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新星・平良達郎が日本軽量級の実力者・前田吉朗を61秒でスリーパー葬【修斗】

2021.03.21 Vol.Web Original

タイトルマッチをアピール

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.2」(3月20日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで世界フライ級1位の平良達郎(THEパラエストラ沖縄)が同5位の前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組)と対戦し、61秒、スリーパーホールドで勝利を収めた。平良はこの勝利でプロ戦績を8戦8勝とした。

 平良はプロアマ通していまだに負けなしのフライ級の新星。前田はDEEPバンタム級とパンクラスのフェザー級のベルトを巻いたこともある日本MMA界の軽量級の実力者。平良は昨年11月に清水清隆を破っているのだが、前田と清水は練習仲間であり、前田にとっては弟分といえる存在。今回の試合は敵討ちの意味合いもあったのだが、平良が返り討ちにした。

藤井伸樹が修斗初参戦の後藤丈治との究極の削り合いを制す【修斗】

2020.09.20 Vol.Web Original

バンタム級タイトル戦線に再浮上

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.6 第2部」(9月19日、東京・渋谷O-EAST)のセミファイナルでバンタム級世界ランカーの藤井伸樹(ALLIANCE)が修斗初参戦となる後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)を迎え撃った。

 パンクラスで活躍していた藤井は2018年11月に修斗に電撃参戦。現世界王者の岡田遼、世界ランカーの魚井フルスイングといったトップクラスに連敗したものの、その後、元環太平洋王者の石橋佳大、齋藤翼に連勝。前戦では前回大会で安藤達也と環太平洋王座を争った田丸匠に敗れたものの、どの試合も殴り合い、削り合い、まさに死力を尽くした試合内容で修斗ファンのハートをがっちりとつかんでいる。

 対する後藤は今年4月に行われた「Road to ONE」で元修斗環太平洋王者の祖根寿麻に1Rで一本勝ち。それまでもパンクラスで4連続一本・KO勝ちを収めた強豪だ。

後藤丈治が怒涛の5連勝。工藤諒司は椿に完勝【Road to ONE】

2020.04.18 Vol.Web Original

修斗元環太平洋王者・祖根に一本勝ち

 Road to ONE実行委員会が主催する「Road to ONE:2nd」が4月17日、開催された。今大会は新型コロナウイルスの感染拡大の防止から無観客で開催された。

 修斗元環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻(ZOOMER)とパンクラスを主戦場とする後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)が第4試合で対戦した。

 祖根は現在4連敗中、後藤は現在4連勝中と好対照の2人。しかしキャリア的には元修斗環太平洋王者の祖根が実績で大きく上回る。

 試合は1R序盤からともにアグレッシブに攻め込んでいく。

 後藤が左ハイを放つが祖根はガード。祖根が右フック、右インローと放つと後藤は左ハイで反撃。

 離れて後藤が再度、左ハイを放つが祖根がかわす。ここに後藤が突っ込んだところで祖根の頭が後藤の左顔面に当たるアクシデント。ダウンした後藤に祖根がパウンドを落としかけたところでレフェリーがバッティングのジャッジで試合を中断する。

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