現在、UFC5連勝中で、フライ級13位の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN)が「UFCファイトナイト・ラスベガス93:ペレス vs. 平良」(6月16日、米ラスベガス/UFC APEX)のメインイベントで同5位のアレックス・ペレスと対戦する。日本人選手がメインイベントに出場するのは2017年の「ファイトナイト・ジャパン:サンプルー vs. 岡見」での岡見勇信以来、6年9カ月ぶりとなる。その平良の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。
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初参戦の岡見勇信が薄氷勝利「42年間で一番キツい5分3Rでした」【修斗】
元UFCファイターの岡見勇信(EXFIGHT)がプロフェショナル修斗公式戦「MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH」(12月2日、東京・豊洲PIT)で修斗初参戦を果たした。岡見はキム・ジェヨン(韓国/NOVA MMA)と対戦し、2-1の判定で薄氷の修斗初勝利を挙げた。
岡見はUFCでは日本人最多の21試合に出場し、日本人最多の14勝を挙げているレジェンド的な存在。今回は昨年11月にONEでアウンラ・ウサンに敗れて以来の再帰戦で、日本での試合は2019年のONE両国大会以来となる。
対するジェヨンは韓国で2つの王座を獲得した41歳。“日韓レジェンド対決”ともいえる対戦となった。
1R、サウスポーの岡見にオーソドックスのジェヨン。岡見が圧をかけるとジェヨンはローを飛ばす。ジェヨンが圧をかけると岡見は右ジャブで牽制。ジェヨンがパンチを振って前に出て左フックをヒット。岡見は組み止める。プッシュして打撃の攻防から岡見が組み付き押し込み、足をすくってヒザをつかせるがジェヨンはすぐに立つ。岡見は引き倒しヒザをつかせサイドバック。ジェヨンが立ち上がるが岡見は後ろからコントロール。足をかけ、倒してスリーパーを狙うがジェヨンはつぶして正対するとグラウンドでパンチを連打。パンチを受けながらも立ち上がる岡見。打撃の攻防になるとジェヨンのパンチが岡見にヒット。岡見は右ジャブで対処。
青木真也、岡見勇信、若松佑弥が1RTKO負け。秋元皓貴は1-2の判定負けで王座陥落【ONE163】
ONE Championship「ONE163: Akimoto vs. Petchtanong」(11月19日、シンガポール・インドアスタジアム/ABEMA、ABEMA PPVで生配信)で日本人ファイターが5人出場するも1勝4敗と壊滅的な結果となった。
ライト級戦で青木真也(日本/Evolve MMA)はザイード・イザガクマエフ(ロシア/Academy MMA)と対戦し、1R1分26秒でTKO負けを喫した。青木は今年3月に秋山成勲にTKO負け、5月にはグラップリングマッチでケイド・ルオトロに判定負け。今回は復活を期しての一戦だった。
1R、プレッシャーをかけてパンチを放っていくイザガクマエフに青木は左右のミドル。イザガクマエフはケージに追い込み右ストレート。効かされた青木がダウンするとイザガクマエフはパウンド。青木はなんとかガードを試みるもイザガクマエフのパウンドは止まらず。青木が背中を向けたところでレフェリーが試合を止めた。
イザガクマエフは試合後のケージ内でのインタビューで「彼のことをトラッシュトークで煽りましたがそれについては謝罪したい。彼は素晴らしいレジェンドです」と語った。そして「クリスチャン・リーとの対戦を要求したい」と「ONE FIGHT NIGHT 4」のメインで2階級制覇を成し遂げたリーとの対戦をアピールした。
青木真也が強敵ザイード・イザガクマエフ相手に再起戦「朝倉未来だったら受けてない」【ONE163】
シンガポールの総合格闘技団体ONE Championship「ONE163」(11月19日、シンガポール・インドアスタジアム)の追加カード発表会見が10月17日、都内で開催された。
青木真也(Evolve MMA)がMMAでは今年3月の秋山成勲に敗れて以来の再起戦に臨む。対戦相手はザイード・イザガクマエフ(ロシア/Academy MMA)。
青木は秋山に敗戦後、5月にはサブミッショングラップリングの試合に出場し19歳の新星ケイド・ルオトロと対戦し判定負けを喫している。また参戦しているDDTプロレスでは8月に「いつでもどこでも挑戦権」を獲得し、10月12日の後楽園ホール大会でKO-D無差別級王者の樋口和貞を相手にその権利を行使したものの、ブレーンクローからの強烈な頭突きを食らい、レフェリーストップ負けを喫している。
