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丸山礼「私はロバート秋山さん似なのか、やり投げ上田選手似なのか」

2024.08.21 Vol.web oriinal

 映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)のジャパンプレミアが21日、都内にて行われ、俳優の柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼、市村正親と堤幸彦監督が舞台挨拶に登壇。物語にちなみキャスト陣が「最近、翻弄されていること」を語った。

 乃木坂太郎による同名コミックの実写化。連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる衝撃の獄中サスペンス。

 お笑いタレントの丸山は本作が初の映画出演。中川に手を引かれエスコートされステージに上がると「何と私、今回、映画デビューです、イェイ!」と破顔。「私の歴史の中の1ページ、いや2ページ見開きに刻まれるほどのものを撮っていただいた」と胸を張った。

 黒島結菜が演じる連続殺人犯にして死刑囚・真珠に心酔していくという役どころのの丸山。「最近、翻弄されたり狂わされていること」というお題の質問に「自分に狂わされていて。ロバート秋山さんの物まねをデビュー当時からさせていただいていて…」と秋山の物まねを挟みつつ「最近、久しぶりにお会いしてその写真をSNSに乗せたんです。そしたらパリ五輪でも活躍されたやり投げの上田百寧選手が“私も似てるって言われるんです”って。今、ロバート秋山さん似なのか上田選手に似ているのか、自分が何者なのか分からなくなっています」。

 他のキャスト陣もユニークなエピソードを次々と披露。中川は「少し前に新しい洗濯機を購入しまして。自動洗剤投入の機能があって、洗剤をセッティングして。すごいな、フワフワに仕上がってさすがだなと思っていたら、1カ月経ってタンクを見たら、洗剤が全然減ってない。いろいろ調べたら自動投入がオフになっていて…1カ月、水のみで洗濯していた」と明かし、会場も大笑い。

 市村正親は「子どもの夏休みの宿題に翻弄されています」と親世代の共感を呼び、黒島は「最近、野球にハマって。今も試合をやっていて気になっています」。最後に柳楽が「高校サッカーが好きで…」と語っていたが「狂ってはないですね、ハマってるというだけですね」と自分で首をかしげ笑いを誘っていた。

柳楽優弥と黒島結菜が舞台挨拶で「婚姻届」に署名 約10年ぶり共演で「セッションできた」

2024.08.21 Vol.web original

 映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)のジャパンプレミアが21日、都内にて行われ、俳優の柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼、市村正親と堤幸彦監督が舞台挨拶に登壇。柳楽と黒島が劇中の役どころとして“婚姻届”に記名した。

 乃木坂太郎による同名コミックの実写化。連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる衝撃の獄中サスペンス。

 主人公・夏目アラタ役の柳楽優弥と、アラタがプロポーズする、連続殺人犯にして死刑囚・真珠を演じた黒島結菜はドラマ「アオイホノオ」(2014)以来の共演。

 柳楽が「黒島さんとセッションできたという感じ。簡単にはできないような関係性が出来たのは黒島さんが演じる真珠だったから」と振り返れば、出産後初の復帰作で死刑囚役を演じた黒島も「最初は私にできるかなという不安が大きかった」と明かしつつ、久々の共演に「柳楽さんが明るく“久しぶり!”と話しかけてくれてリラックスできた。真珠は何を考えているか分からないつかみどころのない人物。でも心の中にあるものは一つだということを意識していて、柳楽さんとは心と心でお芝居できました。柳楽さんとのシーンは毎回、緊張感と達成感がありました」と手ごたえ。

 印象的な不ぞろいの歯の特殊メイクに挑んだ黒島が「何度も試作を重ねて作ったこだわりのポイント」と胸を張ると、弁護士役の中川大志も「予告編の映像でも、黒島さんだと気づかない人もいるんじゃないかと。どれが一体、本当の彼女の姿なのか周りの人間と同じように、見ているお客さんも翻弄されていくんじゃないかと思う」と感嘆。

