「RISE156」(3月27日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第4代フェザー級(-57.5kg)王座決定戦」で同級1位の平野凌我(MTS)と同級6位の梅井泰成(TEAM TEPPEN)が対戦し、梅井が2-0の判定で勝利を収め王座に就いた。
今回の王座決定戦は前王者・工藤政英の王座返上に伴い行われたもの。
平野は「英雄伝説アジアトーナメント」で3位の実績を持つ実力者。RISEには2020年から参戦し、初戦で篠塚辰樹にKO負け。3戦目でこの日の対戦相手の梅井に判定負けと結果が残せない時期が続いたが、以降5勝1敗。そのうち3KO勝ち、そして現在3連勝で今回の王座決定戦に駒を進めた。
対する梅井は空手、柔道、レスリングとさまざまな格闘技をバックボーンに持つファイター。平野からの勝利をきっかけにその後3連勝。その中には山川賢誠、宮崎就斗といった上位ランカーも含まれ、着実にランクアップ。今回のチャンスをつかんだ。