イザガクマエフは2021年にONEと契約し今年1月にジェームズ・ナカジマを相手にデビュー戦に臨むとダースチョークで一本勝ちを収めた。9月のジャン・リーボン戦もテイクダウンからのグラウンド&パウンドで圧倒し、2連勝を飾った。通算成績は21戦19勝2敗。19のフィニッシュ勝ちがある強豪だ。
中村倫也と宇佐美正パトリックの対戦相手が決定。EXILE HIROは格闘技へのリスペクトを語る【POUND STORM】
中村は「UFC間近」の強豪と対戦。宇佐美の相手は元修斗王者・大尊伸光
LDHが仕掛ける格闘技と音楽LIVEが融合した新たなる格闘エンターテインメント「POUND STORM」(4月24日、東京・両国国技館)に関する記者会見が3月3日、都内で開催された。
この日の会見には今回のプロジェクトの発起人であるLDH JAPAN代表取締役会長のEXILE HIRO、LDH martial arts代表取締役CEOの髙谷裕之氏、同取締役で現役ファイターの岡見勇信、試合に出場する中村倫也と宇佐美正パトリック(ともにEXFIGHT /LDH martial arts)、そしてイベント当日に出演予定のEXILE SHOKICHI、白濱亜嵐、武知海青が出席した。
会見では中村倫也と宇佐美の対戦相手が発表された。
2人は昨年行われた「格闘DREAMERS」でLDHへの所属を勝ち取り、ともに修斗でプロデビュー。中村は昨年7月のデビュー戦で論田愛空隆と対戦し、2Rにハイキック一発で衝撃のKO勝ち。2戦目となった今年1月の野尻定由戦では、1R25秒でKO勝ちとデビュー戦を上回るインパクトを残し、現在2戦2勝(2KO)。宇佐美は昨年9月のデビュー戦ではヨシイノウエに1RKO勝ち。プロ2戦目にして「VTJ 2021」に抜擢され、ここでも野村駿太に判定勝ち。3戦目の菅原和政戦では1RTKO勝ちを収め、こちらも3戦3勝(2KO)とプロ無敗を継続中だ。
中村の対戦相手として発表されたのはアリアンドロ・カエタノ(ブラジル)。MMA戦績が30戦23勝6敗1分で「UFCとも契約間近」(髙谷氏)ともいわれる強豪。
格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』で12人が最終選考進出。その前に平本蓮が実弟を連れて登場。まさかの“入れ替え戦”に
過酷な2泊3日の2次オーディションが終了
ABEMAで配信中の格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』の第5話が4月10日に配信された。
同番組は「世界チャンピオンになる」との大志を抱き、プロの格闘家として大成することを夢見る若者たちにスポットを当て、彼らがプロ格闘家として「LDH martial arts」との契約を勝ち取るまでのプロセスに完全密着するもの。
オーディションは総監督をLDH所属の総合格闘家で元DREAMフェザー級世界王者の髙谷裕之氏、ヘッドコーチをUFCでタイトル挑戦の実績もある岡見勇信氏が務めている。
オーディション参加者は200通を超える応募の中から書類審査、実技審査、面談を経て19名まで絞られ、その中から17人が“地獄の合宿”と謳われた2泊3日の2次オーディションに参加した。
ここでは初日にはトレーニング内容を事前に参加者には伝えず、終わりの見えない過酷な状況で3部構成の練習行った。その最後には試合形式のキックボクシングのスパーリング。翌2日目も3部練習の末、今度は「グラップリング」の試合形式のスパーリングが行われた。
最終日には那須川天心が“特別コーチ”として登場。シャドーボクシング、マススパーリングなどを通して参加者たちにテクニックばかりでなく練習に取り組む姿勢なども伝えた。そしてこの日は合宿の集大成ともいえる「MMA」ルールの試合形式のスパーリングが行われた。
格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』第4話で特別コーチとして那須川天心が合宿に参加
2泊3日の「地獄の合宿」最終日
ABEMAで配信中の格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』の第4話が4月3日に配信された。
同番組は「世界チャンピオンになる」との大志を抱き、プロの格闘家として大成することを夢見る若者たちにスポットを当て、彼らがプロ格闘家として「LDH martial arts」との契約を勝ち取るまでのプロセスに完全密着するもの。