 この日は、そんな物語にちなみ「最近、翻弄されたり狂わされていること」を一同に質問。

 黒島は「プロ野球。今年から見始めて、すごいハマっちゃって。野球ってほぼ毎日、試合をやっていて、今もやっていて、内心気になっています(笑)」とソワソワ。

 イベントの最後には、巨大な婚姻届が登場。柳楽と黒島が、観客に見守られながら劇中の役名で署名し、会場を沸かせていた。

黒島結菜が復帰後初登場! 死刑囚演じた映画『夏目アラタの結婚』レッドカーペット

2024.08.21 Vol.web original

 映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)のジャパンプレミアが21日、都内にて行われ、俳優の柳楽優弥、黒島結菜、中川大志、丸山礼、市村正親と堤幸彦監督がレッドカーペットに登場。出産からの復帰後初の公式の場となった黒島がスレンダーなフォルムのモノトーンのワンピース姿で観客の目を引いた。

 乃木坂太郎による同名コミックの実写化。連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる衝撃の獄中サスペンス。

 主人公・夏目アラタ役の柳楽優弥は「サスペンスでもありラブストーリーでもある作品。上手く入り混じっている感じや、漫画のファンタジー要素を上手く取り込んでいる遊び心なども見どころだと思います」。

“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚・真珠を演じた黒島結菜は「予告編を見るとちょっとホラーっぽいのかなと思うんですけど、人間の本質的な部分を描いていたりする。いろんな要素があるので、見る人によって刺さるところが違うのでは」とアピール。

 アラタに協力を求める弁護士の宮前光一役の中川大志も「韓国ではもう上映していて、日本のお客さんに見ていただくのはこれが初めてなので楽しみ」。真珠に心酔していく児童相談員・桃山香を演じた丸山礼は「これが初めての映画デビュー。汗が滝のよう」とレッドカーペット初体験に緊張気味。

 控訴審の裁判長役の市村正親は「見どころはアラタと真珠の出会いからの旅。殺人者と児童相談員の2人の旅が何とも言えない、それがすごく素敵」。堤監督は「編集に何カ月も苦労したが自信をもってお届けできる作品になった」と胸を張っていた。

 黒島は俳優の宮沢氷魚との事実婚を発表後、今年7月に第一子出産をSNSで公表した。

草彅剛「“高倉”剛です」高倉健さながら撮影中も「座らない」理由に会場爆笑

2024.04.23 Vol.web original

 

 映画『碁盤斬り』(5月17日公開)の完成披露舞台挨拶が23日、都内にて行われ主演・草彅剛をはじめ豪華キャスト陣と白石和彌監督が登壇。草彅が共演者から撮影中の姿を絶賛された。

 名作落語「柳田格之進」をベースに、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれた男の復讐劇を描く。

 冤罪に貶められた浪人・柳田格之進役を演じた草彅。寡黙で頑固な武士役に「見終わった後“僕、ちゃんとやってるな”と思って」と自画自賛で笑いをさそっていたが「皆さんのおかげでちゃんと演じることができた。僕の代表作になったと思います」と胸を張った。

 そんな草彅に、共演の音尾琢真が「“撮影の間、座らない草彅剛”を見せていただいた。研ぎ澄まされていく感覚が途切れないようにですかね」と感嘆すると、草彅は「“高倉剛”です」とノリノリ。撮影現場で座らないという逸話で有名な名優へのリスペクトかと思いきや「座るとね眠くなっちゃうんですよ。5秒で」と言い、会場も大爆笑。

 さらに草彅は音尾のコメントが終わらないうちに「現場に囲碁の先生がいらっしゃったんですが、置くところだけ教えてくれればと言ったらしゅん、としちゃって。そしたら清原さんと中川くんが先生に熱心に教えてもらっていて、よかったと思った」など、他の共演者たちとのエピソードを次々と話し始め、草彅の独断場に。
 
