東京スカイツリータウンが22日、開業から10周年のアニバーサリーを迎え、記念祭典を行った。式典には歌舞伎俳優の十一代目市川海老蔵が出席し、地上634メートルの東京スカイツリーの頂上部で、口上と見ることで1年間無病息災で過ごせるとされている「にらみ」を披露。その様子がスカイアリーナの大型ビジョンでライブ中継された。そのほかにも、愛宕陣太鼓連響風組の演奏、江戸太神楽丸一仙翁社中も獅子舞などで盛り上げた。
東京スカイツリータウンが22日、開業から10周年のアニバーサリーを迎え、記念祭典を行った。式典には歌舞伎俳優の十一代目市川海老蔵が出席し、地上634メートルの東京スカイツリーの頂上部で、口上と見ることで1年間無病息災で過ごせるとされている「にらみ」を披露。その様子がスカイアリーナの大型ビジョンでライブ中継された。そのほかにも、愛宕陣太鼓連響風組の演奏、江戸太神楽丸一仙翁社中も獅子舞などで盛り上げた。
市川海老蔵と戸塚祥太(A.B.C-Z)が23日、都内で行われた『六本木歌舞伎2022』の製作発表会見を行った。
海老蔵と戸塚は初共演。さらにこの日が初対面となった。
お互いの印象を聞かれると、戸塚は「やっぱり目ヂカラ! 先ほど楽屋で挨拶させていただいたのですが、優しい瞳なんですけど、奥にはラスボスのオーラというか。これ以上近づけないっていう。とてつもないオーラが……すごかった」。
海老蔵は「5分前ぐらいに会ったばかりなので…」と笑いつつ、「ジャニーズとしてのご活躍は拝見しておりますから、印象はときめくスター。稽古をしていくうちにいろんなことを知っていかなければいけないなと思います」と、話した。
市川海老蔵が新潟米「新之助」のアンバサダーに就任、11日、新潟市内で行われた新CM発表会に登壇した。発表会には堀越勸玄くんも出席、花角英世新潟県知事とともに田んぼに入り、稲刈りも行った。
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』公開記念の演目「スター・ウォーズ歌舞伎~煉之介光刃三本~」が28日、都内にて上演され、市川海老蔵が息子である堀越勸玄と共演。父・十二代目市川團十郎も「宇宙が好きだった」と振り返り、「1作目が公開された年に生まれ、シリーズが終わる翌年に、私も新たに十三代目市川團十郎白猿を襲名するという、不思議な縁を感じます」と語った。
「スター・ウォーズ歌舞伎~煉之介光刃三本~」は、映画公開を記念して一夜限りで上演された特別演目。『スター・ウォーズ』シリーズの登場人物カイロ・レンの物語をもとに、登場人物の名称やセリフを歌舞伎の世界に置き換え、歌舞伎の脚本として再構成。市川はレンをイメージした魁煉之介(かい れんのすけ 通称・魁煉)と、ルーク・スカイウォーカーをイメージした壽臺(じゅだい)の戦士“皇海大陸琉空(すかいおおおか るくう)”を演じた。
市川海老蔵と三宅健が出演する、六本木歌舞伎の第三弾『羅生門』が22日、EXシアター六本木で、初日を迎えた。
海老蔵と三池崇史監督がタッグを組んで展開している六本木歌舞伎の第3弾。生きるための悪、人間のエゴイズムを描く、芥川龍之介の小説『羅生門』を、歌舞伎で表現する。
初日公演の前に行われた公開舞台稽古では、歌舞伎ならではの世界観や演出、六本木歌舞伎ならではのユーモラスな表現も組み込みながら、重みのある物語を表現。独特な言葉の表現などはかみ砕いて自然に説明した。休憩を挟んで序幕二幕で1時間半を超える舞台の間、観客はずっと前のめりで、登場人物の一挙手一投足にくぎ付けだった。
市川海老蔵と三宅健(V6)による「六本木歌舞伎第三弾『羅生門』」製作発表会見が4日、都内で行われ、海老蔵と三宅、そして演出を担当する映画監督の三池崇史が登壇した。
海老蔵と三池がタッグを組んで展開している六本木歌舞伎の第3弾。『羅生門』は芥川龍之介による同名の小説が原作で、生きるための悪、人間のエゴイズムを描いている本作を、歌舞伎で表現する。
利休の茶は、若き日の恋から始まった—。山本兼一の第140回直木賞受賞作を豪華キャストを揃えて映画化。日本文化の美を追求した映像と、今まで見たことのない斬新な利休像に、高い評価を得た一本。第37回日本アカデミー賞では優秀賞をはじめ9部門受賞、モントリオール世界映画祭では最優秀芸術貢献賞を受賞した。
主人公の千利休役に市川海老蔵。利休に寄り添う妻・宗恩に中谷美紀。利休に惚れ込む織田信長役に伊勢谷友介。利休へに複雑な感情を抱く豊臣秀吉役に大森南朋。そして利休の師・武野紹鴎を海老蔵の父、故・市川團十郎が演じる。
秀吉から切腹を命じられた茶人・千利休。その胸によみがえるのは、若き日に出会った、ある女との秘められた思い出だった。
映画『利休にたずねよ』が、第37回モントリオール世界映画祭(ワールドコンペティション部門)に正式出品され、最優秀芸術貢献賞を受賞。主演の市川海老蔵が3日、都内にて会見を行い、受賞の喜びを語った。
『利休にたずねよ』は、織田信長や豊臣秀吉でさえ一目置いた茶人・千利休を新たな視点で描いた直木賞受賞小説を映画化した作品。
「このような歴史ある映画祭で大きな賞をいただけたことは、大変光栄でありがたいこと」と、まず感謝の言葉を述べた市川。「日本の文化や芸術、お茶が海外から評価されたことはうれしいですし、監督やスタッフのおかげだと思っています。私はあくまで利休を演じたまでです。この映画を通して日本の美しさを少しでも多くの方に知ってもらえたらと思っています」と、真摯に喜びを語った。
また、本作は今年2月に亡くなった父・市川團十郎との共演作でもあることについて「父との初共演ということで、思い出が作品として残っているだけで有難いですし、父は日本の美しさを大事にしている方でしたので、賞を貰えて、喜んでいると思います」と、思いをはせた。
市川は現在『九月花形歌舞伎』出演中であるため、2日(日本時間3日未明)に行われた現地の授賞式には、中谷美紀と田中光敏監督が出席。妻役の中谷について「映画の中ではあるが、いい奥さんをもらえてうれしかった。映画祭でも日本のおもてなしをしてくれたみたいですね」と信頼を寄せていた。
『利休にたずねよ』は12月7日より全国公開。東映配給。