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“みんなのアニキ”水波綾が決勝で愛野ユキを破り「東京プリンセスカップ」初制覇。9・22幕張メッセでプリプリ王者・渡辺未詩に挑戦へ【TJPW】

2024.08.26 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが8月25日、東京・後楽園ホール大会を開催した。シングルトーナメント「第11回東京プリンセスカップ」決勝戦は水波綾(フリー)が愛野ユキを破り、初制覇を果たした。水波は9月22日の千葉・幕張メッセ国際展示場展示ホール6大会で、渡辺未詩の保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦する。
 
 水波は2回戦で風城ハル、準々決勝で辰巳リカ、準決勝で荒井優希(SKE48)を倒して決勝進出。対する愛野は1回戦で大久保琉那、2回戦で中島翔子、準々決勝で上福ゆき、準決勝では今大会の“台風の目”となったザラ・ザッカーを下して、決勝にコマを進めた。水波と愛野はタッグを組んで、イッテンヨン(1月4日)後楽園でプリンセスタッグ王座を戴冠し、3月31日の両国国技館まで、ともにベルトを保持した間柄。

 開始早々、水波はショルダータックル連発で愛野を倒していく。そして、水波はコーナーに詰めて、マシンガンチョップの雨あられ。戦いが場外に転じると、愛野が突進をかわして、水波が鉄柱に激突。愛野は場外でサイドスープレックスを見舞う。リングに戻ると、愛野はダイビング・ショルダー、セントーン、エプロンでのヴィーナスDDTで攻め込む。水波は大外刈り、ギロチンドロップ、エルボー連打で反撃。愛野は愛と炎のフルネルソンにいくもエスケープ。愛野はヴィーナスDDT、サイドスープレックスの連発から、再び愛と炎のフルネルソンに入るも決められず。水波は裏投げ、スピアーからHOT LIMITを決めて3カウントを奪取した。

東京女子プロレスが新時代に突入。渡辺未詩が山下実優を破り、プリプリ王座を涙の初戴冠【TJPW】

2024.04.01 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月31日、2年ぶりに東京・両国国技館に進出し、「GRAND PRINCESS ’24」を開催した。デビュー7年目で24歳の渡辺未詩が山下実優を破り、プリンセス・オブ・プリンセス王座初戴冠を果たし、東京女子が新時代に突入した。
 
 6年前、山下とのシングル初対戦で完敗を喫した渡辺は努力を積み重ね、その差を少しずつ縮めてきた。2022年8月にはシングル最強決定トーナメント「東京プリンセスカップ」準決勝で山下に初勝利を収めた。そして、渡辺は1月6日、東京・新宿FACEでの次期挑戦者決定バトルロイヤルを制して挑戦権を獲得。2021年2月11日、東京・後楽園ホールで当時王者の辰巳リカに挑んで以来、3年ぶり2度目のプリプリ王座戦に臨んだ。

プリンセスタッグ王者の水波綾&愛野ユキが“熱く”王座防衛宣言「両国国技館で熱々に燃やし尽くして防衛したい」【TJPW】

2024.03.19 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月18日、都内で「GRAND PRINCESS ’24」(3月31日、東京・両国国技館)に向けて記者会見を行った。「でいじーもんきー(でじもん)」(鈴芽&遠藤有栖)を挑戦者に迎え、初V戦に臨むプリンセスタッグ王者のユキニキ(水波綾&愛野ユキ)から熱く防衛宣言が飛び出した。

 初戴冠を目指す「でじもん」の遠藤は「私たちは今までたくさん悔しい思いをして、その度にワンワン泣いてきて。でもあきらめずに何度も立ち上がって、やっとタッグトーナメントで優勝して。めちゃデカいトロフィーも手に入れて。そして、自信もついたし2人の絆も強くなった。これからもたくさん悔しい思いをするだろうけど、それ以上に私たちはうれし涙をもっともっとたくさん増やしていきたい。だから今回の両国国技館でのタイトルマッチ、そこでこのお二人。ツヨツヨで熱々なこの2人に勝って、最後、私たちがベルトを巻いてリングに立ってたら、でじもん、めちゃくちゃかっこいいと思うんですよ。だからその姿をみんなに見せたい」と話した。

