「RIZINが困っている時こそ、盛り上げるのがチャンピオンの責任」
RIZINが9月15日、オンラインで会見し「RIZIN.24」(9月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードを発表した。
現バンタム級王者の朝倉海(トライフォース赤坂)とシュートボクシング(SB)女子世界フライ級王者のRENA(シーザージム)の電撃参戦が決まった。
この2人については9月13日に行われた会見で榊原信行CEOがかねてからオファーをしていることを明かし、参戦を熱望していた。
朝倉は元ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)とスーパーファイトで対戦する。
昇侍は「このような機会をいただいて光栄に思っている。格闘技を始めて苦節18年。いろいろなきつい思いも苦しい思いもうれしい思いもたくさん経験してきたが、それを何倍も超える自分では考えられないような大チャンス。最大で最高の相手と戦えることにすごく感謝している。今、日本のバンタム級で最強の男と戦えるということは格闘家にとってどれだけ名誉なことなのかというのは言うまでもないが、自分の18年の思いをぶつけたい。(朝倉は)ポテンシャルも身体能力も才能もあるし、これからまだまだ世界に名を馳せていく選手だと思っている。ただ、こんな自分でも、自分を信じて頑張っていけば、こんなチャンスをつかむことができる。“時に精神は肉体を凌駕する”という言葉がありますが、これから格闘技を目指す若者とか、同世代でも頑張っている格闘家、そういった人たちの希望となるべく、9月27日、さいたまスーパーアリーナでは思いの強さで自分の実力以上の何倍もの力を出して頑張っていきたい」とこの試合に向けての決意を熱く語った。