オーディションには約200通を超える応募が殺到。そこから書類審査、実技審査、面談を経て参加者は19名まで絞られた。
第4話は17名で行われた“地獄の合宿”と謳われる2泊3日の2次オーディション最終日。
オーディションは総監督をLDH所属の総合格闘家で元DREAMフェザー級世界王者の髙谷裕之氏、ヘッドコーチをUFCでタイトル挑戦の実績もある岡見勇信氏が務めているのだが、最終日には“特別コーチ”としてRISE世界フェザー級王者の那須川天心が満を持して登場した。
殴り合いサバイバルショー『格闘DREAMERS』第2話配信。総監督・髙谷裕之氏「ついてこれない奴はその場で帰って」と非情通告
ヘッドコーチは岡見勇信氏
ABEMAで配信中の格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』の第2話が3月20日に配信された。
同番組は「世界チャンピオンになる」との大志を抱き、プロの格闘家として大成することを夢見る、まだなにものでもない若者たちにスポットを当て、彼らがプロ格闘家として「LDH martial arts」との契約を勝ち取るまでのプロセスに完全密着するもの。
オーディションには約200通を超える応募が殺到。第1話では書類審査で選ばれた52名が1次オーディションに参加、試合さながらの環境でのスパーリングと面談によって、半数以下の19名まで絞られた。第2回の配信では、辞退者2名を除く17名にて行われた2泊3日のサバイバル合宿(2次オーディション)1日目に密着した。
このオーディションは総監督をLDH所属の総合格闘家で元DREAMフェザー級世界王者の髙谷裕之氏、ヘッドコーチをUFCでタイトル挑戦の実績もある岡見勇信氏が務める。
LDHが若者の夢を応援する「格闘家育成プロジェクト」始動! 髙谷裕之氏、岡見勇信らがバックアップ
EXILEや三代目 J SOUL BRTOTHERSが所属するLDHが夢を追う格闘家たちを応援する新しい企画「格闘家育成プロジェクト」を始動する。同社のグループ会社で、元総合格闘家の髙谷裕之氏が代表を務める「LDH martial arts」のプロジェクトで、EXILE HIROが発起人となり、髙谷氏、総合格闘技団体UFCでタイトル挑戦の実績を持つ岡見勇信が中心となって、世界の頂点を目指す原石を発掘し育成する。
EXILE HIROは、「LDHに所属する格闘家の髙谷選手や岡見選手と話をしていく中で、2人の今後の目標や将来の夢を応援することによって、夢を持った若い格闘家の皆さんや日本の格闘技界の未来にも繋がっていくのではないかという思いから、プロジェクトを始動いたしました」と、説明。
LDHが培ってきたエンタテインメントを格闘技と融合させ、格闘技ファンはもちろん、幅広い世代を視野に入れたイベントなども計画中。LDH所属のアーティストもプロジェクトに参画予定だという。新しい格闘技エンタテインメントを創造しながら「世界の頂点を目指す日本人格闘家を輩出すること」をプロジェクトの目的に掲げている。
このプロジェクトには、現役を退いた格闘家のセカンドキャリア、新たな挑戦ができる環境づくりをすることで、格闘家の未来を応援していきたいという思いも込められている。
EXILE HIROは「表現の仕方や見え方は違えど、見ている方に夢や感動、熱狂や興奮を与えるという点では、格闘技もエンタテインメントも通ずるものがある」としたうえで、「プロの第一線で活躍してきた髙谷選手をはじめ、世界で活躍する岡見選手や今回のプロジェクトに賛同してくれた日本を代表するプロ格闘家の方々と共に、世界に羽ばたいていけるようなスター選手を発掘・育成すると同時に、エンターテインメント業界の中で僕が培ってきたこれまでの経験を活かし、格闘家の皆さんの夢やセカンドキャリア、そして格闘技界の未来に貢献できたらうれしい限りです」と、コメントしている。
「LDH martial arts」はトレーニングジムの展開や格闘技イベントを手掛けている。
LDHはこれまでも、アーティスト発掘のオーディションをはじめ、小学生のフットサル大会「EXILE CUP」や小中学生のダンス大会「DANCE CUP」など、子どもたちや若者の夢を応援するプロジェクトを展開している。
ONE初勝利を目指し「覚悟は決まった。真っ向勝負」の岡見に秋山が「怪我はしないで」と親心
「格闘技とeスポーツのフュージョン(融合)」がテーマのトークイベントに揃って出演
ONEチャンピオンシップ(ONE)に参戦中の秋山成勲と岡見勇信が9月11日、都内で開催されたトークイベント『OFFICE DE TALK LIVE』に揃って参加した。
