J-POP楽曲のカバー動画で一気に注目を集めたMaRuRiと、語学留学先からSNSを使って音楽配信していたRyugaの2人からなる男女ユニット・まるりとりゅうがが結成から3周年を迎えた。共感性の高い恋愛ソングで、SNS世代から圧倒的な人気を誇る2人のルーツと音楽への思い、5月から始まるツアーライブへの意気込みを聞いた。
「バズるまで」長かった下積み時代
幼い頃から声楽を学んでいた人見知りのMaRuRiと、弾き語り配信動画をアップしていた、オープンな性格のRyuga。ルーツも人柄も違う2人だが、デビューの前から「音楽で生きていきたい、バズりたい」という気持ちがあったという。
下積み時代から、Instagramの配信機能・インスタライブで生配信を行ってきた。リクエストのあった曲をカバーしたり、お題を募集して即興の曲を作ったりする様子を配信し続けた。
Ryuga「他の配信アプリからのお誘いもたくさんあったんですが、配信ライブの目的はまだ僕らを知らない人に僕らを知ってもらうことだったから。お金にならないとしても、人口の多いInstagramでの配信を貫きました。その結果、インスタライブ発ユニットなんて肩書きがついたんです」
MaRuRi「メジャーデビューしてからは頻度が減ってしまったけれど、インスタライブはこれからもずっと続けていきたい。自分たちを育ててくれた場所でもあるし、最も素でいることができる場所なので、とっても楽しい場所なんです」