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加藤シゲアキの『モダンボーイズ』が開幕! 木村拓哉が演じた役に挑戦も「そこはあまり言わないで」

2021.04.03 Vol.Web Original

 

 加藤シゲアキが主演する舞台『モダンボーイズ』が3日、渋谷区の新国立劇場中劇場で開幕した。同じ日、初日公演前に通し稽古が報道陣に公開され、加藤、山崎樹範、武田玲奈の主要キャストと、脚本の横内謙介と演出の一色隆司が参加して取材会が行われた。

 本作の舞台は、日中戦争前夜の浅草のレビュー小屋。逃げ込んできたプロレタリア革命を志す学生が、あることをきっかけにレビューの人気者となって自分の居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく物語だ。

 加藤は、「昭和初期の演劇を上演することもままならない時代に、どうブレークスルーして作品を作っていくかという物語。今の時代ともシンクロするところもあるのではないかと思います。試行錯誤しながらどうやって舞台を上演するかというのは、演劇界だけじゃなく、全てのエンターテインメント界が乗り越えなければならない壁。この舞台を通して、ヒントがあるんじゃないかなと思い、参加させていただこうと思いました。無事に幕が開くことにほっとしておりますし、このまま完走できたら」と、あいさつ。

山崎樹範「人生、悪くないよって思える作品です」

2016.11.14 Vol.678

 陣内孝則が9年ぶりにメガホンをとった映画『幸福のアリバイ?Picture?』が公開される。同作品は「葬式」「見合い」「成人」「誕生」「結婚」の5つのエピソードで構成。山崎樹範はその中の「見合い」と「結婚」に出演している。

「陣内さんは役者だけあって、こちらの気持をすごく分かってくれてると感じました。すごく丁寧ですし、ちょっとした動きとかを敏感に察してくれる。こちらが迷ったりしていると“迷っているでしょ。だったらこっちの方がいいよ”とか、撮影が長引いて現場の空気が緩みかけると“ここは一発気合入れて頼むぞ”って声をかけて締めてくれる。それは見事なコントロールでしたね」

 普段からそういう人?

「大先輩にこういうことを言うのはアレですけど、いい加減な部分が…いや、表現を間違えました(笑)、気さくで、少年の心をいつまでも持ち続けている方(笑)。無邪気でおもしろくて、愛すべき人です」

 映画は誰にでもある“人生の節目”に起きる小さな出来事がテーマ。

「子どもが生まれたり、成人したりとかっていう節目は誰にでもあって、その瞬間はいろいろ大変だったりするかもしれない。でも最終的には、それがあって良かったなって思える事ってたくさんある。今回の映画には派手な爆破もありませんし、CGをものすごく駆使しているわけでもない。派手な映画ではありませんが、見た後に“生きる事って悪くないな”って思える作品です。皆さんそれぞれ日常生活で大変な事があると思いますが、それでもこれから起こるであろう未来に対して、悪くないかもって思える本当に優しい映画です。いろいろな事で人生に悩んでいる人たちの背中を押すような…いや、それはおこがましい(笑)。“悪くないよ、人生は。捨てたもんじゃないよ”ってことを感じていただければいいです(笑)」

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