 笑いの絶えない舞台挨拶となったものの、イベントの終盤、物語にちなみ「リベンジしたいこと」を聞かれた草彅は「この舞台挨拶をやり直したい。どこを切り取られるかと思ったら不安になってきた」と言い出し会場は大爆笑。

 イベント後の囲みでは「自分の“武器”は?」と聞かれ「へこまないところですかね」と答えた草彅だったが「今日はへこみますね。久しぶりの舞台挨拶で空回りしちゃって。でも失敗の先に成功があるので」とすぐに立ち直っていた。

 この日の登壇者は草彅剛、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼、白石和彌監督。

堂本光一「フライング中、客席にいるの見えた」2000回記録祝福にサプライズで駆け付けた名優に気づく

2024.04.22 Vol.Web Original

 堂本光一が作・構成・演出・主演を手がける舞台『Endless SHOCK』4月22日昼の回で国内演劇単独主演2000回記録を達成。市村正親も“サプライズ”で駆け付けた。

 2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』以来、堂本光一が国内ミュージカル 単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』シリーズ最新公演。初演から上演してきた帝国劇場の建て替えによる休館もあり、今年でシリーズの終了が決定している。

 22日昼の回で、故・森光子(「放浪記」)による国内演劇単独主演2000回記録に並んだ堂本。万雷の拍手に迎えられたカーテンコールでは、共演の佐藤勝利(timelesz)、越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、中村麗乃(乃木坂46)、前田美波里らと登壇し、「こんなに長いこと『SHOCK』を上演させていただけるとは思ってもみませんでした。ここまで来れたのは本当に皆さんの支えがあったからこそ」と共演者、スタッフに感謝。

 そんな堂本に、会場が一体となって「おめでとう!」。井上芳雄からも「1回やるだけでも大変な公演ということは僕も分かっていますが、それを2000回。光一くんは毎回、今日できるかなと、大好きなお風呂に入って思うらしいです。その話をもう5回くらい聞きました。それを積み重ねての2000回。おめでとう、しかない」と祝福とねぎらいのビデオメッセージ。

 さらにこの日は、サプライズで市村正親が駆けつけ、白い花で“2000”と書かれた真っ赤な花束で堂本を祝福。「今日は特別な思いで見ていて、涙が出ました。最後のほうで“走り続ける”というセリフがあるでしょ。そうか、光一が走り続けるなら僕も走り続けるしかない、と思って」と語りつつ、クライマックスのフライングに「首が疲れるのよ(笑)。でもこの帝劇の空間が宇宙のように見えて、宇宙遊泳しているようだった」と感嘆。「最後まで乗り切ってください」と激励した。

 サプライズでの登場のはずだったが、堂本も「実はフライングしているとき、市村さんの隠しきれないオーラが見えちゃって」と市村がいることに気づいていたと明かし会場を笑わせていた。

 堂本は、2018回を迎える5月9日夜の回で国内演劇の単独主演記録単独1位を達成する見込み。

笑福亭鶴瓶「5人兄弟の末っ子」少年時代の写真に市村正親、尾野真千子「そのまんま!」

2022.06.08 Vol.web original

 

 アニメーション映画『ミニオンズ フィーバー』日本語吹替版完成会見が8日、都内にて行われ、吹き替え版キャストの笑福亭鶴瓶、市村正親、尾野真千子が登壇。主人公グルーの少年時代が描かれる本作にちなみ、3人が子どものころの写真を公開した。

『怪盗グルーの月泥棒』(2010)から始まった主人公グルーとバナナが大好きな相棒のミニオンたちの冒険劇「怪盗グルー」シリーズから生まれた「ミニオンズ」シリーズの最新作。1970年代を舞台に、グルーとミニオン最大の謎である始まりの物語が描かれる。

