ゴングと同時に両者が飛びヒザ
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ」で宮田和幸と山本アーセンが対戦。宮田が2R3分23秒、アームロックで勝利を収めた。
宮田はかつてアーセンの叔父である山本“KID”徳郁選手と対戦し、ゴング直後の飛びヒザで4秒KO負けを喫するという過去がある。今回はゴングと同時に両者が飛びヒザを仕掛け、ここからスタートした。アーセンは着地後、組み付くと投げてテイクダウン。上のポジションを取るが宮田は下からの三角絞めを狙う。アーセンは持ち上げて投げ捨て脱出を図るが、宮田は三角絞めは外れても逃さず、続けて三角絞めを狙う。再度、持ち上げ投げ捨てるアーセン。そして上のポジションをキープするが、宮田は下から左腕を取り、アームロックで体勢を入れ替え、ストレートアームバーを狙うが、アーセンは腕を足でフックしてしのぐ。
2Rはアーセンがパンチでテイクダウンを奪うが、宮田は下からアーセンをコントロール。脱出を図るアーセンだが宮田は下からアーセンの右腕を絞り上げアームロックにとらえ、そのまま裏返し上の体勢になり、なおも締め上げるとアーセンはたまらずタップした。