SearchSearch

尾美としのり「大林宣彦監督が二人羽織をして弾いてくれた」映画『さびしんぼう』ピアノシーン秘話告白

2024.05.21 Vol.web original

 

 映画『言えない秘密』(6月28日公開)完成披露試写会が21日、都内にて行われ、主演の京本大我、共演の古川琴音、横田真悠、尾美としのりと河合勇人監督が登壇。尾美が、1985年の主演作『さびしんぼう』の撮影秘話を明かし会場を驚かせた。

 台湾の大ヒット映画を日本で映画化した切なくもミステリアスなラブストーリー。

 京本大我が演じる、音大生の主人公・湊人の父を演じた尾美としのりは「父親役ということで、本当は京本政樹さんの方が良かったんじゃないかと思うんですけど…」と、京本の実父を引き合いに笑いをさそい「似てませんけど、とんびが鷹を生んだということで(笑)」。

 ピアノは独学だったという京本が3カ月の特訓を経て、劇中では見事な演奏シーンを披露。音大生役を演じきったことに、尾美は「大体、一緒にいるシーンのときピアノが置いてあって。京本さんはセッティングの間、ずっとピアノを触ってました」と京本の真面目さに感心。

 この日は、タイトルにちなみ一同に「言えない秘密は?」という質問が。尾美は「僕も若いときに『さびしんぼう』(1985年)という映画で、ショパンの別れの曲などを弾いたんですが、京本さんと違ってちゃらんぽらんで。最後にピアノを弾いて涙を流すというシーンがあったんですけど、全然、弾けないんですよ。当時、大林宣彦監督が二人羽織をして弾いてくださったんです。ちょっとね、監督の手が映ってるんです」と名作の裏話を明かし、京本も「めちゃくちゃカミングアウトじゃないですか」と目を丸くしていた。

SixTONES京本大我「キスシーンが本当に下手」自主練誓う?「プライベートで頑張る」

2024.05.21 Vol.web original

 

 映画『言えない秘密』(6月28日公開)完成披露試写会が21日、都内にて行われ、主演の京本大我、共演の古川琴音、横田真悠、尾美としのりと河合勇人監督が登壇。京本が自身の“言えない秘密”を明かし会場を沸かせた。

 台湾の大ヒット映画を日本で映画化した切なくもミステリアスなラブストーリー。

 トラウマを抱えた音大生・湊人(みなと)を演じる京本は「自信を持ってお届けできる作品」と胸を張りつつ「どう受け取っていただけるかすごく気になるので、来月、公開したらすごくエゴサしちゃおうかなと思っています(笑)」。

 本作が初の映画単独主演。「最初、マネージャーから“ピアノどれくらいできるの?”というフワッとした感じで聞かれて、僕は独学で、こんなものしか…と答えたんですけど。僕の力量を伝えたうえで、これだけ大変なクラシック演奏をする役どころを頂いた」と苦笑したが、ピアノ経験者でもあるヒロイン役の古川は「ほとんど独学、クラシックはゼロから始めたのにあれだけ弾けるのはすごい。ショパンってクラシックの中でも難しいと言われていて、そのなかでも難しい曲を…」と大絶賛。

 そんな2人は、尾美から「2人のラブシーンがすごくかわいかった」とほめられていたが、タイトルにちなみ「言えない秘密は?」と言う質問に古川から「京本くんの握力がすごくて。手を握られるシーンですごく気持ちを込めてくださって、私の指の指がポキポキって…」と暴露され京本は「芝居の熱量しか考えられなくなっちゃって…申し訳ないです。生きててよかった」とタジタジ。

 さらに自身の秘密を聞かれると「この作品に限らずですけど…恋愛ものに挑戦させていただくことが最近多かったりして。キスシーンとかもあったりするんですけど本当に下手で」と明かし、会場のファンも大笑い。「目を早くつぶっちゃうんですよ。相手の顔がどこにあるか分からないまま行っちゃえ、と思ったら鼻だったりとか…。唇に当てられないんですよ」。古川から「福笑いみたいな(笑)」、河合監督から「湊人らしいな、と思って見てました」とフォローされ、京本は「プライベートでもっと頑張ってみます」と“自主練”を宣言。さらなる笑いをさそった。

 完成作を見てぼろ泣きしたという京本。河合監督から「自分の主演の作品で泣いてるから、珍しいなと思って。みんなで“主演が泣いてる”ってゲラゲラ笑いました」とイジラレていたが、最後は「今日、見てくださった皆さん1人ひとりに僕自身インタビューしに行きたいくらい」と本作への思い入れを語っていた。

永野芽郁、事務所の先輩・窪田正孝に「頼もしくて頼もしくて…一生ついて行きます!」

2022.10.01 Vol.web original

 

 公開中の映画『マイ・ブロークン・マリコ』舞台挨拶が1日、都内にて行われ、永野芽郁、奈緒、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊とタナダユキ監督が登壇。同じ事務所の先輩後輩同士という永野と窪田が和気あいあいとしたトークで会場を沸かせた。

 原作は、WEB連載時から話題を呼んだ平庫ワカによる同名コミック。親友マリコの遺骨とともに旅に出る主人公シイノの物語。

 シイノ役の永野は「初めて(完成作を)見たときには奈緒ちゃんと2人して号泣しました。初日の昨日もこの劇場に見に来まして、やっぱりいい映画でした」と胸を張り、マリコ役の奈緒も「シイちゃんの旅がいろんな方に広がっていくんだなと思うとドキドキしています」と目を輝かせた。

