SearchSearch

ともさかりえ「私もシングルで必死に子育て。息子はもう20歳」シングルマザー役に監督絶賛

2024.03.07 Vol.web original

 

 映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の完成披露試写会が7日、都内にて行われ、俳優の佐藤健、長澤まさみ、森七菜、ともさかりえと山田智和監督が登壇。シングルマザー役を演じたともさかが、自身と重なる心境を語った。

 映画『世界から猫が消えたなら』などを生み出してきた川村元気による同名ベストセラーを映画化。かつての恋人から届いた手紙と突然、姿を消した婚約者の謎をめぐり、つづられていく愛の物語。

 働きながら子供を育てるシングルマザーを演じたともさか。役どころについて聞かれると「私もシングルで息子と2人で過ごしてきた時間が長かったので。うちはもう20歳と、大きいんですけど。私も必死に子育てしていたな、と昔の自分がフラッシュバックするような不思議な経験でした」と感慨深げ。

 そんなともさかに、山田監督は「(子役が)小さい子たちなので、アウトオブコントロールというか…まったく言うことをきかない、みたいなトラブルがあったんですけど、ともさかさんはまったく動じず、子どもたちを迎える姿に説得力があった。愛の本質を知っている方の目を画面に残せた」とたたえ、ともさかも「そんなふうに見てくださっていたとは」と照れ笑い。

「若い方向けの恋愛映画のように思うかもしれませんが、本作にはいろいろな愛の形が詰まっていて、自分もこういう気持ちを通り過ぎてきたなと懐かしく振り返るような作品でもあるので、ぜひ大人の方たちにも見てもらいたいです」とアピールしていた。

 

佐藤健、長澤まさみに「大好きになりました」一方、長澤は「かっこよすぎて恥ずかしくなっちゃう」

2024.03.07 Vol.web original

 

 映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の完成披露試写会が7日、都内にて行われ、俳優の佐藤健、長澤まさみ、森七菜、ともさかりえと山田智和監督が登壇。恋人役を演じた佐藤と長澤が照れながら互いをたたえ合った。

 映画『世界から猫が消えたなら』などを生み出してきた川村元気による同名ベストセラーを映画化。かつての恋人から届いた手紙と突然、姿を消した婚約者の謎をめぐり、つづられていく愛の物語。

 原作者の川村氏とは普段から交流がある佐藤。「リアルタイムで読んでいたんですけど」と、原作の魅力を語りつつ、映画化熱望について聞かれると「どうせ川村元気が書いているんだから、映画化するんでしょ、と。だったら自分がやりたいな、と…」とぶちゃけ、会場も大笑い。

 佐藤は「そうしたら、本当かどうか分からないですけど“主人公は健であて書きした”みたいなことを言ってました」と苦笑しつつ、脚本の段階から参加した本作への熱い思いを語った。

 そんな佐藤は、恋人役の長澤と劇中の役どころさながらの仲良しぶりも披露。今回の共演で再発見した互いの魅力について聞かれると、佐藤は「現場の空気は完全に長澤さんが作ってくれた。番長のようでした」と冗談めかしつつ「真面目な話、自分は長澤まさみという人の魅力をこんなに知らなかったんだと思い知らされました」。

 さらに「僕が好きだったエピソードがいくつかあるんですけど…」と語ろうとすると、長澤が「アレは言わないほうが…」と焦り、佐藤が「こうやって口止めされるんです。でも言うんですけど(笑)」。そんな2人の“わちゃわちゃ”に会場も大笑い。

 佐藤は「すごい大事なシーンで、僕はすてきなお芝居だと思ったんですが本人は納得いってないみたいで“昨日、家で練習したときはもっとうまくできたのにな”って。家で練習するの、長澤まさみが!?と思って大好きになりました」というエピソードを披露。

 努力家の面を披露され、照れる長澤。一方、佐藤について長澤は「かっこよすぎて恥ずかしくなっちゃって、これまでちゃんと話せなくて。たくさん話したことが無かったので、付き合いづらい人なんじゃないかと思ってたんですけど…本当はとても“いい子”でした(笑)」と笑いつつ「きっと高い理想はあるんだけど、現場では私の不器用なところも受け入れてくれる器の大きい人。過去が塗り替えられました」と語り、互いに照れながら、たたえ合っていた。

Copyrighted Image