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父の日に勝利を収めた海人が試合後のマイクで父に感謝の言葉【シュートボクシング】

2021.06.21 Vol.Web Original

ZSTライト級王者・小金翔に3-0で判定勝ち

 シュートボクシング(SB)の東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2021 act.3」(6月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでSBのエース、海人(TEAM F.O.D)がZSTライト級王者の小金翔(フリー)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 海人は2018年にシュートボクシングの世界トーナメント「S-cup2018」で優勝後、SBはもちろん、KNOCK OUT、RISE、REBELS、RIZINと国内の主要団体で試合を重ね、中島弘貴、“ブラックパンサー”ベイノア、緑川創といった国内の王者クラスや強豪を撃破。今年2月には長く日本キック界の70kgをけん引してきた日菜太を破りKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王座を獲得。70kgでは日本のトップクラスの存在となった。

 対する小金はSB初参戦。所英男や元UFC戦士・小谷直之といったMMAファイターが主戦場としていた総合格闘技団体ZSTの現王者。DEEPでプロデビュー後、グアムのPXCや韓国のROAD FCなど海外プロモーションでキャリアを重ね、2018年10月にZSTで王座を獲得。現在2つの引き分けを挟んで9連勝中。

海人が「自分が圧倒して終わる試合」と自信のコメント。ZST王者・小金翔を迎撃【シュートボクシング】

2021.06.19 Vol.Web Original

小金「総合格闘技の技術を生かして、海人選手に勝ちたい」

「SHOOT BOXING 2021 act.3」(6月20日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月19日、東京都内で開催された。第2試合(48.0kg契約)に出場するERIKO(ファイティングラボ高田馬場)が1回目の計量で48.15kgと0.15kgオーバーしたものの、1時間後の再計量で47.95kgでクリア。他の選手は1回目の計量で規定体重をクリアした。

 今大会のメインでは海人(TEAM F.O.D)が小金翔(フリー)と対戦する。海人は4月大会ではBigbangウェルター級王者モハン・ドラゴンに圧勝。今度は総合格闘技団体ZSTのライト級王者との対戦となる。

 海人が「明日はいつも通り、シュートボクサーの僕がしっかりメインを締めて終わらせます。必ず倒します」とKO宣言すれば、小金も「シュートボクシングに初めて出させていただくということで、大変光栄に思っています。総合格闘技の技術を生かして、海人選手に勝ちたいと思っています。シュートボクシングを盛り上げられるように頑張りたい」と返した。

 互いの印象を問われ、小金が海人について「キックボクシングではすべての技術ができる選手。そこに気持ちでは負けずに、自分が考えていることを出して勝ちたい」と答えたのに対し、海人は「特にない。自分が圧倒して終わる試合だと思っている」と自信のコメント。

海人が現ZSTライト級王者・小金翔と対戦【シュートボクシング】

2021.05.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2021 act.3」(6月20日)の第1弾対戦カードが5月13日、発表された。

 2月28日のREBELSで日菜太との70kg級日本人最強決定戦を制し、前回4月大会ではBigbangウェルター級王者モハン・ドラゴンを下したS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)が第3代ZSTライト級王者・小金翔(フリー)と対戦する。

 小金は所英男や元UFC戦士・小谷直之といったMMAファイターが主戦場としていた総合格闘技団体ZST(2002年創設)の現チャンピオン。

 海人と同じ180㎝の長身を誇り、DEEPでプロデビュー後は、グアムのPXCや韓国のROAD FCなど海外プロモーションでキャリアを重ね、2018年10月にZSTで新王者に。昨年7月には国内トップファイターの北岡悟とドロー、前戦となった今年4月のZSTではあえて寝技を封印し、ガンガン前に出るファイトスタイルで右ミドル、右ストレートと強烈な打撃を繰り出し圧勝してみせた。現在2つの引き分けを挟んで9連勝中。

 MMA戦績は22戦17戦(3KO)3敗2分の好成績。国内トップクラスのMMAファイターが海人の首を狙うこととなる。

メインで一本勝ちの小金がZSTの再興とRIZIN参戦をアピール【5・11 ZST】

2019.05.12 Vol.Web Original

最後は腕十字固めががっちり
「ZST.65」(5月11日、東京・新宿FACE)のメインでライト級王者の小金翔が韓国のクォン・ドヒョンに2R、腕十字固めで一本勝ちを収めた。

 小金は昨年10月に平信一に挑戦し、判定勝ちを収め王座奪取。第3代王者に就いた。この日は、ここ数戦判定勝ちが続いていたことからフィニッシュすることを自らに課しての試合だったが、見事に一本を取り切った。小金の一本、KO勝ちは2017年5月に高橋弘にTKO勝ちして以来。

 ドヒョンは1Rからタックルを多用し、組みついては小金をコーナーに押し込みテイクダウンを狙う。差しの巧みなドヒョンは二本差しで小金の体を浮かせるが、小金も腰の重さを見せテイクダウンは許さない。小金も体勢を入れ替えコーナーに押し込むが、ドヒョンはまたすぐに入れ替えるなどロープ際やコーナーでのポジションの奪い合いが続く。終盤には小金が足をかけテイクダウンを奪いパウンドを落とす場面も作ったが、ドヒョンは粘って脱出する。

 2Rに入ってもドヒョンのしつこいタックルが続く。しかし小金は押し込まれながらも足を払ってテイクダウンに成功するとジワジワと自分のポジションに持ち込み、バックをキープするとパウンドの連打からスリーパーホールドを狙う。ドヒョンも動きを止めず、脱出の機会をうかがうが小金の4の字ロックががっちりと決まり抜け出せない。

