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小林聡美と松重豊は“日本人の約10%”AB型同士「映画も少数派向けでいい」

2022.04.29 Vol.web original

 

 映画『ツユクサ』の初日舞台挨拶が29日、都内にて行われ、小林聡美、松重豊、斎藤汰鷹と平山秀幸監督が登壇。小林と松重が意外な共通点を明かした

コロナ禍での撮影を経て迎えた初日を喜んだ一同。

 小林は周囲からの反響を喜びつつ、恋の相手を演じた松重に「松重さんってよく分からない人で、よく分からないままここまで来たのがよかった。もちろんスクリーンではセリフが無くても味があって、でもしゃべると面白い。そのギャップがいい」とべたぼめ。

 一方、小林との共通点を聞かれた松重は「この映画を見るのって少数派だと思うんですね。僕はそれでいいと思う。少数派というと、僕と小林さんはAB型。日本人の10%ということで、10%の人が見に来てくれれば」と“少数派”に映画をアピールし笑いをさそった。

 AB型らしい部分を聞かれると、小林は「(2人とも)そっけない?」。松重が「淡泊。会っているときはいいんだけどね」と言うと、小林が「興味が他に移るとね。お互い、それが分かるから“あ、今違うところに興味が行っているんだな”ってそっとしています(笑)」と独特な息の合いかたを明かした。

 そんな2人は、小林と年の離れた親友を演じた斎藤の、大人顔負けのトーク力にそろって脱帽。「中におっさんが住んでいるとよく言われます」と返した斎藤に、大笑いしていた。

 映画『ツユクサ』は公開中。

小林聡美と松重豊がラブシーンを振り返る「ドキっとしました」「まさかこの年になって…」

2022.04.18 Vol.web original

 

 映画『ツユクサ』完成披露イベントが18日、都内にて行われ小林聡美と松重豊らキャストと平山秀幸監督が登壇。小林と松重が、意外にもあまり経験がなかったという“大人のラブストーリー”での共演を振り返った。

 50代の恋愛を描く本作。小林は松重とのラブシーンについて「恋愛がらみのシチュエーションの経験があまり無くて、そういったことが台本に書かれていたのでちょっとドキッとしましたけど、物語の流れの中で自然に演じられればいいなとあまり考えずに演じました」と振り返り、松重も「この年になって恋愛を担うとは夢にも思わなかった」。

 劇中ではタイトルの“ツユクサ”で草笛を吹きながらデートするというシーンもあり、松重は「生えていたら持ってこようと思ったんですけど、フレッシュなものがなかった」と残念そう。「役者を初めて40年。恋する役、される役がまだ来ない」とぼやくベンガルから羨望のまなざしを向けられた松重は「小林さんは、僕が思春期のころにスクリーンの向こう側にいた方。演じていて僕自身が思春期に戻ってしまうような、冒険でもあり照れ臭くもあり、新鮮な感覚。“向こう側”の人となぜ僕が恋をしているんだろうと…ベンガルさん、分かります?」とニヤリ。

 小林が「(現場では恋愛シーンについて)あまり触れなかった。気になり出すと普段しゃべれなくなるから…」と振り返ると、松重も「どこのアイスがおいしいとか、そういう話ばかりでしたね」。照れる2人に会場もほっこりしていた。

 この日の登壇者は小林聡美、斎藤汰鷹、松重豊、平山秀幸監督。

 映画『ツユクサ』は4月29日より公開。

小林聡美 松重豊と挑んだ大人のラブストーリーで「松重さんに恋することができました」

2022.03.15 Vol.web original

 

 映画『ツユクサ』のイベントが14日、新宿区・赤城神社にて行われ、主演・小林聡美と共演の斎藤汰鷹、平山秀幸監督が、祈祷や運試しで映画のヒットを願った。

 10年以上も温め続けたという安倍照雄氏の脚本を映画化。とある小さな田舎町で、ひとりで暮らす女性・芙美のささやかながら楽しい日常と、ひそかに抱える過去の悲しみを織り交ぜて描く、大人のラブストーリー。

 学問芸術を司る磐筒雄命(いわつつおのみこと)をまつる赤城神社で、大ヒットの祈祷を終えた小林は「こういった場所でヒット祈願をしたこともあまりないので、祝詞をあげさせていただき、宮司さんから掛けてもらった『みんなで心を合わせ、力を合わせ』という言葉が頭に残っていて、とても心強く思いました」と振り返った。

 小林が演じる主人公・五十嵐芙美の、年の離れた親友を演じた斎藤は今年で中学生になると言い「小林さんと初めて会った時に、本当の親友のように接してもらって楽しかったです」と笑顔。

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