 シイノとマリコを全身全霊で演じきり、晴れ晴れとした表情の永野と奈緒に、シイノが旅先で出会う青年マキオ役の窪田も「現場でも本当に、芽郁と奈緒ちゃんが仲良くて。その2人を我が子を見るかのようにタナダ監督が見守る姿を思い出しました」、マリコの実父の後妻を演じた吉田羊も「さっき“シイちゃん”と“マリコ”がキャッキャお話している姿を見て、2人が再会できたんだなとほっとして眺めていました」と感慨深げ。

 窪田と永野は同じ事務所の先輩後輩同士。ドラマ『僕たちがやりました』以来、5年ぶりの共演に、永野は「もう頼もしくて頼もしくて。前回、ご一緒したときは私はまだ10代で、そのときも本当にいろんなことを助けていただいたんですけど、シイノはマキオと旅先で出会って、気づいたら救われているという関係性だったんですけど、撮影現場でも本当に、普通にいるだけで窪田さんに助けてもらっている部分が大きくて。事務所の先輩でもあるので“一生ついて行きます!”という感じです」と信頼のまなざしを向けると、窪田も照れつつ「こっちがついて行きます、ありがとう(笑)」と頭を下げ、会場の温かい笑いをさそった。

 締めの挨拶では、タナダ監督が、原作者・平庫ワカ氏のイラストを使用した本作のパンフレットを宣伝し、キャスト陣が「これがなんと!」「1000円!?」とノリノリで盛り上げ永野も「買いたくなっちゃった(笑)」。

 和気あいあいとした舞台挨拶の最後に、永野は「私自身がすごく好きだなと思える映画ができたこと、たずさわることができて誇りに思います。こんな世界でも生きていくかと前向きになれる作品ができたと思います」と笑顔で締めくくった。

のん「東北に笑顔を届けたい気持ちは満々」片桐、尾美、大友ら『あまちゃん』メンバーとライブ

2021.03.03 Vol.Web Original

 

 のんが2月27日、「NON OUCHI DE MIRU LIVE(#のんおうちで観るライブ)」を開催した。“東日本震災復興10年 復興応援コンサート「がんばろう東北」”と銘打たれたライブで、岩手県釜石市と東京を結んで行われ、5台のカメラで中継され生配信が行われた。

  ライブは、17時に、釜石のステージからスタート。賑やかな笛と鉦と太鼓のお囃子と掛け声に合わせ、2頭の虎が舞台を勇壮に舞い踊る。虎舞は頭が獅子ではなく虎を使った舞い踊りで、釜石市の無形文化財に指定される三陸地方の伝統芸能。錦町青年会の面々によるお囃子の演奏と虎舞の演舞で幕を開けた。

  続いて画面は東京会場。岩手の作家宮沢賢治の銀河鉄道の夜をイメージしたステージで、大友良英率いるバンドによる『あまちゃん オープニングテーマ』の演奏が始まった。岩手県北三陸と東京を舞台にしたドラマ『あまちゃん』のテーマ曲で、まさに、この日のライブのオープニングに相応しいナンバー。演奏が終わるとステージにのんが登場し、ライブの開会を宣言した。

のん、復興応援コンサートを27日に生配信! 東日本大震災復興10年

2021.02.27 Vol.Web Original

 

『東日本大震災復興10年 復興応援コンサート「がんばろう東北」~のん おうちで観るライブ~』が27日、配信で行われる。コンサートは17時から。のんは「とーっても明るい陽気なライブ」だといい、「皆さんのおうちがライブ会場。お家の中でリラックスしながら聴いていただけたらうれしいです」と呼びかけている。

 東北のさらなる復興を応援することを目的としたコンサート。震災以来、被災地の多くの人々に元気と勇気を与えて続けてきた女優・のんをはじめ、さまざまなアーティストと釜石市民とで展開する。

 のんは、「震災から10年、長いような気もする。あっという間な気もする。先日の大きな地震で、怪我をされた方もいたし、不安で眠れなかった方もいらっしゃると思います。でも、確かに生き抜いた。この先の復興とさらなる東北の発展をみんなで応援できるようなそんなライブになるよう頑張ります。」と意気込む。

 東京と釜石の2会場からオンラインでライブ配信。釜石の郷土芸能「虎舞」を皮切りに、のんをはじめとする東北復興を応援するアーティストたちが数々の名曲を披露する。フィナーレでは、のんによるオリジナル曲などを釜石市民が合唱、参加アーティストとコラボする。

 コンサートには、スペシャルゲストとして片桐はいり、尾美としのりが出演。ゲストアーティストとして、大友 良英、Sachiko M、江藤 直子 (Key)、近藤 達郎 (Key)、かわい しのぶ (B)、itoken (Dr)が出演する。

 ライブにあわせて、岩手県の被災地への応援金を募る取り組みも行う。

 コンサートは、配信プラットフォーム「PIA LIVE STREAM」で生配信。3月11日までアーカイブ配信もある。約2時間。チケットは発売中。

 

 

<のん コメント全文>

東北には、とてもお世話になっています。

毎年ずーーっと何度もお邪魔していました。

その際に、お会いした方々から「おかえり~」と言っていただいて、地元に帰ってきたみたいにホッと幸せに満ちた気持ちになります。毎回、私が幸せをもらってしまった!ともらってばかりいます。

その幸せをお返しする思いで、今回はファンタスティック岩手さんとコラボして生配信ライブをします。

皆さんのおうちがライブ会場。

お家の中でリラックスしながら聴いていただけたら嬉しいです。

震災から10年、長いような気もする。あっという間な気もする。先日の大きな地震で、怪我をされた方もいたし、不安で眠れなかった方もいらっしゃると思います。

でも、確かに生き抜いた。

この先の復興とさらなる東北の発展をみんなで応援できるようなそんなライブになるよう頑張ります。

とーっても明るい陽気なライブです。

Copyrighted Image