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岡田准一「見た目で判断しないで」スペシャリストと山トーク 

2024.02.29 Vol.Web Original

 俳優の岡田准一が2月29日、都内で行われたアウトドアブランド「マムート」の新キャンペーン「アウトドアフィールドで叶える夢」の開催記念イベントに登壇した。

 アンバサダーを務める岡田は、同ブランドのアーバンコレクションのセットアップで登場。「前回は着心地が裸みたいって言ったんですけど裸より気持ちいいですね、本当に気持ちいい。街でも着られるし、これで山に行けるんじゃないかなって思うぐらい」と笑顔。普段から着用しているといい「現場もそうですけど、社長業もやってますので。社長として、(人と)お会いしなきゃいけない時でも着ていきます。さっと羽織れてシワになりにくかったりとか、アクティブにいけて、ちゃんとしてる感もでる。僕は上半身が結構あれなんですけど、めちゃくちゃ動きやすい。素材に対する思いを感じるスーツです。動きたい人にはありがたい」

岡田准一が新しいアツアツの朝にハッ! 朝マック新CM

2023.05.23 Vol.Web Original

 岡田准一と山田杏奈が共演するマクドナルドの新CM、アツアツの朝「アップルパイ」篇が放映中だ。

 新CMは、朝10時30分までのモーニングメニュー「朝マック」をアピールするもので、人気メニューのひとつである「ホットアップルパイ」を新しい選択肢として提案する。オフィスや店舗でホットアップルパイを幸せそうに頬張る山田に、岡田は大きく目を見開いて、「その手があったか」と衝撃を受けるというもの。「ラジオ体操の歌」の替え歌もインパクトがある。

岡田准一「落ち込んでいる時期に救われる思いがした」特別主演男優賞と中井貴一から託された高倉健の時計に感激

2023.05.16 Vol.web original

 

 第32回日本映画批評家大賞の授賞式が16日、都内にて行われ『ヘルドッグス』で 特別主演男優賞を受賞した岡田准一が、この日、中井貴一から託されたという高倉健から贈られた時計を手に映画作りへの思いを語った。

 特別主演男優賞は、役者としてのアクション表現だけでなく、スタッフの1人として各キャラクター性を生かしたアクション構築も手掛ける岡田の活躍に対する評価を機に今年、新設された賞。プレゼンテーターは「アクションと演技の融合ということで、このタイミングで岡田さんに賞を差し上げたいというところから設けさせていただいた」と選考理由を語った。

 トロフィーを手にした岡田はチームに感謝しつつ「この賞を頂くと聞いたときは実はちょっと落ち込んでいる時期でした。岡田にあげたいということで特別に作っていただいた賞ということで、救われる思いがしました」と感激。

「20代のころ大好きな映画に携わることができるとなったときに、日本人が世界に向けて誇れる映画と作りたいという一つの夢を持ち、本物のアクションを学ぶことを自分に課しました」と振り返り、数々の作品で役者としてスタッフとしてアクションを構築してきた功績をたたえられたことを感謝。

 さらに岡田は「今日、もう一つ救いがありました」と左手の時計を示し、この日、主演男優賞を受賞した中井貴一から「君に渡したい、とこの時計を頂きました。この時計は、高倉健さんが中井貴一さんに渡した時計ということです。それを中井さんが、君の活躍や思いを受けて、これを君に託しますと、僕にくださいました」と明かした。

「中井さんは、汗をかくとスタッフに迷惑がかかるからと夏の暑い中でも着物を着て水を飲まずにおられて、僕はすごいなと思いながら隠れてチビチビ水を飲んでいた」と共演した思い出を語り笑いをさそいつつ「僕には、高倉健さんが志村喬さんから渡されたダイヤも、高倉さんから頂いたご縁がありまして」と、高倉健や千葉真一といった名優たちとの縁を語った岡田。

「役者の中にもつなげていくものがある。それをつなげていかなければいけないという思いと、それを皆さんに伝えていかなければという思いをもって、もっともっと面白い日本映画を作れるように頑張ります」と意気込みを新たにしていた。

 他、作品賞とダイヤモンド⼤賞(淀川長治賞・受賞者は宮本信⼦)に『メタモルフォーゼの縁側』、主演男優賞に中井貴⼀(『⼤河への道』)、主演⼥優賞に板⾕由夏(『夜明けまでバス停で』)、ゴールデン・グローリー賞(⽔野晴郎賞)を『裸⾜で鳴らしてみせろ』の⾵吹ジュンが受賞した。

