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三浦彩佳が平田樹になにもさせず判定勝ちも涙。アーセン絡みでの扱われ方に「こういう見られ方は本当に嫌だった」【ONE】

2024.01.29 Vol.Web Original

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の2019年10月以来の日本大会となる「ONE 165: Superlek vs. Takeru」(1月28日、東京・有明アリーナ/ABEMA PPVにて国内独占生中継)で行われたアトム級総合格闘技(−52.2kg契約)で平田樹(日本)と三浦彩佳(Tribe Tokyo MMA)が対戦し、三浦が判定勝ちを収めた。

 平田は前戦で初のアトム級ランカーとの対戦でハム・ソヒに判定負けを喫し、今回が再起戦となる。ONEでの戦績は9戦7勝2敗。 三浦は2022年1月にONE女子ストロー級世界王者ション・ジンナンに挑戦するも判定負け。その後もダヤン・カルドーゾ、ダニエル・ケリーに敗れ3連敗となるが、昨年11月に中国のメン・ボーに1Rで一本勝ちを収め連敗脱出。ONEでの戦績を8戦5勝3敗とした。今回は三浦が階級を1つ上げての対戦だった。

 1R、いきなり距離を詰め組み付く三浦。コーナーに押し込んでいく。平田が立ち上がりバックを取り、逃げるがその際に三浦がグローブとつかんでしまい、ブレーク。再開後すぐにタックルに三浦だが、平田はつぶしてヒザ。しかし三浦はなおも押し込む。バックを取ってパンチの三浦。足をかけてテイクダウンを狙う三浦。背に乗ろうとした三浦のスキをついて平田が離れてスタンドの攻防に。しかしすぐに組み付きコーナーに押し込む三浦。バックをキープしてテイクダウンを狙う。ヒザをつかせるがすぐに立つ平田。三浦はサイドバックをキープ。バックを取ってコントロールもしのぐ平田。平田はバックを取られながらもヒジを飛ばす。

平田樹と三浦彩佳の日本人同士の対決が実現。平田「いい仕事をする」、三浦「2階級制覇も視野」【ONE】

2023.12.18 Vol.Web Original

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の2019年10月以来の日本大会となる「ONE165:Rodtang vs.Takeru」(2024年1月28日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が12月18日、都内で開催された。

 同大会では元K-1 WORLD GP 3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)のONE初参戦と元ONE世界ライト級王者の青木真也(フリー)の参戦が発表されている。武尊はONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ/ジットムアンノンジム)と、青木は2022年11月のサイード・イザガクマエフ戦以来のMMAマッチでセージ・ノースカット(アメリカ)と対戦する。

 この日は5つのカードが発表された。アトム級総合格闘技(−52.2kg契約)で平田樹(Serra-Longo Fight Team)と三浦彩佳(Tribe Tokyo MMA)の日本人対決が実現する。

 平田は前戦で初のアトム級ランカーとの対戦でハム・ソヒに判定負けを喫し、今回が再起戦となる。ONEでの戦績は9戦7勝2敗。

ハム・ソヒと平田樹の対戦が決定。昨年11月には平田の計量オーバーで中止に【ONE Fight Night 8】

2023.02.08 Vol.Web Original

 シンガポールの総合格闘技団体ONE Championshipが2月8日、「ONE Fight Night 8」(3月25日、シンガポール・インドアスタジアム)でアトム級2位のハム・ソヒ(韓国/Team Mad)と平田樹(フリー)とが対戦することを発表した。

 2人は昨年11月19日の「ONE163」で対戦の予定だったが、平田が1回目の計量、再計量ともに規定体重もハイドレーションテストもクリアできず、ソヒにキャッチウェイトでの試合の打診がされたが、ソヒは同意せず、試合は中止となっていた。平田は2戦連続、通算3回目の体重超過だった。

 今回の対戦にあたり平田は「改めてこの試合のオファーをもらった時の気持ちは、『やることは変わらない。このチャンスを頂けたことに感謝』そういう思いでした。ニューヨークにまた戻ってきて、立ち技も寝技も偏ることなく毎日練習に励んでいます。私はチャレンジャーで、この大きなチャンスを掴みに試合に臨みます。しっかりMMAの試合運びを見せたいと思います。ハム・ソヒさん、お待たせしました。応援してくださっている皆さん、何度もごめんなさい、でもしっかり勝ってきます!」、ソヒは「ファンの声によっては私の前回の(試合をしないという)判断に色々と意見があったのも事実だったので、イツキとのことは早くケジメをつけたかったから、オファーをもらえて良かったです。トレーニングは、今まで通りやっています。試合に向けても時間がたっぷりあるので、細かい部分や自分の体のコンディションにもより気にして過ごしています。この試合で勝って、自分が次のタイトル挑戦者であることを伝えたいし、この階級で自分が一番だってことを見せたいです。日本のファンの皆さん、前回の私の判断に賛否があったと思いますが、私は日本が大好きです。応援してくれたら嬉しいです!」とそれぞれコメントした。