 第1作目から10年以上にわたりグルーの吹き替えを務めている鶴瓶は「未だになじんでない」と難しさを明かしつつ「いとおしいですね」と作品への愛着を語った。

 タイトルにちなみ「この夏“フィーバー”したいこと」を聞かれた一同。鶴瓶が「外国に行けるようになるということでこの夏は行きたいと思ってる。ハワイに友人がいて」と海外旅行を上げると、市村正親は「息子たちとゴルフの打ちっぱなしとか乗馬とかキャンプとか、いろんな意味でフィーバーしたい」。息子たちと夏を満喫したいという市村に鶴瓶は「遅くして子どもができるといいですね、元気出るじゃないですか」とアクティブな市村をうらやましがったが、市村は「僕はお父さんとお祖父ちゃん、両方やってる(笑)。お父さんとして頑張らないとと思うんですけど、子どもたちが無理しないで、と気を使ってくれるのでうれしい」と自虐。そんな2人は「(最近)よく転ぶ」という同年代トークでひと盛り上がり。

尾野真千子「上から目線の声を出すため椅子の上に」女優魂に驚く鶴瓶に「誰や思てんねん」

2022.06.08 Vol.web original

 

 アニメーション映画『ミニオンズ フィーバー』日本語吹替版完成会見が8日、都内にて行われ、吹き替え版キャストの笑福亭鶴瓶、市村正親、尾野真千子が登壇。声優の難しさを爆笑トークで振り返った。

『怪盗グルーの月泥棒』(2010)から始まった主人公グルーとバナナが大好きな相棒のミニオンたちの冒険劇「怪盗グルー」シリーズから生まれた「ミニオンズ」シリーズの最新作。1970年代を舞台に、グルーとミニオン最大の謎である始まりの物語が描かれる。

 グルーの声を続投する笑福亭鶴瓶が「子どもたちには“鶴瓶”じゃなくて“グルー”と呼ばれる」とはまり役となったことを喜ぶと、新キャストの2人も参加に感激。悪党グループ「ヴィシャス・シックス」の元リーダー、ワイルド・ナックルズ役の市村正親は「息子たちにパパやったねと言われた」、「ヴィシャス・シックス」の女リーダー、ベル・ボトム役の尾野真千子は「姪っ子、甥っ子にやっと胸が張れる。地味な作品が多いので(笑)」と相好を崩した。

深田恭子は続編に意欲! 瀬戸康史は「ハロウィンで泥棒スーツを着たい」“ルパンの娘”愛は続く

2021.10.15 Vol.Web original

 

『劇場版 ルパンの娘』初日舞台挨拶が15日、都内にて行われ、深田恭子をはじめ豪華キャスト陣と武内英樹監督が登壇。主演・深田が続編に意欲を示した。

 代々泥棒一家である“Lの一族”の娘・三雲華(深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋を描く人気シリーズの劇場版。

 深田は初日を迎え喜びつつ「まさか劇場版までできるとは。こんなに居心地の現場でこんなに長く仕事できることはなかなかない」と振り返ると、相手役の瀬戸康史も「その通りですね」とうなずき「(ドラマ)パート1のときは監督から“ロミジュリ(ロミオとジュリエット)感を”と言われて戸惑っていたんですけど、最後のほうは“ロミジュリ感”と言われたら目をウルウルさせて手先まで感情こめて…」と“ロミジュリ感”を手慣れた様子で表現。

ミュージカルらしいミュージカルを見たいという人にはおすすめ『オリバー!』

2021.09.30 Vol.745

 英作家チャールズ・ディケンズの小説『オリバー・ツイスト』が原作。物語の舞台はヴィクトリア朝のイングランド。救貧院で暮らしていた孤児のオリバーは葬儀屋に下働きに出され、そこでひどい仕打ちを受けて逃げ出す。ロンドンにたどり着いたオリバーはコソ泥とスリの集団に取り込まれてしまう。捕らえられたオリバーは被害者である親切な紳士に引き取られることになるが、スリの元締めの老人はオリバーを連れ戻そうとたくらんで……。