 

【受賞者一覧】
作品賞:『メタモルフォーゼの縁側』(狩⼭俊輔監督)
主演男優賞:中井貴⼀『⼤河への道』
主演⼥優賞:板⾕由夏『夜明けまでバス停で』
助演男優賞:窪⽥正孝『ある男』
助演⼥優賞:吉岡⾥帆『島守の塔』
監督賞:三宅唱監督『ケイコ ⽬を澄ませて』
ドキュメンタリー賞: 『夢みる⼩学校』(オオタヴィン監督)
アニメーション作品賞:『夏へのトンネル、さよならの出⼝』(⽥⼝智久監督)
アニメーション監督賞:湯浅政明監督『⽝王』
新⼈監督賞:⽵林亮監督『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
新⼈男優賞(南俊⼦賞):坂東⿓汰『フタリノセカイ』
新⼈⼥優賞(⼩森和⼦賞):伊東蒼『さがす』
脚本賞:吉田恵輔『神は⾒返りを求める』
編集賞(浦岡敬⼀賞):⼩林譲 ⽵林亮『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』
ワタシタチのトキワ荘賞:⼀般財団法⼈⼿塚治⾍⽂化財団
特別賞(松永武賞):⽴川志の輔『⼤河への道』
特別主演男優賞:岡⽥准⼀『ヘルドッグス』
ゴールデン・グローリー賞(⽔野晴郎賞):⾵吹ジュン『裸⾜で鳴らしてみせろ』
ダイヤモンド⼤賞(淀川長治賞):宮本信⼦『メタモルフォーゼの縁側』

岡田准一、綾野剛に「本当に車をぶつけてきそう。イメージですよ(笑)」

2023.04.26 Vol.web original

 

 映画『最後まで行く』の完成披露舞台挨拶が26日、都内にて行われ、主演・岡田准一と共演の綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明が登壇。 岡田と綾野が13年ぶりの念願の再共演について語った。

『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督が手掛ける、次々と災難が降りかかる刑事の極限の4日間を描くノンストップ・エンターテインメント。

 主人公の刑事・工藤祐司を演じる岡田と、工藤を追う謎のエリート監察官・矢崎貴之を役の綾野剛は13年ぶりの共演。

 岡田は「13年前に『SP』に少し出ていただいた。そのときは、これから売れる方ですとご紹介いただいて。それから時が経って、ときどき知り合いを通じて共演したいですとお声がけいただいていて、やっと実現した作品」と語り、綾野の印象について「覚悟をもった役者さん。敏感でいるために薄皮を一枚一枚はいで現場に立っているような役者さん」とたたえつつ「覚悟を強いてくる俳優さんでもあると思う。本当に車をぶつけてきそう。イメージですよ(笑)? よーいスタート!ってなったら“今、綾野じゃなくて矢崎なんで。何か?”みたいな。何があっても役柄として生きる覚悟がある。いい役者さんだなと思いました」と笑いを交えつつ語った。

 一方の綾野も「『SP』で初めてお会いして、そのときにかけていただいた言葉をずっと覚えていて、自分が成長した姿で准一さんと共演したいというのが目標だった」と振り返りつつ、対峙する役どころに「准一さんに対するリスペクトが役を通してもれてしまわないか心配でした」と照れ笑い。

 その後も綾野は「本当に大好きなシーンがありまして。そこの准一さんがチャーミングでめちゃめちゃ面白い」と笑いがこらえきれない様子。綾野は「“味変”のように笑いがある」、岡田も「絶対笑うところがあるので。どこで笑ったかアンケートをとりたい」と、観客の反応に期待を寄せていた。

『最後まで行く』は5月19日より公開。

岡田准一「『木更津キャッツアイ』や『SP』のように話題になる匂いを感じた作品」

2023.04.26 Vol.web original

 

 映画『最後まで行く』の完成披露舞台挨拶が26日、都内にて行われ、主演・岡田准一と共演の綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明が登壇。 藤井道人監督もリモートで参加し、キャストたちと本作に込めた思いを語り合った。

『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督が手掛ける、次々と災難が降りかかる刑事の極限の4日間を描くノンストップ・エンターテインメント。

 主人公の刑事・工藤祐司を演じる岡田は、若く一流のスタッフが集結した藤井組の現場を絶賛しつつ「アクションに関しては口を出しましたけどそれ以外は何も言うことがないくらい考え抜かれた台本でした。僕にとっては『木更津キャッツアイ』や『SP』のように、やる前からこれは話題になりそうだという匂いを感じた作品」と完成作に自信。