 同大会では「ONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチ」が行われ、今年1月に世界王者に輝いたスーパーレック・キアトモー9(タイ)が初防衛戦でONEフライ級ムエタイ世界王者ロッタン・ジットムアンノン(タイ)を迎え撃つ。

 また、アトム級ムエタイ世界王座統一戦も組まれ、現世界王者アリシア・ヘレン・ロドリゲス(ブラジル)と暫定世界王者のジャネット・トッド(アメリカ)が戦う。

 なお大会の模様はABEMA格闘チャンネルで3月25日午前9時より生中継される予定となっている。

青木真也、岡見勇信、若松佑弥が1RTKO負け。秋元皓貴は1-2の判定負けで王座陥落【ONE163】

2022.11.20 Vol.Web Original

 ONE Championship「ONE163: Akimoto vs. Petchtanong」(11月19日、シンガポール・インドアスタジアム/ABEMA、ABEMA PPVで生配信)で日本人ファイターが5人出場するも1勝4敗と壊滅的な結果となった。

 ライト級戦で青木真也(日本/Evolve MMA)はザイード・イザガクマエフ(ロシア/Academy MMA)と対戦し、1R1分26秒でTKO負けを喫した。青木は今年3月に秋山成勲にTKO負け、5月にはグラップリングマッチでケイド・ルオトロに判定負け。今回は復活を期しての一戦だった。

 1R、プレッシャーをかけてパンチを放っていくイザガクマエフに青木は左右のミドル。イザガクマエフはケージに追い込み右ストレート。効かされた青木がダウンするとイザガクマエフはパウンド。青木はなんとかガードを試みるもイザガクマエフのパウンドは止まらず。青木が背中を向けたところでレフェリーが試合を止めた。

 イザガクマエフは試合後のケージ内でのインタビューで「彼のことをトラッシュトークで煽りましたがそれについては謝罪したい。彼は素晴らしいレジェンドです」と語った。そして「クリスチャン・リーとの対戦を要求したい」と「ONE FIGHT NIGHT 4」のメインで2階級制覇を成し遂げたリーとの対戦をアピールした。

平田樹vsハム・ソヒが決定。平田「チャンスはある」、ソヒ「平田はエンタメ的な部分で有名な選手」【ONE163】

2022.10.17 Vol.Web Original

平田は勝てば現王者アンジェラ・リーへの挑戦が実現

 シンガポールの総合格闘技団体ONE Championship「ONE163」(11月19日、シンガポール・インドアスタジアム)の追加カード発表会見が10月17日、都内で開催された。

 女子アトム級戦で平田樹(Krazy Bee)vsハム・ソヒ(韓国/Team Mad)の注目の一戦が行われる。

 この日、3年ぶりに来日した創始者兼CEOのチャトリ・シットヨートン会長は「レジェンドのハム・ソヒ選手、勢いのある平田樹選手のアトム級最高のマッチアップ。KOで決着がつくのではないかと予想している」とこのカードを発表。「もし平田選手が勝てば次はアンジェラ・リー選手とのタイトルマッチを考えています」と現女子アトム級世界王者のアンジェラ・リー(シンガポール/アメリカ/Evolve MMA / United MMA)への挑戦という約束手形を切った。

 会見を欠席した2人はビデオメッセージでコメント。平田は「強いというのは分かっている。ハム・ソヒが強いと言われているときにやりたいという考えがあった。みんなは“どうやって負けるんだ?”と考えていると思うが、自分的にはチャンスはあると思っている。めちゃくちゃしんどい練習をしているからこそ、ヤバい相手とやりたいという気持ちが勝った。ランク外の相手とやってもメリットがない。だったら強い奴と今のうちにばんばんやったほうがメリットがある。時代を変えていこう。“自分の時代”にしていこうという感じ。みんなは絶対負けると思っていると思うが、自分の中ではチャンスはあると思っている」と勝利への自信を見せた。

平田樹が山口芽生を破ったラズワンと対戦。「パウンド地獄で終わらせる」【ONE X】

2022.03.03 Vol.Web Original

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)の出場選手発表記者会見が3月2日、都内で開催された。

 参戦が発表されていた平田樹(フリー)の対戦相手がジヒン・ラズワン(マレーシア)になることが発表された。

 平田は昨年9月に行われた「女子アトム級ワールドGP」の1回戦でアリース・アンダーソン(米国)に判定勝ちを収め1回戦を突破したものの、12月に予定されていたリトゥ・フォーガットとの準決勝を体調不良で辞退。今回は約半年ぶりの試合となる。

