映画『多十郎殉愛記』公開記念舞台挨拶が13日、都内にて行われ、主演の高良健吾と共演の多部未華子、木村了、寺島進、中島貞夫監督と主題歌を歌った中孝介が登壇した。
『木枯らし紋次郎』『まむしの兄弟』などで知られる84歳の巨匠・中島貞夫監督が20年ぶりに手掛けた本格ちゃんばら時代劇。
主人公・多十郎を演じた高良は「中島監督の20年ぶりの作品で主演をさせていただき、しかも京都の太秦で時代劇ができる、殺陣の稽古もできるということで、それだけでもラッキーだと思いました。30代最初の主演だったので、20代の自分に落とし前を付けられるような役だと思った」と振り返り、多十郎への秘めた思いを抱えるヒロインおとよを演じた多部は「京言葉や、監督から言われた母性愛の表現が難しかったんですががむしゃらに演じました」と、こちらも晴れやかな笑顔。