 その別居中の妻を演じた広末が「ここ数年、こんなハードな現場を見たことがない。とくに岡田さんと綾野さんのお2人が本当に生還してくれてよかったと思うくらい。このお2人じゃなかったら生還不可能なくらい」と激突する役どころを演じた岡田と綾野をたたえると、岡田は「僕ら、最後まで行けてました?」とタイトルにひっかけてニヤリ。

 暴力団の組長を演じた柄本は、藤井監督が自身の長男・柄本佑たちと同じ剣道道場に通っていたと明かし「この人、強いんだよね。優男なんだけど危険なんですよ。岡田准一と一度戦うといいですね」と、岡田と藤井の対戦を希望し会場を笑わせた。

 最後に岡田は「藤井監督のもと、こういう映画を作りたいんだと胸を張って言える作品ができ上ったと思います」と再び自信をみなぎらせ「“最後まで行けてた”と思った人は、初日3日間、いろんな人をさそって映画館で見ていただければ」と呼びかけていた。

『最後まで行く』は5月19日より公開。

岡田准一「ボス戦での会心の一撃が出た作品」最新主演作『最後まで行く』に自信

2023.04.26 Vol.web original

 

 映画『最後まで行く』の公開前イベントが26日、都内にて行われ、主演・岡田准一と共演の綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、柄本明がフォトセッションに登場。岡田が完成作に自信をみなぎらせた。

『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督が手掛ける、次々と災難が降りかかる刑事の極限の4日間を描くノンストップ・エンターテインメント。

 次々に災難が降りかかる“最低”な刑事・工藤祐司を演じる岡田准一は「『最後まで行く』という、僕たちにとって会心の出来、ボス戦での会心の一撃が出たような面白い作品ができあがりました」と胸を張り「ぜひ劇場で見てもらいたいです」とアピール。

 工藤の別居中の妻を演じた広末涼子は、ドレッシーな黒のスーツ姿。後ろを向くと背中があらわになるセクシーな衣装で報道陣のフラッシュを浴びていた。

『最後まで行く』は5月19日より公開。

岡田准一「僕の人生観ですごく大きなこと」。過酷すぎたエベレストロケを振り返り「いつかまた行きたい」

2023.03.07 Vol.Web original

 アウトドアブランド「マムート」の2023年春夏コレクション発表会が7日、都内にて行われ、俳優の岡田准一が出席。映画撮影で経験した過酷な登山ロケについて語った。

 スイス発の総合マウンテンブランドが昨年、ブランド誕生160周年を迎え、このたび岡田がブランドアンバサダーに就任した。

 2016年公開の映画で日本映画史上初となる長期間のエベレストロケに挑戦した岡田。「本当に大変で、何もできなかったです。空気(酸素)が半分の世界で歩くだけで精一杯。(標高)4000メートルを超えるとだいぶ空気が減ってくるんですが、僕がいたのは5500メートル。一歩一歩歩くだけで、ずっとぜえぜえしている感じ」と、過酷な環境を振り返った。

 特に大変だったのは就寝時だといい、「そのぜえぜえが寝ている間も続くので、3時間に1回ぐらい起きる。眠れないししんどかったです。僕は一ヶ月ぐらい山の上にいたんですけど、絶対どこかで“「いいーー!!」ってなるよ”って言われていて。着ているものを全部脱ぎたくなるというか」と、ストレス状態の続く環境だったことを明かした。

 この日は、撮影の合間に岡田が撮り溜めたという、エベレストの写真も披露された。写真を紹介しながら「やっぱり人間が抗えない場所に行けたというのは、自分の人生観にとってすごく大きなことだったなと思います」と話し、「大変だったんですけどまた行きたくなるっていうのが、山の魅力。いつかもう一度チャンスがあったら、また行きたいな」と、登山の魅力を存分に語った。

雪山から登場の岡田准一「ほぼ裸?」ロッククライミングで圧巻の身体能力を披露

2023.03.07 Vol.Web original

 アウトドアブランド「マムート」の2023年春夏コレクション発表会が7日、都内にて行われ、俳優の岡田准一が出席。圧巻のクライミング技術を披露し、登山の魅力を伝えた。

 スイス発の総合マウンテンブランドが昨年、ブランド誕生160周年を迎え、このたび岡田がブランドアンバサダーに就任した。

 高さ4メートルほどの雪山セットから登場した岡田。スポットライトが当たるなか、颯爽と登場し注目を集めると「初めてじゃないですかね。こういう登場。普段山を登ったり、アクション(シーン)でよく吊られますので、本当にやっておいてよかったなと思いました」と、胸を撫で下ろした。

