DDTプロレスが7月22日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、24日の東京・後楽園ホールでDDT UNIVERSAL王座を争う、王者・高梨将弘と挑戦者・岡田佑介が激しい舌戦を繰り広げた。
挑戦者の岡田は「DDT所属になるきっかけを作ってくれたのが、このベルト。当時(昨年1月)上野(勇希)選手がチャンピオンで、僕が挑戦者で、そのタイトル戦を評価いただいて、所属になったので思い入れも強く持ってます。しっかりとベルトを獲って、僕がこのベルトで、今まで築き上げてきた人たちと違う世界を見せていけたらと思います」と決意表明。
王者の高梨は「もともと自分はこのベルトに挑戦するときから、今までとは違うものにしていきたい気持ちがありました。新しい世代とのタイトル戦だったり、外に持っていくことだったり。後楽園が終わった後、タイに遠征することも決まってます。UNIVERSALは当初の目的は海外。(防衛したら)このベルトが海外に行くのは初ですよね? 自分が言ったことが現実になっていくというのは感じています」と話した。そして、岡田に「みんなと違うところに持っていく的な発言があったんですけど、自分だったら新しい世代、海外とか具体的なことがあった。みんなと違うものって、どういうことを考えてるのでしょうか?」と問いかけた。
これに対して、岡田は「ベルトを持って海外進出。高梨選手が今、持ってるほうが、このベルトの本来の意味を成し得てると思います。僕のプロレスで海外進出。そこに持っていくには、今、世界進出してる選手に勝たないと何も響かない。勝負の世界はどういう公約を掲げようが、結果がないと誰も認めてくれない。僕がこのベルトを持って、DDTのコミカルな部分もそうだし、シリアスな部分もあるでしょうけど、僕にしかできないプロレスは必ずあると思うので。タイトル戦をやったうえで感じてもらえればいいかなと」と回答。