 スリ集団の元締めのフェイギンを市村正親と武田真治がWキャストで演じることは鑑賞するうえでもっとも楽しみにしたいポイントのひとつ。武田もまた自身にとって俳優人生の分岐点となる作品とコメントを寄せており、どんなフェイギンを魅せてくれるのか期待したい。また、元気に駆け回るオリバーら子どもたちの姿も見どころだ。

 ミュージカルらしいミュージカルを見たいという人にはおすすめの作品。

2022年夏の『ミス・サイゴン』キャスト決定! 市村正親、高畑充希、昆夏美、海宝直人ら 

2021.07.23 Vol.Web Original


 2022年の7・8月に帝国劇場で行われるミュージカル『ミス・サイゴン』の日本初演30周年記念公演のキャストが決定した。

 1992年の日本初演以来、『ミス・サイゴン』に出演し続けた「ミスター・サイゴン」の市村正親は6年ぶりにエンジニアを演じる。

 市村は「日本初演30周年とは、信じられません」としたえで、 「この作品で、ミュージカル俳優としての立場を確立することができました。30年間上演し、出演できたことも奇跡ですが、僕もよく頑張った(笑) 。今回が僕にとって、『ミス・サイゴン』の集大成になることでしょう。 コロナと戦い始めて2年近くの月日が流れましたが、それに負けず、来年、念願かなって上演することができる」とコメント。

  エンジニア役は、市村に加え、『レ・ミゼラブル』や『ラ・マンチャの男』でも活躍する駒田一、新たに伊礼彼方、東山義久も演じる。 

 ヒロインのキムを演じるのは、高畑充希と昆夏美、屋比久知奈。

 高畑は「私自身、この1年、この普通じゃない世界に対して感じたり考えたりしたことが多くて。きっと公演までの1年も、新しい想いが増えるような気がしています。その濃密な2年間を大切に抱えて、来年、帝国劇場に立てたらな、と思います。エンタメは、やっぱりワクワクをくれます。来年がとても楽しみです」 

 昆も「この作品の持つパワーと我々の想いが合わさった非常に熱い舞台になると思います。日本初演30周年記念ということで、今やるべくしてやるタイミングだと思いますので是非ご 期待ください」とコメントを寄せている。 

 屋比久は「ふつふつと溜めていた作品への想い、願い、祈り、全てをキムの人生にのせて、精一杯キムを 生きます!!! 」と意気込んでいる。

 キムと愛し合うアメリカ兵のクリスは、小野田龍之介、海宝直人、 チョ・サンウンが演じる。 

 

以下に、市村、高畑、昆、屋比久のコメント全文

ミュージカル『オリバー!』に武田真治! 市村正親とWキャスト

2021.05.12 Vol.Web Original


 ミュージカル『オリバー!』(2021年9月下旬、東急シアタオーブ)に武田真治の出演が決定した。子どもだけのスリ集団を束ねる元締めのフェイギン役で市村正親とWキャスト。武田は「僕にとって間違いなく、俳優人生の分岐点となる作品。ぜひ、劇場でその立会人になってください」と意気込んでいる。

 オーディションでフェイギン役を勝ち取った武田。出演が決定し「涙が出るほどうれしかった」としたうえで、「ミュージカル界の頂点といっても過言ではない、キャメロン・マッキントッシュの作品に参加できる喜びと、師匠と慕う市村正親さんとWキャストとい形で、名作ミュージカル『オリバー!』に参加できる喜びに打ち震えています」とコメント。

 市村は、武田とは『スクルージ~クリスマスキャロル』以来の共演だとしたうえで、「僕とは違うタイプの役者だし、キャリア・性格・生き方など全てにおいて似ていない真治が演じるから、まるっきり違うフェイギンができると思う。眼光鋭い、動きの機敏な真治ならではのフェイギンを楽しみにしています」と、期待を寄せている。

『オリバー!』は東急シアターオーブでの東京公演のあと、12月に大阪の梅田芸術劇場メインホールでの公演を予定している。

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