 登山を長年の趣味としている岡田。同ブランドはプライベートでも愛用しているといい、「やっぱり機能性ですかね。環境が厳しくなってきた後も一番快適に過ごせるし、そばで支えてくれるっていうイメージもある。現場のスタッフも(着用している人が)多い。冬の撮影は過酷になるのでみんな使っていて、信頼感がありますよね」と、機能性を評価した。

 この日は、新たなラインナップとしてオフィスなどでも着用できる「アーバン・コレクション」も発表された。軽やかな着心地に、思わず「すごい、ほぼ裸!」と表現の岡田。斬新すぎる感想で会場を笑わせた。

 スタイリッシュでありながら動きやすさや暖かさも実現したという同製品にちなみ、セットアップ姿でクライミングに挑戦する場面も。「ちょっとスーツで登るのは初体験ですけど」と戸惑いつつ、スイスイと雪山を登る岡田。クライマックスではゴールポイント目がけて大ジャンプも披露し、俳優界で随一の身体能力を見せつけた。会場から拍手が起こると、最後は「写真、大丈夫ですか?撮れました?」と報道陣への気遣いもみせ、溢れるサービス精神もみせた。

岡田准一、格闘未経験の元宝塚女優を1年半で鍛え上げる「急に“岡田と戦え”って…無茶ぶりだと思う」

2022.09.22 Vol.web original

 

 公開中の映画『ヘルドッグス』の舞台挨拶が22日、都内にて行われ、岡田准一、坂口健太郎と原田眞人監督が登壇。岡田が共演・中島亜梨沙へのアクション指導を振り返った。

 深町秋生による人気小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を原田眞人監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて三度目のタッグとなる岡田准一を主演に迎えて映画化したバイオレンスアクション大作。

 鑑賞した人から熱い感想が続々と寄せられているという本作。主演・岡田が「普段全然、映画のことを言ってこない友達から“今、岡田さん、犬の映画やってるらしいですね”と。“ちょっと怖い犬の映画です”と言っておいたけど間違えたかな(笑)」。

 岡田が演じる潜入捜査官・兼高、坂口が演じる“サイコボーイ”室岡、そしてMIYAVIが演じる新時代のカリスマヤクザ・十朱の3人が、視線で語る演技に圧倒されたという感想に、坂口が「いろんな目のやり取りがあったので、そこに気づいてくれたのはうれしい」と笑顔を見せると、岡田は「僕はいろんな人から熱い目をされる役で、坂口くんも僕を熱い目で見てくれるしMIYAVIさんも見てくれるし(笑)」。

 その一方で、兼高と室岡が“相性98%”という設定に、坂口が「今回、岡田さんと番宣していて何度も相性診断したんですけど、けっこう低いんですよね」と首を傾げ、岡田も「実際は(相性)25%くらい」と、2人して苦笑する一幕も。

 原口監督は「目力のある役者さんばかり。キャッキャ楽しみながら撮っていました。ああ、いい目をしているなと」と、目で語る男たちの熱の入った演技を絶賛した。

 この日は、会場の観客からも質問を受け付け。「印象的な女性キャラも多かったですが、岡田さん、坂口さんのお気に入りの女性キャラは?」という質問に、岡田は、大竹しのぶが演じた情報伝達係の典子と、元宝塚女優の中島亜梨沙が演じた女殺し屋ルカを上げ「中島さんは、監督から“彼女は芝居がいいからコロナで延期した1年半の間に鍛えておいて”と言われて。急に僕と戦うとなったら…。彼女も怖かったですと言ってたけど乗り越えてくれた。終わった後、彼女、立てなくて。現場で拍手が起きました」と満身創痍になりながらも岡田相手のアクションシーンを演じきった中島をたたえつつ「戦ったことないです、というところから急に岡田と戦うという、すごいプレッシャーがあったみたいで。監督の無茶ぶりだと思うんですよね」とチクリ。

 原田監督は苦笑しつつ「一応聞いたんですよね、岡田くんと戦う?って。戦います、と言うので」と弁明し笑いをさそっていた。

『ヘルドッグス』は公開中。

MIYAVI、岡田准一との初めての会話は「見て、ムレムレ」

2022.09.13 Vol.web original

 