 ラズワンは今年2月に日本の山口芽生と対戦し、判定勝利を収めている。

 平田は「グランプリは欠場になっちゃったんですけれど、復帰戦で大きい試合に出られるのはすごい楽しみでもあるし、観客もたくさんいるので、楽しみに待っていてくれた人たちのためにも、自分のためにもみんなのためにも、いつも通り派手な試合をして自分らしさを出す試合にしたいと思っています」、オンラインで出席したラズワンは「『ONE X』を楽しみにしています。対戦も楽しみにしています。頑張ります」とそれぞれ挨拶した。

平田樹がアリースに判定勝ちで「アトム級ワールドGP」準決勝進出【ONE】

2021.09.04 Vol.Web Original

ハム・ソヒ、スタンプ・フェアテックス、リトゥ・フォガットが準決勝進出

 ONE Championshipの初の女子選手のみの大会となる「ONE: EMPOWER」(9月3日、シンガポール・インドアスタジム)で「アトム級ワールドグランプリ」の準々決勝4試合が行われた。

 日本からただ一人とグランプリに参戦した平田樹(フリー)はアリース・アンダーソン(米国)に3-0の判定で勝利を収めた。準決勝にはハム・ソヒ、スタンプ・フェアテックス、リトゥ・フォガットが勝ち進んだ。

 準決勝の組み合わせはファン投票で決定。試合終了後から投票サイトにて投票がスタートした。投票期間は9月10日までの1週間で、結果は9月24日の「ONE: REVOLUTION」で発表される。

 平田は1R、2Rと打撃の攻防から組みにいくと、足技や投げといった柔道殺法でテイクダウンを奪うとサイドポジションからパウンドとヒザでアリースを削っていく。ここまで有利に試合を進めてきた平田だったが、3Rにはアリースが右のカウンターでダウンを奪う。平田はすぐにタックルから立ち上がり、ケージに押し込んで首投げを狙うがしのぐアリース。しかし終了間際に平田は払い腰でテイクダウンを取り切ると、サイドからパウンドとヒザを打ち込み続けた。

女子アトム級ワールドGPに出場の平田樹「今回はどんなフィニッシュでも自分をほめようと思っています」【9・3 ONE】

2021.09.02 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月3日にシンガポール・インドアスタジムで初の女子選手のみの大会となる「ONE: EMPOWER」を開催する。当初は5月28日に開催の予定だったのだが、シンガポールで新型コロナウイルスによる感染症が拡大したため延期となっていた。同大会では王者・アンジェラ・リーへの挑戦権をかけた「女子アトム級ワールドGP」の準々決勝が行われ、日本からは平田樹(フリー)が出場。アリース・アンダーソン(米国)と対戦する。大会を直前に控えた平田に話を聞いた。

平田樹「自分は下から這い上がるだけ。必ず勝って日本に帰りたい」とグランプリ準々決勝突破誓う【ONE】

2021.09.01 Vol.Web Original

平田とアリース・アンダーソンが会見

 ONE Championshipの初の女子選手のみの大会となる「ONE: EMPOWER」(9月3日、シンガポール・インドアスタジム)で開催される「アトム級ワールドグランプリ」の準々決勝で対戦する平田樹とアリース・アンダーソン(米国)が9月1日、リモートで会見を行った。

 平田は現在、プロ戦績が4戦ですべての試合でフィニッシュを決め4勝無敗。対するアリースは6戦5勝1敗の戦績を誇り、現在は米国のInvictaで2連勝を飾っている。

 大会は当初は5月28日に開催予定だったがシンガポールで新型コロナウイルスによる感染症が拡大したため、結局約3カ月の延期となった。これについて平田は「何回も延期になったので、その分いい練習の時間になりました」、アンダーソンも「私もイツキと同じ意見です。前向きにとらえることしかありませんでした。 ONEと契約してから5月の試合まで準備期間は8週間しかなかったからです。フルタイムでの格闘家になったばかりだったので都合が良かったです。これまでは病院で働いてきたので。この3カ月間はトレーニングに集中することができて、私にとってこの期間は大いに役立ちました」とともに前向きにとらえた。

 また格闘家として戦う一方、これまで病院に勤務していたというアンダーソンは「このパンデミックの影響で長い間、戦うことができなかったという選手も多いと思います。でも私は、パンデミックの期間にコロナ感染者の病棟で働いていていました。その経験は、精神的に私を非受にタフにしてくれました。12時間のシフトは本当に辛かったですが、困難に立ち向かってきました。精神面で強くなることができたと感じています。病院での仕事を退職して、格闘家に専念する機会を得たことでよりハングリーに、より集中して臨めるようになりました。どんなチャンスでも得られることは素晴らしいです」と昨年からのコロナ禍における状況を振り返った。

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