も「カチンときた」と発言。公開練習などでも激しい舌戦を繰り広げ、この日の対戦を迎えた。

 1R、サウスポーの宮﨑とオーソドックスのMISAKI。ともにロー、ジャブからパンチにつなげていく。宮﨑も足を使うことなく打ち合いに応じる。距離が詰まり組み合う場面も。

MISAKIの「RISE女子より私のほうが面白いし華があるし強い」に対戦相手の宮﨑小雪「むかつく」、小林愛三も着火【RISE×SB】

2022.11.07 Vol.Web Original

王者対決が実現

 RISEとシュートボクシング(SB)が協力して開催する「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」(12月25日、東京・両国国技館)のカード発表会見が11月7日、都内で開催された。

 女子アトム級(-46kg)戦でRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)とSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)による王者対決が実現する。この2人についてはMISAKIがSNS上で対戦をアピールしていた。
 
 会見では互いの印象についてMISAKIが互いの直近の試合を挙げて「技術はトップレベルですごいなと思うが、私の試合のほうが面白い。RISEのコンセプトにある“アグレッシブで倒せる選手”というのは私のほうだと思っているので、この試合で見せつけてやろうと思う」と言えば、宮﨑は「ボディーでKOしていて、普通にすごいなと思ったし、前回の試合だけではなく、他の試合でもボディーでダウンを取ったりしていたのでボディーが強いのかなという印象があるが、私はもともと空手家なのでボディーで倒れるわけがないので“アグレッシブさだけで勝てると思うなよ”って感じ」と返した。

 宮﨑はMISAKIが対戦をアピールしていたことについては「Twitterでいろいろ言われているのは知っていた。でもその時は私は試合後のオフの期間だったので、あまり気にしていないというか“言われてるな”というくらいだった。“決まったらやってあげるよ”という感じだった」とさらり。

宮﨑小雪が持ち前のテクニックで小林愛理奈を完封し初防衛に成功【RISE158】

2022.05.30 Vol.Web Original

「RISE158」(5月29日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)が同級1位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。持ち前のテクニックで小林を翻弄、大差の判定だった。

 宮﨑は2021年1月に行われた「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝すると3月に同級王者・紅絹に挑戦。2-0の判定で勝利を収め第2代王座に就いた。

 対する小林は第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝の実績を引っ提げ、2020年にプロデビューを果たすが、3戦目で宮﨑と対戦しプロ初黒星。2021年には「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」の決勝でリベンジのチャンスを得るが返り討ちに遭い、対宮﨑は2連敗。その後、宮﨑の同門である平岡琴を破り再起を果たすと百花、祥子JSKにも勝利を収め3連勝とし、今回の挑戦にこぎつけた。プロ戦績は8戦5勝(2KO)2敗1分で敗れたのは宮﨑のみ。

初防衛戦の宮﨑小雪「これから何年もこのベルトを巻き続けるつもり」、挑戦者・小林愛理奈は「負けられない理由がある」【RISE158】

2022.05.28 Vol. Web Original

セミファイナルでRISE QUEENアトム級タイトルマッチ

「RISE158」(5月29日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月28日、都内で行われ、全選手が1回で規定体重をクリアした。

 セミファイナルではRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)が同級1位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)を相手に初防衛戦に臨む。

 宮﨑は2021年1月に行われた「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝すると3月にRISE QUEENアトム級王者・紅絹に挑戦。2-0の判定で勝利を収め第2代王座に就いた。その後、伊藤紗弥、百花といった強豪相手に2連勝中。

 対する小林は第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝の実績を引っ提げ、2020年にプロデビューを果たすが、3戦目で宮﨑と対戦しプロ初黒星。2021年には「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」の決勝で再度、宮﨑と対戦するもここでも敗れ2連敗。その後、宮﨑の同門である平岡琴を破り再起を果たすと百花、祥子JSKにも勝利を収め3連勝とし、今回の挑戦にこぎつけた。プロ戦績は8戦5勝(2KO)2敗1分。

難敵・田渕涼香を破った平岡琴が同門・宮﨑小雪の持つ王座へターゲット【RISE】

2022.02.13 Vol.Web Original

「私はこのアトム級でベルトを獲ると決めた」と宮﨑小雪との同門対決も辞さず

「RISE EVOL.10 & GIRLS POWER.6」(2月12日、東京・新宿FACE)のセミファイナルで平岡琴(TRY HARD GYM)と田渕涼香(拳聖塾)が対戦し、平岡が3-0の判定で勝利を収めた。

 平岡は2020年2月の紅絹戦から強敵相手に4連敗とどん底を味わったが、昨年9月の奥脇奈々戦に続き、これで2連勝。復活の手応えを感じた平岡は試合後のマイクで同門のRISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪の持つベルトへの挑戦を目標に掲げた。

 対する田渕はRISE初参戦となった2020年12月にRISE QUEENフライ級暫定王者・小林愛三からダウンを奪った上での判定勝ちを収め一躍脚光を浴びる存在に。その後「RISE ELDORADO 2021」でRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵の対戦相手に抜擢されるも判定負け。小林とは王座をかけて再戦するも判定負けを喫し、リベンジを許した。前戦ではシュートボクシングのビッグマッチ「SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival」でMISAKIとSB日本女子アトム級王座決定戦を争うも判定で敗れている。

