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Aぇ! group佐野晶哉「80歳まで芝居を」舞台挨拶で大御所3人からべたぼめ

2024.05.23 Vol.web original

 

 映画『明⽇を綴る写真館』(6⽉7⽇公開)の完成披露舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演の平泉成、共演の佐野晶哉(Aぇ! group)、佐藤浩市、市⽑良枝と秋⼭純監督が登壇。佐野が大御所たちからのほめ言葉に感激をあらわにした。

 あるた梨沙の同名漫画を原作に、さびれた写真館を営む無⼝なカメラマン・鮫島(平泉)と、彼の写真に⼼を奪われ弟子入りを志願する気鋭カメラマン・太⼀(佐野晶哉)の交流を描く感動作。

 平泉が演じる、主人公の老カメラマンに、華やかなキャリアを捨てて弟子入りする
カメラマンを演じた佐野。冒頭「期待の次世代俳優です!」とあいさつし笑いをさそいつつ左右を見渡し「大ベテラン、大ベテラン、大ベテラン、佐野で…緊張しています(笑)」。

 平泉と“58歳差”の絆を育む師匠と弟子のような役どころ。佐野が「僕は勝手に成さんの孫だと思っています。現場でもとても仲良くさせていただいて」と度々メールのやり取りをしていることを明かすと、平泉も「今日はメールは送ってないけどLINEを送りました」、佐野も「メル友です」。

 “期待の次世代俳優”という紹介に佐野は「びっくりしました、予告編で見て」と照れ笑いしていたが“大ベテラン”たちからは、ほめ言葉が続々。

 平泉は「豊かな感性がありますよね。こういうところに立っているときも普通に立ってる。その柔らかさが俳優にとっては大切。ファンの皆さんはどうか分からないけど、藤沢周平の時代劇なんかに挑戦してもらいたい」。

 佐藤からも「映画2本目だよね。今回、意外に難しい役だったけどうまい具合に彼の時代の浮遊感と合致していた」、市毛からも「成さんを見つめる目がキラキラしていて。成さんの世代と若い世代のと、色は違うんですけど、どちらもすごく色っぽかった」とたたえられ、佐野は「本当に幸せです。浩市さんとは前作もご一緒させていただいて。前回“佐野、芝居好きだろ、もっとやったら”と言われてまたご一緒できて本当に幸せです」と感無量。

 大御所たちから先日のCDデビューも祝福された佐野。佐藤から「まだだったの?オレより遅い」といじられると、佐野は「Aぇ! groupの作詞作曲をさせていただく機会はちょくちょくあるんですけど、グループの枠を超えて、いつか浩市さんの曲を作ってみたい」と宣言し、一同大笑い。

 最後に「成さんとお話したとき、“佐野も80になるまで芝居しててくれよ”という言葉を頂いて本当に幸せでした。その言葉だけでもこの映画を見る価値が絶対あると思う」と胸を張っていた。

平泉成「主役をやったことがないのがポリシーだった」79歳で映画初主演に“寅さん”目指す?

2024.05.23 Vol.web original

 

 映画『明⽇を綴る写真館』(6⽉7⽇公開)の完成披露舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演の平泉成、共演の佐野晶哉(Aぇ! group)、佐藤浩市、市⽑良枝と秋⼭純監督が登壇。平泉がキャリア60年にして初主演を飾った感慨を語った。

 あるた梨沙の同名漫画を原作に、さびれた写真館を営む無⼝なカメラマン・鮫島(平泉)と、彼の写真に⼼を奪われ弟子入りを志願する気鋭カメラマン・太⼀(佐野晶哉)の交流を描く感動作。

 60年のキャリアを誇り、6月2日には80歳を迎える平泉。満を持しての初主演に「感無量ですね。昔から継続は力なりと言いますけど、60年やって80歳、こんな素敵な作品で主演をさせていただいて夢のよう」と言い「長い間コツコツと、いつかこういうこともあるだろうとやってきましたけど、79(歳)になったからもう無いだろうと思っていたら…」と秋山監督からのオファーを振り返り「主役ということだと責任もあるので、本を読ませていただいてと。そうしたらとても温かい映画で二つ返事で受けさせていただきました」。

 普段から写真が趣味という平泉だが、今回の役のためにフィルムカメラを熱心に練習していたといい「ズシっと重い、昔のニコンのフィルムキャメラ、素敵でしたよ」とにっこり。

 そんな平泉に、秋⼭監督は「成さんのドラマデビューのときからお世話になっていて。“自分は主役をやったことがないのがポリシー”とおっしゃっていて、いつか自分が撮りたいと思っていた」と明かし「映画第2弾をやったことがないので“寅さん”のように成さんが100歳までやってもらいたい」。

 すると平泉も「皆さんの後押しがあればね」とまんざらでもない様子で、弟子役を演じた佐野も「ぼくの役はどうなっていくんですかね」と続投希望。

 この日は一同に初挑戦したいことは、という質問。佐野は「佐藤浩市さんのブルース曲を作りたい」、市毛は「何か楽器をやりたい」、平泉は「ジャズダンス」と回答。すると佐野が「僕が書いた曲を浩市さんが歌って、そのバックで市毛さんが楽器演奏をして、それに合わせて成さんが踊りましょう」「それを第2弾の劇伴に」という話でまとまっていた。

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