 鈴芽は「でじもんはでじもんになる前、(前回の)両国国技館の第1試合で組んで戦っていたんですけど、その頃も息ピッタリではあったけど、まさかこんな大舞台で私たちがタイトルに挑戦することになるとは思ってもみなかったんです。でも有栖もさっき言ってた通り、悔しい思いを2人でたくさんしてきて、トーナメント優勝という大きな結果を2人で残すことができて。私たちはその思いもよらなかった大舞台に、今は自信を持って向かうことができています。私はずっと東京女子プロレスをつくり上げる一員になりたいと言い続けていて、このベルトを獲ることがその最前線に立つことだと思っているので、両国国技館で絶対にこのベルトを獲りたいと思います」と語った。

 受けて立つ愛野は「まずは両国国技館でタイトルの初防衛戦をやれることにめちゃめちゃワクワクしているし、楽しみで仕方ないです。その対角線上にいるのはでじもん。2人の自分にはない武器を持っているところとか、そういったものは勢いとかすごく身に染みて感じています。ですが、今のアニキと自分が負ける気はしないです。組めば組むほど言葉にしなくても伝わるみたいな、絆がどんどん生まれていってるなと思いますし。だからもっとアニキと一緒に私は戦いたいです。そのために両国国技館で、両国に来てくれた人、選手、両国国技館自体を熱々に燃やし尽くして防衛したいと思います。そして米国大会にも、今度やる(岡山・新庄村の)「がいせん桜プロレス」にもベルトを持っていきたい」と力を込めた。

 パートナーの水波も「1月にこのタッグのベルトを獲って、あっという間に2カ月が経ったなと思います。その期間、ユキと組む回数は少なかったかもしれないけど、その分、濃い時間を過ごしてここまできたと思っております。私はこのなかで唯一、東京女子の所属の選手ではありません。だからこそ、対戦相手のでじもんにも、組んでいるユキにも、そして東京女子を見てくれているお客さんにも、私にしかできない新しい風を吹かせることができると思っています。なので、まだまだユキニキのチャンピオンとして吹かせたい風はいっぱいあるし、3月31日、両国国技館ではそういうものと2人の熱さで防衛して、まだまだユキニキのチャンピオンロードを熱く熱く歩んでいきたいと思います。皆さん、まだまだ燃えていきましょう!」と熱くコメント。

 対戦相手チームの印象について、でじもんの鈴芽は「イッテンヨン(1月4日、後楽園ホール)では私たちは3WAYタッグで敗れていて。それから私たちがタッグトーナメントで優勝して、このタイトルマッチが決まってから前哨戦という形で何度もぶつからせていただいていて、結果がつかなかった時もあったし、私が負けたこともあったし。悔しい思いはどんどん溜まっていってるんですけど。それ以上にぶつかる度に私はこの2人の熱さがクセになっちゃうというか、どんどんどんどんヤケドしそうな熱さが大好きになってしまっていて、ワクワクが強くなっています」と述べた。

 ユキニキの愛野は「一緒に燃えてくれる相手は、戦っていてすごく楽しいので。そういう相手だなというのは前哨戦で感じました。有栖も鈴芽もすごく動き回るし、くるくる動き続けられたら、ちょっと手に負えなくなる瞬間があるんですけど、それはこちらの力でなんとかするとして。でもさっき鈴芽が“東京女子をつくっていく人になりたい。そのためにもベルトを持ちたい”と言ってて。その気持ちって私もずっと持ち続けているので、その志を持つ相手と高め合える相手なのかなと思っています」と分析。

 王座決定3WAYタッグマッチを戦ったイッテンヨンの時点で、ユキニキはタッグ歴が浅かったが、水波は「あのときと比べものにならないくらい、タッグ力は増してます。もう1倍2倍とか、3倍4倍ではない。100倍とか1000倍とか、そういう単位で増していると思っております」とチーム力アップにも自信を見せていた。

鈴芽&遠藤有栖の「でじもん」が涙のタッグトーナメント初制覇。3・31両国国技館でプリンセスタッグ王座に挑戦【TJPW】

2024.02.11 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが2月10日、東京・後楽園ホールで「第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」を開催。決勝戦で新世代の「でいじーもんきー(でじもん)」(鈴芽&遠藤有栖)が白昼夢(辰巳リカ&渡辺未詩)を破り、同トーナメントを涙の初制覇。「でじもん」は「GRAND PRINCESS ’24」(3月31日、東京・両国国技館)でプリンセスタッグ王者組の「ユキニキ」(水波綾&愛野ユキ)に挑戦することが決まった。
 