同イベントはONEが10月5、6日に開催する「ONEマーシャルアーツ・ファン・フェス」に先駆けて「格闘技とeスポーツのフュージョン(融合)」をテーマに掲げた実験的なトークイベント。
2人の他に秦アンディ英之ONE Championship日本代表、かつて松本晃市郎のリングネームでDEEPフェザー級王者に君臨し、現在はプロゲーマーとして活躍するジョビン、プロフィギュアスケーターでスポーツコメンテーターの八木沼純子、そして「格闘王誕生!ONE Championship」の実況&ナレーションを務めるフリーアナウンサーの赤平大が司会を務め約1時間にわたって、格闘技とeスポーツの親和性やONEが目指す格闘技とeスポーツの融合について、さまざまな角度から意見を交換した。
この一見、不可思議な組み合わせについてはスポーツビジネスの中で世界的に注目されているのがeスポーツ、日本のスポーツビジネスで急激に注目を集め、日本のマーケティング学会で一番最初に成功事例として挙げられたのがONEチャンピオンシップ、そして日本のスポーツビジネスで長く成功しているのがフィギュアスケートといった多角的な観点から集められた面々。
秦氏は格闘技とeスポーツには類似する部分があるということを前提とし、ONEがこれまで蓄積してきた知識、経験、ノウハウ、発信力といったものを駆使してeスポーツの選手たちをヒーロー化して世に出していこうというONEの戦略について説明した。
秋山はまずONEの成功について「世界とONEの違いは、観客の選手に対する目線が違う。アメリカで試合をして感じた目線はいい意味で玄人目線。いまアジアでONEを見ている人たちの目を見ると、これから期待しているんだなという目で僕たちを見ている。格闘技をすごく知っている人は少ない気がする。格闘技とはなんなんだろうという人たちの分母がものすごく多いと感じた。それがUFCとONEの違いなのではないかと思う」
岡見も「自分も欧米を中心に試合をしてきて一番違うと思うのは、地元の、東南アジアを中心としたヒーローをしっかり作り上げているなということ。スタッフ、ファン、お客さんのすべてがそのヒーローを作っていく。それは欧米にはないスタイル。試合を見て感じたのはお客さん一人一人がすごく熱狂的。ONEから生まれるヒーローが、UFCや他の団体と違って、ONEだけの世界観で作られていく。そこで作られたヒーローはONEのヒーローであり、東南アジアやその地元でのヒーロー。それをみんなが応援する。熱狂の種類が違うということを試合をしてみて感じた。日本や他の国でもひとつひとつヒーローを作っていくとUFCと対抗する新しい独特のものができるのではないかと感じた」などとそれぞれ格闘家の視点から分析した。
米国のMMAイベント「WSOF-GC」が来年2月7日に日本大会開催 小見川道大が参戦
米国の総合格闘技イベント「World Series of Fighting Global Championship」(WSOF-GC)が11日、都内で会見を開き、来年2月7日に東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLで日本大会を開催することを発表した。
会見にはプレジデントのショーン・ライト氏、ディレクター アンド パートナーのデュネッサ・ヘッサー氏ら運営側のスタッフ5名とWSOF-GCに参戦する、戦極、DREAM、UFCで活躍した小見川道大と元修斗環太平洋ウェルター級王者・児山佳宏が登壇した。
冒頭、ヘッサー氏がWSOF-GCについて「WSOF-GCは格闘技マーケットのリーダーであり、アメリカ国外でのイベントに力を注いでいる。もちろんアメリカ国内でも今後、地域的に大会を開催していく予定」と説明。今後のビジョンについては「WSOF-GCの目的は世界中のファイターを集めて、グローバルなチャンピオンを世界中にプロモートしていくこと。日本のMMA界のリーダーと協力しあいながら、ベテラン選手だけではなく、これからのポテンシャルのある選手を育てていく予定。日本人選手を日本国内だけではなく世界中に広めていくつもり」と語った。
児山は11月21日に中国の海南で開催される大会に、小見川は2月の日本大会に出場する。
小見川は「目の前に用意された相手を、総合格闘技の中で戦う柔道家として倒すだけ。柔道家、小見川道大を見ていてください」、児山は「この大会は自分にとってチャレンジ。もっと強くなるためには、もっとチャレンジをしていかなければいけないと思うので、この海外での試合はチャレンジ。トーナメントと聞いているので絶対に勝ち上がって、来年2月の決勝に駒を進めたい」とそれぞれ語った。