 映画『ヘルドックス』公開直前イベントが13日、都内にて行われ、キャストの岡田准一、坂口健太郎、MIYAVI、金田哲(はんにゃ)、吉原光夫が登壇。若きカリスマヤクザを演じたMIYAVIが、キャラクターのユニークな裏話を明かした。

 深町秋生による人気小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を原田眞人監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて三度目のタッグとなる岡田准一を主演に迎えて映画化したバイオレンスアクション大作。

 岡田が演じる潜入捜査官・兼高と共鳴し合う若きカリスマヤクザを演じたMIYAVIは「彼が思う理想社会を築いていく中で、同じような匂いを持った兼高と出会って引かれ、自分もどんどん変わっていく。そういう部分を意識して演じました」とクールな役どころを振り返りつつ「終始ゴム手袋をしていたんですけど、ずっとムレてました」。

 すると岡田が「初めて話しかけてくれたのが“見て、ムレムレ”って」と、ゴム手袋のムレ具合についての会話だったと明かし、MIYAVIも「言ってから、これじゃなかったなと思いました(笑)」と苦笑。

 さらにMIYAVIは「あの手袋の下にマニキュアをしてるんです。する意味あるのかなと。しかもゴム手袋の上に指輪をしているという謎の多い役でした」と振り返り、笑いをさそった。

 MIYAVIは「岡田くんのアクションに対する思いを感じました。自分の出番が終わっても残って全部のアクションを見てくれた。“軽くやるんで”と言われたけどバキバキにやられました(笑)」と岡田をたたえると、一方の岡田も「現場でのカリスマ感がすごかった」と絶賛しながら「カリスマも手はムレるんですね」と冗談めかし、会場も笑いに包まれた。

 映画『ヘルドックス』は9月16日より公開。

岡田准一“覇気”ではんにゃ金田を吹き飛ばす「目が合った瞬間5メートル吹っ飛んだ」

2022.09.13 Vol.web original

 

 映画『ヘルドックス』公開直前イベントが13日、都内にて行われ、キャストの岡田准一、坂口健太郎、MIYAVI、金田哲(はんにゃ)、吉原光夫が登壇。コワモテ役の豪華俳優陣が爆笑トークを繰り広げた。

 深町秋生による人気小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を原田眞人監督が『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて三度目のタッグとなる岡田准一を主演に迎えて映画化したバイオレンスアクション大作。

 本作でも自らアクションの振り付けを行った主演・岡田准一。「オープニングから雰囲気を出すためにタンクトップで森を歩くという…(笑)」とタフな男たちが生きる世界観を語りつつ、とあるアクションについて「本物の養鶏場で撮っていたんですが、地面にたくさんウンチがあったんですよね。自分で(相手を)しめて転がるという振り付けをして。しかもタンクトップということも忘れて。初めて自分でつけた振り付けを変えようかなと思いました(笑)」と苦笑しながら、覚悟を決めて臨んだという格闘シーンを振り返った。

 そんな岡田に対抗心をむき出しにするインテリヤクザを演じた金田は「役に入っているときの岡田さん超怖いんですよ。普通の人だったら目が合っただけで気を失ってしまう」と力説。

 すると岡田は「乗り込んでいくシーンで、僕が触っていないのに金田さんが飛んで行った」と言い、金田も「岡田さんの目がカッと開いた瞬間、僕は5メートルくらい飛んでいました。岡田さんの“覇気”で、気づいたら午前中が終わってた」。

「(覇気が)たぶん出ちゃったんですかね。誰にも触ってないんですよ」と首をかしげる岡田に、金田は「本当に飛んでったのを皆見てますから。音響さんも岡田さんの覇気で気を失ったとか…」と言い会場の笑いをさそった。

 さらに、一番のお気に入りキャラを聞かれた金田は、岡田が演じた兼高をあげ「敵対する役だから分かるんです。日に日に色気が増していって。目が合うたびにキュンてするんです」。岡田が「金田さんは撮られていないところでもちゃんと芝居をされている。だからめっちゃオレのこと見てるんです」と金田が役になり切っていたことを明かすと、金田も「役でもそうですけど、裏でも岡田さんのころをずっと見ていました。オスとしてかっこいいなと」と熱視線。

 岡田が「オレがちょっと見返すと、ポッと照れた顔をするんですよ(笑)」と苦笑すると、金田は「それくらい好きなんです。目が合った日はぐっすり眠れました」と目を輝かせ、一同の笑いをさそっていた。

 映画『ヘルドックス』は9月16日より公開。

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