 イッテンヨン(1月4日)・後楽園で「でじもん」は白昼夢、水波組とのプリンセスタッグ王座決定3WAYマッチに出場して敗退するなど、これまでなかなかチャンスをモノにできなかった。満を持して今トーナメントに臨んだ「でじもん」は2回戦でらく&原宿ぽむ、準決勝で宮本もか&長野じゅりあを下して決勝進出。対戦相手の白昼夢は元プリンセスタッグ王者組で、第2回同トーナメント覇者。実績からすると、そう簡単には勝てない相手だった。

“令和のAA砲”がラストマッチで愛野ユキ&宮本もかに激勝。SKE48荒井優希は赤井沙希との一騎打ちを熱望【東京女子プロレス】

2023.09.19 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが9月18日、愛知・名古屋国際会議場イベントホールで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~名古屋公演~」を開催した。名古屋を拠点にする人気アイドルグループSKE48のメンバーでプロレスラーとしても活動する荒井優希がおヒザ元で、赤井沙希との最後の“令和のAA砲”を結成し、愛野ユキ&宮本もかに激勝。荒井は11月で引退する赤井に“最初で最後の一騎打ち”を熱望した。

 赤井と荒井は昨年4月9日の後楽園ホールで初合体し、同年7月9日、大田区総合体育館ではマジカルシュガーラビッツ(瑞希&坂崎ユカ)を破り、プリンセスタッグ王座を戴冠。その後、3度の防衛を重ねたが、今年の1月4日、後楽園でザ・ウエイストランド・ウォー・パーティー(マックス・ジ・インペイラー&ハイディ・ハウイツァ)に敗れ王座陥落。同月19日、新宿FACEでのタッグトーナメント2回戦で白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)に敗退。それ以来、2人はタッグを組むことはなく、赤井が11月12日、両国国技館での引退を発表。この日の名古屋大会が最後のタッグ結成となった。

昨年準Vの渡辺未詩が1回戦突破「今年こそトーナメントを勝ちたい」【東京女子プロレス】

2023.07.18 Vol.Web Original

 東京女子プロレス、真夏のシングル・トーナメント「第10回東京プリンセスカップ」の3日目が7月17日、東京・両国KFCホールで開催された。メインイベントでは昨年準優勝の渡辺未詩が愛野ユキを撃破し、準々決勝へ進出。「最高な東京女子で今年こそトーナメントを勝ちたい」と意気込んだ。

 試合はパワー対パワーのど迫力の攻防が繰り広げられた。終盤にはショルダーアタックの打ち合いからエルボーのラリー、さらにショルダーアタックを打ち合う意地の張り合い。先にブルドッキング・ヘッドロックを決められるも、渡辺はダブルスレッジハンマーの連打からレーザービーム一閃。愛野のショルダーアタックからUBVを仕掛けられたが、これを得意のティアドロップに切り返し、熱戦に終止符を打った。

インターナショナル王者・辰巳リカが愛野ユキとの“熱闘”制しV4「私だけじゃなく、ユキも輝いてた」【東京女子プロレス】

2023.07.09 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月8日、東京・大田区総合体育館で夏の祭典「SUMMER SUN PRINCESS ’23」を開催した。インターナショナル・プリンセス(IP)王者の辰巳リカが愛野ユキとの文字通りの熱闘を制して、4度目の防衛に成功した。

 愛野は持ち前のパワーを生かし、ショルダータックル、セントーン、ブルドッキングヘッドロックで攻め込む、場外に転じるとサイドスープレックスを敢行。辰巳は足に的を絞り、ドラゴンスクリューから足4の字固めで締め上げた。立て直した愛野はエプロンの辰巳を強引に抱え上げて、サイドスープレックス。そしてヴィーナスDDTを見舞った。辰巳はスリーパーからドラゴンスリーパーで反撃も、愛野は力で振り切って脱出。辰巳は再度スリーパー、ドラゴンスリーパー、さらにホワイトドラゴンスリーパーで決めにいくも、ロープエスケープ。愛野はショルダータックルを繰り出せば、辰巳はヒップアタック。ツイスト・オブ・フェイトを決めた辰巳は、ミサイルヒップを叩き込んで勝負あり。

IP王者・辰巳リカが愛野ユキとのV4戦に自信「完全に見切りました。なので私が最後に残りたい」【東京女子プロレス】

2023.07.06 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月5日、東京・渋谷区のAbemaTowersで夏の祭典「SUMMER SUN PRINCESS ’23」(7月8日、東京・大田区総合体育館)に向け記者会見を行った。挑戦者・愛野ユキとのV4戦に臨むインターナショナル・プリンセス(IP)王者の辰巳リカが自信をみなぎらせた。