小林愛理奈が祥子JSKから3つのダウンを奪ってKO勝ち。「他に敵がいない」と王者・宮﨑小雪への挑戦をアピール【RISE154】

2022.01.24 Vol.Web Original

「RISE154」(1月23日、東京・後楽園ホール)でアトム級1位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)が祥子JSK(治政館)と対戦し、2Rに3度のダウンを奪いKO勝ちを収め、RISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪への挑戦をアピールした。

 小林は序盤こそ祥子の前蹴りをボディーに食らう場面もあったものの、徐々にその蹴り終わりにパンチを合わせていく。小林は祥子の顔面に右フック、そして左右のボディーフックを連打していくと祥子は組み付く場面が増え、1Rには注意、2Rには警告が出る。

 祥子は左ミドルからパンチ、小林が距離を詰めるとボディーへのヒザと多彩な攻撃を見せるが、小林は2Rに祥子の左ミドルに右ストレートを合わせ最初のダウンを奪う。立ち上がった祥子だったが、小林は右フックでダウンを追加。最後は右フック、左フック、右フックの3連打で3度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。

アトム級王者・宮﨑小雪がムエタイ世界3冠王・伊藤紗弥に延長の末、判定勝ち【RISE GIRLS POWER】

2021.09.13 Vol.Web Original

 RISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでRISEQUEENアトム級王者・宮﨑小雪(TRY HARD GYM)がムエタイ世界3冠王の伊藤紗弥(尚武会)と-46.5kg契約のSuperFight!で対戦した。

 今大会は「RISE GIRLS POWER」としての初の後楽園大会であると同時に後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりという歴史的な大会。

 宮﨑は今年3月に紅絹を破って王座獲得後の初試合。伊藤は昨年2月にRISEに初参戦したが、慣れないルールということもあり、Ayakaに自身初のKO負け。今回は必勝を期しての参戦となった。

 2人の対戦についてはRISEの伊藤隆代表が「日本屈指の技術を持つ2人。ハイレベルなテクニック合戦」と評したが、前日に行われた計量と会見では2人は終始バチバチと火花を散らす。

寺山日葵「勝って笑顔でリングを降りる」小林愛三「今一番やりたいことは目の前の相手を倒すこと」【RISE GIRLS POWER】

2021.09.11 Vol.Web Original

26年ぶりに後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシング大会

 RISEの女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が9月11日、都内で行われ、全選手が1回で規定体重をクリアした。

 今大会は「RISE GIRLS POWER」としての初の後楽園大会であると同時に後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりで、女子キックの新たな歴史を刻む大会となる。

 計量後に行われた会見でRISEの伊藤隆代表は「女子単独のキックボクシング大会を後楽園ホールで開催するのは26年ぶり。昨今、個性的な女性選手が多くなって、一時期の盛り上がりが再燃するのではないかという感じになっている。明日の大会で26年間止まっていた時間が動かすことができればと思っている。来年も単独での後楽園大会、そしてもっと大きい大会を考えていきたいと思っている。どんな選手でも参戦できるのでたくさんの選手に出ていただきたい」などと明日の大会への期待と同時に、今後の「GIRLS POWER」についての展望を語った。

王者・宮﨑小雪が“天才”伊藤紗弥を迎撃。「同じ階級に天才は2人いらない」【RISE GIRLS POWER】

2021.08.13 Vol.Web Original

王座戴冠後の初試合

 RISEの女子選手のみの大会「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日、後楽園ホール)の追加対戦カード発表会見が8月12日、東京都内で開催された。

 RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)がムエタイ世界3冠王の伊藤紗弥(尚武会)と対戦する。

 宮﨑は今年1月に行われた「アトム級NEXT QUEENトーナメント2021」で優勝しアトム級王座挑戦権を獲得。3月には王者・紅絹に挑戦し、判定勝ちを収めプロ7戦目にして王座を獲得した。今回は王座戴冠後の初戦となる。通算成績は7戦5勝1敗1分。

 対する伊藤はWPMF、WMC、WBCムエタイの3冠を制覇した“天才ムエタイ少女”。昨年2月のRISE初参戦ではミネルヴァピン級王者のAyakaに自身初のKO負けを喫し、今回は2度目の参戦となる。通算成績は25戦18勝(4KO)5敗2分。

宮﨑小雪が紅絹を破り王座獲得。「天国のお母さんに一番になった姿を見せることができて良かった」【RISE147】

2021.03.29 Vol.Web Original

世代交代マッチの様相も

「RISE147」(3月28日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「RISE QUEENアトム級(-46kg)タイトルマッチ」で王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)が宮﨑小雪(TRY HARD GYM)を相手に2度目の防衛戦に臨んだが、0-2の判定負けを喫し、王座から陥落した。宮﨑が第2代王者となった。

 紅絹は2019年7月に那須川梨々との王座決定トーナメント決勝戦を制し、RISE QUEENアトム級(-46kg)王座に就いた。2020年2月には平岡琴を相手に初防衛に成功している。

 宮﨑は今年1月に行われた「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝。このトーナメントは紅絹への挑戦者決定戦への出場権をかけたものだったのだが、トーナメントをリングサイドで観戦していた紅絹が試合後に「もうタイトルマッチでもいいんじゃないですか」とRISE GIRLS POWERの神村エリカアンバサダーに提案し、今回のタイトルマッチが実現した。また紅絹が37歳、宮﨑が18歳と世代交代マッチの様相も呈した試合となった。

Copyrighted Image