映画『恋を知らない僕たちは』(8月23日公開)の完成披露試写会が15日、都内にて行われ、主演の大西流星らキャストと酒井麻衣監督が登壇。窪塚愛流が告白した悩みに、猪狩蒼弥が真逆の悩みをぶつけトークを盛り上げた。
水野美波による同名コミックを原作に、思い悩み、時にはぶつかりながらも、それぞれの“本気の恋”に向き合う6人の高校生たちをリアルに描き出すラブストーリー。
海の日に合わせ、涼やかな浴衣で登壇した一同。大西は「皆さん本当に素敵で。撮影の時の制服と違って大人っぽく見える」。
大西が演じる主人公の親友を演じた窪塚愛流は「役のイメージカラー」という青と黒を基調とした落ち着いた色合いの浴衣姿。演じた役どころも「大人っぽい。高校生で、その包容力を友達にも彼女にもしてあげられる」と語っていたが、大西から「実際に会ってみたら赤ちゃんのようで。愛流ちゃんと呼ばれていました」、猪狩蒼弥からも「弟みたいで。オレの中で愛流ちゃんがヒロイン。守るべき対象でした」と言われ苦笑しつつ「(愛流ちゃん呼びは)恥ずかしいけど、愛されるに越したことないので」と大人な回答。大西も「メッチャ大人だった(笑)」。
そんな窪塚は「今だから告白できること」を聞かれると「クランクインからアップにかけて若干痩せていってた。役作りでいっぱい食べていたのに、ちょっと食べないとすぐ顔がこけちゃう」と明かすと、猪狩が「けっこう食べてたじゃん。あまり変わらない食生活で僕はブクブクと…。太りたかったってこと? ケンカ売ってんの?」
「この世の中には痩せたくても痩せれない人がいっぱいいるんだよ」と言う猪狩に、窪塚は「太りたくても太れない人だっていますよ」と反論。猪狩が「やっぱケンカ売ってんじゃん」と憤然とし、会場も大笑い。
そんな窪塚と猪狩だったが、撮影では「一緒に屋台にラーメンを食べに行った」と言い、猪狩は「本当は2人で行こうとしたんですけど、おつきの人と4人で。ありがたいことに若干知名度がある分、屋台ってハードルが高い。サッと言ってサッと食べるという、二度とないんじゃないかと。福岡を楽しみました」と九州ロケを振り返っていた。
この日の登壇者は大西流星(なにわ男子)、窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、志田彩良、酒井麻衣監督。