 6月11日、後楽園ホールでの遠藤有栖との次期挑戦者決定戦を制して挑戦権を得た愛野は、満を持して辰巳に挑む。

 愛野は「挑戦表明をしてから約1カ月、いろいろ考えたんですけど。やっぱり私にあるのは“もっと強くなりたい”“もっと熱くなりたい”という気持ちです。それと今、私は戦ってる時が一番楽しいので。だから、もっと戦えるようにベルトを巻きたいです。熱くて激しいリカさんとIP王座にふさわしい、世界にとどろくような戦いをして、大田区に怪炎を巻き起こします」と意気込んだ。

 受けて立つ辰巳は「夏を終わらせにまいりました。このままユキとはお互いに燃え盛って、燃え尽きて。もうその後は優雅に涼しく過ごしたいと考えております。ユキとはプライベートでも仲が良くて、一緒にいる時間も多いし、よく知る間柄です。それにこの前の前哨戦3回を経て、もう完全に見切りました。なので私が最後に残りたいと思います」とキッパリ。

愛野ユキがIP王座奪取に意欲「全部をもって挑むので、辰巳リカさんには全部を出す必要があると思わせたうえで勝ちたい」【東京女子プロレス】

2023.06.27 Vol.Web Original

“バーニングヴィーナス”愛野ユキ(東京女子プロレス)が初のシングル王座獲りに燃えている。愛野は東京女子の夏の祭典「SUMMER SUN PRINCESS ’23」(7月8日、東京・大田区総合体育館)で、辰巳リカが保持するインターナショナル・プリンセス(IP)王座に挑む。

 2020年11月7日には実姉・天満のどかさん(卒業)との姉妹コンビ「爆れつシスターズ」でプリンセスタッグ王座を奪取し、2021年4月まで同王座に君臨。昨年3月に姉が卒業し、独り立ちを迫られた愛野は辰巳からベルトを奪えばシングル初戴冠となる。

 その愛野に姉が卒業した後のこと、今回のIP王座戦への意気込みを聞いた。

愛野ユキが遠藤有栖を破ってIP王座挑戦権を奪取し、7・8大田区で王者・辰巳リカにチャレンジ【東京女子プロレス】

2023.06.12 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月11日、東京・後楽園ホールで「STICK OUT ’23」を開催した。メインイベントでは愛野ユキが遠藤有栖とのインターナショナル・プリンセス(IP)王座次期挑戦者決定戦を制し、挑戦権を獲得。夏の祭典「SUMMER SUN PRINCESS ’23」(7月8日、東京・大田区総合体育館)で王者・辰巳リカに挑むことが決定した。

 キャリアで上回る愛野がショルダータックルなどパワーで攻め込めば、遠藤はドロップキックの連打、磐梯山で対抗。場外で愛野がリングの角にボディースラムで叩きつければ、遠藤は鉄柱攻撃、エプロンからの鶴ヶ城で逆襲。愛野はエプロンにいた遠藤を強引にサイドスープレックスで投げると、セントーン、ジャンピング・ショルダータックルと猛攻。それをしのいだ遠藤は執ようなキャメルクラッチでギブアップを奪いにいくも、愛野はなんとかエスケープ。耐えた愛野はブルドッキング・ヘッドロックからヴィーナスDDTを決めて3カウントを奪った。

愛野ユキが岡山凱旋試合で勝利を挙げ故郷に錦。「みんなの優しさ、温かさに支えられてやっていけてます」と涙【東京女子プロレス】

2023.01.09 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが1月8日、岡山コンベンションセンターで「TJPW CITY CIRCUIT WINTER~岡山公演~」を開催し、地元凱旋の愛野ユキがメインイベントで勝利をつかみ、故郷に錦を飾った。

 過去2回の凱旋興行では姉の天満のどか(引退)、中島翔子とのトリオ「東女特撮部」で出陣してきた愛野は今回、中島とのコンビで辰巳リカ&上福ゆき組と対戦した。

 のどかを土台に愛野、さらに中島が肩車で連なる「合体」は成功を見なかったが、今回は愛野に中島が肩車で乗る「合体」を披露。バランスは保てたものの、上福のサミングが届いてしまう背の低さを露呈して失敗に終わる。しばらくローンバトルを強いられた愛野だが、ショルダーアタックでピンチを打開すると、代わった中島が躍動。愛野が上福にサイド・スープレックスと同時に中島も辰巳にノーザンライト・スープレックスを発射。中島が場外の辰巳をトペ・コンヒーロで釘付けにすると、愛野が上福にヴィーナスDDTを決めてフォールを奪った。

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