平井堅の「Ken’s Bar」が今年、20周年を迎えた。平井本人がトータル・プロデュースを行い、自身のライフワークとして行ってきたアコースティック編成のコンセプトライブで、平井の声や歌を堪能できるとずっと人気を集めている。
アニバーサリーイヤーとなる今年、平井は「Ken’s Bar」でさまざまな企画を展開している。5月には開店20周年記念公演を行い、先日は米ニューヨークで「Ken’s Bar」を開店した。そして、クリスマスに合わせて再び開店する。
ライブでは、自身の楽曲を歌唱するのはもちろん、国内外のさまざまなアーティストの楽曲をカバーする。誰でも知っていてイメージが固まった楽曲であっても平井が歌うことで、楽曲から受ける印象が変わったり、楽曲の持つ力や魅力をさらに知ることになったりもする。会場内にはバーが設置され、そこでドリンクを飲んだり、食事を楽しめる。音楽を軸に、普段とは少し違った芳醇な時間が過ごせるのもこのライブの魅力といえる。
思い返せば、始まりは都内の今はもうないライブハウス。観客はわずか50名でのスタートだった。回数を重ねながら会場は大きくなり、海外にも“出店”。この20年間、平井が積み重ねてきたものは大きい。クリスマスは、横浜アリーナという巨大な場所での開店になるが、その大きさを感じさせない親密なライブ空間を平井は作り出してくれるだろう。
心震える体験、ロマンチックな気分ーー。楽曲を通じてさまざまな感情を沸き起こさせる平井の歌。次の「Ken’s Bar」の開店は、クリスマスイブイブ、そしてイブという1年で最もロマンチックなタイミング。どんな楽曲で楽しませてくれるのか楽しみだ。
新規「開店」の告知があればあっという間にチケットは売り切れるこのライブ。ローチケではプレイガイド最速先行を実施中。