 小金はスリーパーが決められないとみるや腕十字に移行。ドヒョンの必死のクラッチを切ってぐいと締め上げるとドヒョンがタップした。

小金翔がライト級王座獲得「上の舞台に立ちたい」【10・28 ZST】

2018.10.29 Vol.Web Original

平の突進をさばいて3-0の判定勝利
「ZST.62」(10月28日、神奈川・横浜大さん橋ホール)のメーンで行われた「ZSTライト級タイトルマッチ」で王者・平信一に小金翔が挑戦。小金が3-0の判定で勝利を収め、第3代王者に輝いた。

 平は2016年に王座決定トーナメントを制し王座に就いたものの、打倒ボブ・サップを掲げ、無差別級の戦いに身を投じていたことから今回が初防衛戦。一方の小金はZST参戦後無敗でタイトル挑戦にこぎつけた。

 魅せるファイトを常に展開する平は戦前「小金を投げる」と宣言。その言葉通り、1Rから組み付いてはコーナーに押し込み、投げるチャンスをうかがう。小金は体勢を入れ替え押し返してはヒザをボディーに放つなど、平のブルファイトに冷静に対処。平はラウンド終了間際にロープに押し込んだ反動を利用して投げにトライするも失敗。

 スタミナを大きくロスしたかに思えた平だったが、2Rもその突進は止まらない。しかし小金は足を掛けてのテイクダウンからサイドをキープ。コツコツとパウンドを落としていくなど、ポイントを奪いつつ平のスタミナを削っていく。

関が樋沼との打撃戦制すも「判定ですいません」【3・17 ZST】

2018.03.18 Vol.Web Original

真っ向打ち合うも決着つかず

 総合格闘技イベント「ZST.59」(3月17日、東京・新宿FACE)のメーンでZSTフェザー級王者・関鉄矢が王座戴冠後の第1戦に臨み、樋沼朝光に3-0の判定で勝利を収めた。試合は樋沼のキックに関がパンチを合わせ、そこからともに激しい打ち合いに臨むという展開が繰り返される。ともに倒れてもおかしくないようなパンチを被弾しながらも立ち続け、おかまいなしにパンチを放ち続ける。2R終盤になって樋沼が組み付きからテイクダウンに成功しフロントチョーク、ラウンド終了間際に関がバックを奪いスリーパーホールドにとらえるといった場面はあったが、ともに極め切れずに判定決着となった。

小金翔「格闘技を始めたきっかけはあの人気漫画」

2018.03.13 Vol.704

 180㎝の長身にがっちりした体。金髪に切れ長の目が韓流スターのような小金翔。格闘技を始めたきっかけはあの人気漫画。

「中学生の時に格闘技のファンになって、ボクシングをやりたいと思ったんですけど、家の近所にボクシングジムがなくあきらめたんです。きっかけは『はじめの一歩』というボクシングを題材にした漫画です(笑)。そこから実際にボクシングを見に行ったり、あとはK-1とかPRIDEを見たりしているうちに自分もやってみたいなと。それで高校1年生の時に部活で柔道を始めました。その後、高校3年生の終わりぐらいに総合格闘技のジムに入って、部活以外でも格闘技をするようになりました」

 そこからプロの道へ一直線!とはいかず…。

「ジムはすごく楽しかった。学校では接することのない大人の人たちとも関われましたし、とても可愛がっていただきました。大学に入ってもジムは続けていて、1年生から4年生までアマチュアの試合に出場するなど、それなりに一生懸命やっていて、意外と勝てていた。でも、この先自分的にはプロになっても勝つのは難しいんじゃないかと…。卒業が近づき周りの友人が就職していく中で、格闘技を続けたいという気持ちと、格闘技で食べていくのは大変だという気持ちがあり、結局は就職する道を選びました。就職してからも仕事終わりにはジムに通う生活をしていて、だんだん自分には会社勤めは向いてないんじゃないかと思うようになり…。結局、好きなことをやっているほうが自分は幸せだと思い、会社は1年半でやめて、格闘技をやることにしました。なので今は楽しいし、幸せです」

ZST王者・柏﨑がRIZINのバンタム級トーナメント出場希望を表明

2017.05.07 Vol.689

 総合格闘技「ZST.56」(5月6日、東京・新宿FACE)でZSTバンタム級王者・柏﨑剛が今秋開催されるRIZINのバンタム級トーナメントへの出場をアピールした。

 この日の休憩時間明けにフライ級王者・伊藤盛一郎、フェザー級王者・加藤惇とともにリング上から挨拶した柏﨑は「去年11月にZSTのチャンピオンとしてたくさんの期待を背負って試合をしたにもかかわらずふがいない結果になってしまって申し訳ありません。その罪滅ぼしといってはなんなんですけど、RIZINのバンタム級トーナメントに出ます! 有名になるためとかではなく、ZSTを高みに持っていくため、そして強くなるためにRIZINに出ます」と明言した。今後はRIZINからのオファーを待つこととなる。4月に行われたRIZINでは伊藤がRIZIN常連の才賀紀左衛門を判定ながら危なげなく破り、ZSTのタイトルホルダーの実力は示しているだけに参戦の可能性は十分にありそうだ。

 また加藤は5月12日に行われる修斗公式戦に出場し魚井フルスイングと対戦。こちらも「ZSTのチャンピオンとして負けられない試合。プライドを持って試合をしたい」と話した。

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