映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の完成報告イベントが25日、都内にて行われ、キャストの高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜(なにわ男子)、安藤政信と渡辺一貴監督が登壇。主演・高橋がパリでのロケを振り返った。
荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」を、高橋一生を主演に迎え実写化した話題のドラマの劇場版。
パリ・ルーヴル美術館でも撮影を行った本作。この日のイベントは、映画にちなみ「ルーヴル美術館展 愛を描く」展を開催中の六本木・国立新美術館で実施。
主人公・岸辺露伴役の高橋が「自然とルーヴルでのロケが決まっていった」と言えば、露伴の担当編集・泉京香演じる飯豊まりえも「うれしかったです。自分は行けるのかなと心配していたので(笑)」、ルーヴル美術館の調査員を演じた安藤も「みんなとパリに行けて、この作品に参加できて本当によかった」と充実の表情。
現地での撮影の思い出を聞かれた飯豊は「ルーヴル美術館を貸切りという形で撮影させていただいた。モナ・リザの前でお芝居ができたことは本当に夢みたいでした」と感激。さらに「凱旋門をバスから見るというシーンでは、凱旋門で(車を)止めたりできないので、奇跡的な瞬間を狙う撮影だったんですけど」と振り返り「凱旋門を50周したんです。後にも先にもそんなに回れることはないと思うので貴重な経験ができました(笑)」と笑顔。
ルーヴル美術館は閉館後の撮影だったと言い、安藤は「ホテルで衣装に着替えて、ルーヴルに向かう車から見る夜の街の景色がめちゃくちゃ印象的でした。隣に露伴がいて、“おお、露伴かっけえ!”って(笑)」とパリの夜景とともに見た高橋の露伴姿を振り返っていた。
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日より公開。